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アメリカ旅行記その18

どうも床下です。

 


この前たまたまネプリーグを観ている時、10人の若手俳優の写真と名前だけ並べられて「名前の読み方を答えよ」って問題があったんですが、5人ぐらいしか答えられませんでした。

昔から結構テレビっ子でどの番組がどの局でこの人はこういう名前でって結構詳しい方だったんですが、最近はめっきり観なくなったせいか、答えられなかったことが結構ショックでした。

こうしてみんな「老い」を感じていくんだね……。

皆さんはいくつ答えられますか?

桜田

・板垣李光人

鈴鹿央士

・清原果耶

松下洸平

黒羽麻璃央

蒔田彩珠

神尾楓珠

高杉真宙

杉野遥亮

 


前回のあらすじ

フラッグスタッフへ舞い戻り、お土産探しや街散策を楽しんだ床下一行。

Five guysで腹ごしらえも済ませ、引き続きフェニックスへ向けて車を走らせる。


4日目【Flagstaff〜Phoenix

寄り道

モニュメントバレーでもフラッグスタッフでもお土産選びに時間を要したとはいえ、そこまで時間が押しているわけではなかった。

というのも、4日目は基本的にノープランで動いており、最終目的地であるフェニックスにそこまで遅くならずに着けば良いからだ。

おまけにモニュメントバレーからフラッグスタッフの間でタイムゾーンを跨ぐため、往路とは逆に1時間巻き戻る形になるというのもでかかった。

そこで、我々はフラッグスタッフとフェニックスのちょうど中間ぐらいにあるセドナを訪れることにした。

 

セドナはグランドキャニオンやアンテロープキャニオンに勝るとも劣らないグランドサークルの一つであり、モニュメントバレーと同じような大きな砂岩が多数存在する土地である。

 

元々原住民にとっての神聖な土地で、儀式なども行われていたこともあってか、セドナは他のグランドサークルには無い「スピリチュアル」という特徴を備えている。

多くの名所があるのだが、それらは所謂パワースポットと呼ばれる場所であり、ヒッピーが多数存在した時代には多くの観光客で賑わい、毎週のように瞑想会などが開かれていたようである。

現在もその人気はそこまで衰えておらず、アリゾナ州グランドサークルの中ではグランドキャニオンに次いで観光客が多いと言われている。

 


フラッグスタッフからセドナへ向かう際は、日本の山間によくあるような比較的長い距離の峠道を下った。

ある程度下ると、森と赤い砂岩でできた大きな山と谷が見え始めてきた。

これまでの風景は割と「森」か「荒野」かの2択だったのだが、セドナはその両方を兼ね備えており、久しぶりに見慣れない景色が広がっていた。

ちなみにこの旅行では何度か「ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンみたいな景色だね」という会話があったのだが、実際にはセドナにある「サンダーマウンテン」という場所がモデルとなっているらしい。*1

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辺り一面こんな感じの景色


しばらく走ると、急に視界が開けて賑やかなストリートが見え始めた。

そこには多くのレストランやホテル、お土産屋が建ち並び、恐らくセドナの中心地であることが窺えた。

セドナは上述の通り「壮大な自然」に加えて「スピリチュアル」という観光要素を備えているため、他のグランドサークルよりも商人が目をつけやすいのだろう。

森と山と谷と突然現れる繁華街、加えて場所によっては別荘街のようなところまであったことから、日本で言うところの軽井沢に近い存在なのかもな、と思ったりした。

ストリートに面した駐車場に車を停め、辺りを散策する。

通りにはこれまでとは比にならないレベルで観光客がおり、この土地の人気さを実感する。*2

ショップは色々あるのだが、多くはパワーストーンや水晶、キャンドルといった如何にもな商品ばかりが並ぶ。

 

読者は薄々勘付いてるとは思うが、

床下にはスピリチュアルが分からぬ。

床下は、極東の島国の田舎町で生まれた一般的な現代人である。

けれども「スピリチュアルと称して民衆を騙すしょうもない商品」に対しては、人一倍に敏感であった。

と言った感じの男なので、まあ興味をもつはずもないわけです。

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ストリート。観光客でごった返していた。ライオンよりでかい犬も何故かたくさんいた。

