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アメリカ旅行記その23

どうも床下です。

 


この長々と続いたアメリ旅行記も今回が最後です。

ノリで始めてしまったわけですが、思ったよりも長くなってしまい、最後らへんはめちゃくちゃ負担でした。

俺は文章を書くときいつも起承転結の結が苦手で最後を上手くまとめられた試しがないんですが、今回の旅行記はどうでしょうね。

 


前回のあらすじ

ロサンゼルスでのアメリカ旅行最後のディナーも終え、眠りについた床下一行。

ついに日本へ帰る日が来た。


6日目【Los Angeles〜Japan】

朝ごはん

目が覚めると、乾燥で喉が痛い。

アメリカのエアコンはとにかくめちゃくちゃに水分を奪ってくる。

飛行機の時間は10時ごろだったので、7時半ごろには目を覚ました。

飛行機(特に国際線)となると、預け荷物やらチェックインやら保安検査やら審査やら色々と手続きがあって早く行かないといけないというのがめんどくさいところである。

 

若干の二日酔いを感じながらも、男性陣はそそくさと準備を整え、フロントのロビーに向かった。

ロビーに着いた頃、女性陣から「今起きました」のLINEが届く。

運転はしない、土産選びは長い、朝は起きない、どうなってるんですか?!?!?!?

毎度のことだしこれまで大きな問題には発展してないから特に気にしない笑い話ではあるが、こうやって文章にしてみるとやっぱりちょっと腹立ってきたな。

 


ロビーでしばらく待っていると女性陣が来た。

朝食はホテル自体にはなかったが、ロビーのカフェスペースにクリスピークリームドーナツが売られていたため、女性陣の希望でそれを買って食べた。

日本でもさして食べたことあるわけじゃないが、やはりデブの本場*1アメリカのドーナツは一味違う気がした。

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朝食のクリスピークリームドーナツ。食べる罪悪感。


搭乗手続き

シャトルバスに乗り、空港まで向かう。

時間の猶予はそこまで無かったので、早々に預け荷物やチェックインの手続きを済ませ、保安検査場に向かった。

保安検査は日本とさして変わらないのだが、何やら人1人入る大きさのスキャナーみたいな装置に通された。

アメリカももう終わりということですっかり油断していた俺は、スキャナーの中でしばらく同じポーズで静止する、ということを係員の説明から汲み取ることができず、係員が若干イラついているのが何となくわかったが、とはいえ特に問題は無く保安検査をクリアした。

出国審査にあたる尋問等は特に無く、記憶に残っていないくらいあっさりと諸々の搭乗手続きは終了した。

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さようならロサンゼルス。


最後のお土産選び

搭乗ロビーには多くのお土産屋や免税店が軒を連ねていたので、搭乗時間まで散策することにした。

先輩Aは免税店で喫煙者の友人用にタバコをカートンで買おうとしたが、免税と円安が相殺されて日本の通常料金と対して変わらないというバグが発生したため、結局購入はしていなかった。

女性陣は相変わらずばら撒き用や追加のお土産を選んでいたが、まあ言わずもがなこれがまた長いのよ……もう飛行機乗るだけだからいいけどね……。

俺は職場でばら撒く用のチョコレートを即座に買って用を終えてしまった。

ちなみにこのチョコレート、何か特別な味付けとかそんなことはなく、3〜4cm四方くらいのプレート型のチョコが個包装で20〜30個入っている。

付加価値としては包装に描かれているロサンゼルスの街並みのイラストくらいなもんで、まあ日本で売れば1000円前後といったところだが、これが3000円だった。

あんまり言っても貧乏くさいのでアレだし、お土産に値段を気にするのもちょっとダサいんですけど、それにしたってこのクオリティで3000円はたけーよ。*2

更にちなみに、奥さんが買ったお土産の中には、店によって同じ商品でも500円以上の値段差があり、奥さんは高い店で買ってしまっていた。

この旅行を通して、ガソリンスタンドのショップやスーパーなどでは特に感じなかったが、その他のショップに関してだけ言うとあんまりアメリカに良い印象を抱かなかったな。

商売臭が強いというかなんというか。

 


帰りの飛行機

そうこうしているうちに搭乗時間になり、帰りの飛行機へ乗り込み、アメリカを後にした。

色んな人から「海外旅行は行きの飛行機は辛いけど帰りは割と楽に感じるよ」と言われていたが、座席で寝るのが苦手な俺は「どっちも辛いよ……」という感想しか抱かなかった。

