どうも、ミルトンです。お久しぶりですね(毎回そう)。
「探究シリーズ」を始めたのが2022年の11月だったので、丸1年が過ぎたことになります。
「月一回くらい書けたらいいな」と言っていたけれど、実際のところ一年間で7回更新でした。まあ私ならそんなもんかな……。読んでいる方の期待値も低かったと思うので、それなりには書けたかなと思います。というか、そう思いたいだけなんだけれど。
今回は、少し前に「いま人生の岐路に立たされているな、もしかして……(倒置法)」という瞬間があったので、そのことを振り返る感じで書いていこうと思います。メーーーンも人生の岐路に立っているか~~~???(イエーーーイ)
おそらく2023年最後の更新になると思うので、テンションはあくまでも高めにいっくぞーーー!お付き合いください。
No.8_ 岐路についての探究
テーマを「人生の岐路」とするとちょっと重すぎるかもと感じたため、あくまでも「岐路」とした。が、実際は人生の岐路についての話。
まずは言葉の意味を確認しておく。
【岐路】
- 道が分かれる所。分かれ道。
- 将来が決まるような重大な場面。
- 本筋ではなく、わきにそれた道。
※「デジタル大辞泉」より引用。
ここで話すのは、2の意味の話になる。
11月半ばだっただろうか。仕事について、私の目の前に急に3つの選択肢が差し出された。
①今の職場で上司から「正社員登用が可能であることは知っているか」という話が出た
②前職の代表から改めて「社員にならないか」という連絡があった
③応募した校正の会社から採用テストがもうすぐ届く予定になっている
この3つが同時に目の前に置かれた時、「おお、今、私は岐路に立っている……」と思ったのだった。
さて、状況を整理していこう。
まずは①について。
現在は非正規社員の立場であり、入社した時から正社員になりたい気持ちはあった(給与面の安定のため)。しかし「今の部署にいるまま正社員になることはできない」と思い込んでいた。というか、別部署の先輩からそう聞いて、鵜呑みにしてしまった。でもそのおかげで別の道を模索し、校正の勉強をするに至ったのだが。
入社当時から「家族の引っ越しなどですぐ辞めるかもしれません」と言っていたこともあり(今思うと割と最低の言い分ね)、その頃からの上司が時々状況を気にしてくれている。まだ20代独身で働き盛りなのに、非正規のまま長年勤めるのはどうかというのも気にしてくれているのだろう。
「他の拠点では、(ミルトンと同じような立場のまま)正社員になる女性も増えている」という話だった。このまま正社員になれるんじゃんか~~~!!!と膝から崩れ落ちるような気持ちだったが、冷静なので「そうなんですね」と答えるに留めた。私の希望があれば推薦はできるというような言いぶりだった。
正社員になれば給与面は安定するが、責任はもちろん増すわけで、売上を上げろという指示が今までより強めに出るのだろうな~という予想はすぐに立った。会社としては当たり前だけどね。上司は、「上司の立場として一応勧めるが、個人的にはそこまで勧めない」というスタンスのようだった。
以前上司に「兼業をしてもよいか」と確認したこともあり、私の現状として「副業側の資格試験の結果待ちです」ということは伝えた。これ一本で食べている人もいるような職です、ということも伝えておいた。まだ資格の方がどうなるかが分からないので私からもハッキリ言えなかったけれど。
総括すると、正社員を勧められたというより、「こういうこともできるよ」という提案のような形だった。なので私もハッキリ返事はしていないが、あまり積極的ではないことは伝わったと思う。資格の方がうまくいきそうなら半年~1年以内には辞めることも考えたいので、それはそれでまた話を早めに通した方がいいんだろうなと思っている。
そして②について。
「まさか」という気持ちが大きかった。正直な話、あまり良い辞め方をしていないので、二度と声はかけられないだろうと思っていた。人手が足りないようで、非常に困っているということはひしひしと伝わってきた。
社長のことは今も尊敬しているし、困っているなら尚更力になりたいという気持ちはある。それはそうなんだけど、社長以外の人たちとの人間関係がうまく築ける気がしないので、それを自分の中の唯一で最大の理由として断った(相手には伝えていないが)。
業務自体は私が元々していたような事務仕事だし、以前とは被らない別のポストでどうかということで、業務だけなら楽しくできると思う。しかし、「嫌な辞め方をした社員が戻ってきて、どんな顔をして接したらいいのか」と全社員が思うだろうということは容易に想像できた。私がいた時の社員がほとんど変わっていればともかく、そんなこともなさそうなので……。
仕事って業務内容に適しているかどうかも大事だが、周りと良いコミュニケーションを取れるかどうかもかなり重要だと思う。そこがダメなら、きっとまた辞めることになりかねんという危惧。社内の誰とも接することなくできる仕事ならいいけど、そんなことはないのでね。
この誘いを断ってはじめて「自分で決めたな」と思った。社長にかなりお世話になっており、何か言われたらその通りにすることが多かったので、断った時は胸が痛かった。そしてこの時はじめて、「私って案外情にもろいんだな」と思った。
冷たいだとかドライだとか散々言われているし自分でも思うけれど、その割には結構情に流されてしまう。今回は流されなかった。良かった。流されたら相手にもまた迷惑をかけただろうから、自分で気付いて止まることができて良かった。
最後に③について。
結局はこの③の道を突き進むことにした。求人に申し込んでテスト到着待ちの状態で引き返すことなんて普通ないだろうけれど、テストに取り組む前に「本当にこの道を本気で進むんだな?」と問われた気がした。誰に?神さまだったり、自分だったりに。
テストが始まったらひたすら集中していたので、テスト前に大きな岐路に立ち、そこを乗り越えられたので良かった。乗り越えたからこそ、100%で集中できたんだと思う。
私の持つ特性の中で社会に何か活かせることがあるかしらと考えた結果、「違いにすぐ気付きやすい」から「校正士」を目指そう、ということにしたので、とにかく今は校正に力を注いでいきたい。もし実際やってみて、向いてねえ~〜〜となったとしても、本気で取り組めば自分の後悔は少なくて済むと思うので。
以上です。
ただの近況報告になったし、長すぎて誰も読まないし大丈夫ですか?(大丈夫ではない)
お付き合いいただきありがとうございました。
学生時代から「目の前のことをやっておけばどうにかなるだろう」という思考で人生を歩んできたなと思う。今まではそれで良かったのかもしれないけれど、これからは長い目で見ることも大事にして、自分で得た気付きに従って決め、道を切り拓いていくのが大事だよなと思っている次第です。
自分で決めることと周りに委ねることのバランスをうまく取っていきたいね、というまとめ。
少し早いですが、今年もありがとうございました。
良いお年を!!!