 

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こんな感じの小綺麗なショップが建ち並ぶ

 

そこそこに散策し終えたところでフェニックスに向かおうと少し走ったところで、今度は少々大きめの商業施設のようなものが見えた。

こちらは先ほどのストリートよりも歴史を感じる建物が多く存在し、雰囲気も良かったことから女性陣の希望で再度立ち寄ることになった。*3

確かに建物の雰囲気は良く、如何にもアメリカ南部の歴史的建造物という感じだったのだが、商品は相変わらずスピリチュアルだったり、おまけに日本の印鑑を海外向けに売っている店などもあり「もう好きにしてくれ笑」となって写真を撮りながら女性陣の気が済むのを待った。

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中庭の噴水。若干のディズニーシーみがある。


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噴水その2


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知らん建物。説明具合で俺の興味のなさがバレてしまうな。


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路地裏。


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ちっちゃい教会。


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味のあるオシャレな階段。

 

その後、最後にセドナにある有名な教会に向かった。

ホーリークロスチャペルという教会で、砂岩に埋まるような形で存在するオシャレな教会である。

入り口に着くとちょうど閉館時間だったために、中には入れなかったので、適当に外から写真を撮るだけに終わった。

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ホーリークロスチャペル。悪者のアジト?

 

計画の段階ではセドナも観光地候補に入っていたのだが、他のグランドサークルを優先してボツになっていた。

思いがけずセドナに来たことで「俺としてはやっぱり観光地に入れなくて正解だったな」と思うなどした。

景色は綺麗なところも多かったが、人が多いし、スピリチュアルだし、ちょっと肌に合わない感じがした。(他のメンバーがどうかは知らん)

そんなこんなで一行はセドナを離れ、引き続きフェニックスへ向かうこととした。

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カヌレみたいな岩。


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カヌレみたいな岩と王冠みたいな岩。


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岩。(最悪の説明)


フェニックス

中途半端な文字数なので最終目的地であるフェニックスについて書いておきます。

フェニックスはアリゾナ州で最も大きい都市であり、その人口は160万人を超える。

 

また、産業としては工業系が非常に盛んであり、中でも半導体などの精密機械が得意らしい。

アメリカの工業といえばシリコンバレーを思い浮かべる人が多いが、負けず劣らずの実力であると言われている。

それもあってか、調べるまで知らなかったのだが、フェニックスは国際的に見ても非常に発展した都市であり、世界で影響力の高い都市を判定する「グローバル都市指標」では87位にランクインしている。

ちなみに東京が4位、大阪が47位、名古屋が75位、横浜が90位なので、おおよそ横浜や名古屋と同じレベルということになる。

 

気候は1年を通して温暖で乾燥しており、夏には50℃近くにまで気温が達するが、非常に乾燥しているため過ごしやすいと言われている。(また始まったよ、乾燥第一主義)

ちなみに日本の姫路市姉妹都市提携をしているらしい。

姉妹都市ってどういう基準で提携してるのか気になって調べてみたら、どうやら

・地理的環境の類似性

・規模感の類似性

・盛んな産業の類似性

・産業や歴史の観点から利益関係が成立していること

らへんのどれかが当てはまっているかどうからしい。

姫路市を調べてみると化学系の大手企業の工場が多数あったり、東芝半導体工場があったりするので、多分産業メインかな?


本日はここまで。

姉妹都市クイズとかやったら面白そうだから今度の旅行でやってみようかな。(難しすぎるか)

皆さんも自分の住んでる土地の姉妹都市を調べてみてはいかがでしょうか

*1:ビッグサンダーマウンテンってもっと荒野っぽくない?サンダーマウンテンは森がないのだろうか

*2:実際、セドナはスピリチュアルスポットとしてアメリカ随一らしい

*3:後になって調べてみたところ、ここはテラカパキ・アーツ&クラフト・ビレッジという工芸品ショップやレストランやアトリエがあるショッピングモールだった