まあそれでも、往路より機内食は美味かっ

たし(写真は撮り忘れたけど何かミートボールにトマトソースとチーズかけたやつ)、映画を観たし(何を観たのかは忘れた)、往路で「どのタイミングで寝てどのタイミングで起きてるか」をある程度把握していたから多少は楽ができた。

驚くべきは先輩Bで、恐らくフライト10時間のうち、7割ぐらいは寝ていた。

まあ先輩Bはホテルやドライブ中も一番寝ていた時間が長かったので納得なのだが。

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これは奥さんが食べていたチキンソテーのレモン何ちゃらソースがけ。普通だった。


帰国

長いフライトを終え、一行は遂に日本に帰ってきた。

日本に帰ってきたら日本の匂いがするものかと思って気をつけていたが、アメリカに着いた時のような確かな匂いの違いは感じられなかった。

日本に着いてまず最初に嬉しかったのは、自販機があること、そして自販機にお茶が売られていること。

アメリカでは自販機は基本的にないしお茶もクソ甘い紅茶くらいしかなく、甘くない飲み物は水くらいしかなかったので、何気にこれが一番の感動だった。

アメリカ生活も悪くないと思っていたが、これは意外な盲点であった。*3

 


読者は知っての通りこの旅は本当にトラブルが少なかったのだが、改めて最終的に損失が発生したトラブルをまとめると

・先輩Bがキャリーにかけていたベルトが往路で行方不明になった

・先輩Bがラスベガスの夜に着ていた服をホテルに忘れてきた(本人はそこまで気にしていなかったが)

くらいであり、それ以外は特に大きな損失に発展しないという何とも出来すぎな海外旅行となった。*4

 


帰国後最初のご飯

しばらく日本食を食べていなかったこともあり、帰国後最初のご飯は成田空港から新橋駅前に移動してすしざんまいに行くことにした。

アメリカ帰りというのもそうだが、そもそも日本にいたって寿司なんて頻繁に食べるものでもないので、一行はこれでもかと寿司を食べまくった。

結果として、アメリカでは散々円安やら物価が高いやら言っていたくせに、結局この旅行で一番かかった食費はすしざんまいというオチになった。

しかしやはり寿司は美味い……。

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すしざんまいの寿司。

 

■解散

寿司も食べ終わり、一行は店を出た。

先輩Bと我々夫婦は都内在住なので新橋から電車で帰るだけだが、先輩Aはここから愛知県まで帰るという苦行が残っていた。どんまいです。

先輩A、Bと別れを告げ、自宅に帰った。

帰ったら荷物の片付けもせずにダラダラしてしまうもんだと思っていたが、意外と元気だったので後片付けをしてキャリーを棚にしまうまでした。(奥さんはダラダラしてたけど)

というのも、俺は翌日普通に仕事だったのである。

これまた仕事中はふわふわして集中できないもんかと思っていたが、全く余韻を引きずらずに普通に仕事してしまい、上司に「本当にアメリカ行ってきた?」と疑われてしまった。

どうやら俺はあんまり余韻に浸らない性格っぽい。(個人的には浸ってるつもりだけど行動には表れない方らしい)


終わり

さて、これにてアメリ旅行記は終了です。

全部読んでいただいた方々は長々とお疲れ様でした。(俺も疲れた)

先輩AとBはまだ独身ということもあって今回はこのような旅行ができたわけですが、それぞれが結婚したり、ましてや誰かに子供が生まれるとなってしまえば、こんな旅行も中々できなくなるかもしれないので良い機会でしたね。

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奥さんと俺が買ったお土産たち。

 

とはいえ、個人的にはハードな旅程だったり難易度が高そうな国の際はこのようなメンバー構成が重要であることを思い知らされました。

奥さんとは新婚旅行でヨーロッパに行こうかと話しているんですが、2人となるとどうしても旅程に限界がありますからね。

今回の旅行だって奥さんと2人だったらまず実現できませんでした。

 


ちなみに、現状今回のメンバーで仮に次に海外に行くならどこがいいかという話が上がっていますが、エジプトとボリビア(ウユニ塩湖)が挙がっております。

メンバーに新規加入されたい方は是非ご連絡ください。(8割くらい冗談ですが、2割くらいはマジで検討する可能性があります)

 


それではまた何かの記事でお会いしましょう。

*1:肯定的見解でありアメリカを批判する意図はございません

*2:でも多くの観光客が買っていた

*3:とはいえ普段は水ばっかり飲んでいますが

*4:こう見ると先輩Bもそれなりに不幸に遭っているな