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寂しさについての探究

ミルトンです。

新しく不定期連載を始めようかな〜と思い筆を取りました。

これまでは「今週のヨブンのこと」「【対談書き起こし】ミルトンの部屋」をしてきたけれど、やはり何か括りがあった方が書きやすいよなぁと。

ちなみに「ヨブンのこと」はラジオ自体が終わっちゃったので私が書かない間に連載不可能になってしまったし、「ミルトンの部屋」はついこの前2回目をやったばかりなので連載と言うにも微妙だけど、そういう体にしてしまおう、ね!

個人ブログは日々思うことをつらつら書きたいんだけど、ここでは何故かテーマを決めたことを書きたくなるのよ。

 

 

今回は『探究』シリーズ。

私の占いとか性格診断とかをすると必ずといっていいほど「一つのことを深く突き詰めることが得意なので研究者などに向いています」のようなことを書かれる。全然研究なんてしたことないけどね。

でも確かに、自分の中で納得するまで色々考えを巡らせることはよくしているような気がして、そんな自分の探究の一部をつらつら書くようなものにしようと思っている。お付き合いください!

 

 

 

No.1_ 寂しさについての探究

 

最近「寂しい」という言葉を聞くと、おや?と過剰反応してしまうので今回テーマに選んだ。一つ前の記事でアイちゃん(アインシュタインの人)が「寂しい」という単語を連発していたことにも影響を受けて。

 

私は数年前まで、「寂しい」という感情が理解出来なかった。寂しいことはあったんだろうけど、「自分のこの感情が寂しいという感情であることが理解出来ていなかった」と言うのが正しい。

理由として考えられること

  1. 幼少期の体験による影響
  2. とにかく忙しかった

 

小学生の頃に、母親が大人だけの集まりに参加するために会議室のような場所にいて、私を連れて来たのはいいけれど構うことが出来ないという状態だった。まあそれはそう。

私への選択肢として、部屋の隅で大人しくしておくか隣にある公園で遊んでおくかの2択を提示してくれた(朧げな記憶)。私は部屋で大人しく縮こまっているよりは例え一人だとしても外で自由に遊び回れる方がいいと思って、公園で遊ぶことを選択した。この選択がかなり私らしくて笑える。

私はこの経験により、「寂しいと嘆いても状況は変わらない」ということを学習してしまった。実際に2〜3時間程は一人知らない公園に放置されていて、寂しさを強く感じていたと思うが、今一人で泣いたって仕方ないので公園でとことん遊んでやるという気持ちだった。腹括ってて本当かっこいいよね〜(自分で言うことではない)。途中で知らない子が話しかけてくれて一緒に遊んだので、ずっと一人きりではなかったけどもね。

 

そして社会人になってからは、とにかく忙しかった。「寂しいよ〜」と嘆く暇がそもそも無かった。一人暮らしをしていた頃は近くに家族やすぐ会える友人がいなかったので寂しいと言えば寂しかったのかもと今なら思えるけれど、当時は「一人最高〜!」としか思っていなかった。能天気野郎。

当時、恋愛相手を探していると話したら友人から「寒いから人肌恋しくなるよね〜」と言われたが正直全然ピンと来ていなかった。ごめんね。ここで謝っておく。それくらい寂しさは無縁な感情だった。

 

 

そんな私の寂しさが突然爆発したのは、結婚して相手と一緒に住み始めた時。新婚なのに会えない時間が多すぎて、これまでの人生になかった「寂しい」という感情が唐突に爆発して自分でも訳が分からなくなっていた。今まで蓋をしていた感情なのでそれはそうなるよな、と思い返して感じる。

本当に理解出来るようになったのは最近のこと。最近は自分で「あ、これは寂しいんだな」と分かるようになってきたし、寂しさの対象相手がいるならそのまま「寂しいです」と言うこともある。超進歩……!転勤する先輩方に対して寂しいですってきちんと言えている!!偉い!!!自画自賛!!!

 

 

これらの経験による結論として、寂しいと感じる気持ちは悪ではないし、自分が寂しい時はそれを認識することが何より大事だと思うようになった。寂しいと自認して、さらに相手に伝えられたら、もう寂しさの5割は解消されたといっても過言ではないと今の私は思っている。

 

寂しさの解消=自認+相手との共有

※相手が負担にならないような言い方にはめちゃくちゃ気を配ってはいる。

 

 

ここ1ヶ月くらい仕事が暇で、どうしても暇だと寂しさが顔を出すので面倒なんだよねーー。毎年秋は寒くなるのもあるのかな、やや寂しいみたいな気持ちがあって、こういう対象相手が居ない寂しさが私的には結構面倒くさいのよ。相手がいないと発散もできねぇ。

周りの友人が家庭を持ったり仕事が忙しかったりで、自分より忙しい人が多くなってきたのも寂しい理由なのかもしれない。結婚の時も相手の方が忙しくてそれで寂しかったし、自分より忙しい人を相手にする時に寂しさを感じやすいのかもしれない。

 

 

ということで解決策

  1. 忙しい状態に身を置く
  2. とはいえ時期で波はあるので、忙しくなくなった時に取り組むことを決めておく
  3. 同じくらいの忙しさの友人を持つ

 

いま、比較的時間に余裕があるので、本当はもっと忙しい状態になりたいんだけどね。精神的な回復のためにあえて余裕を持たせているので、もう少しその状況は続くかな。本来は忙しい方が性に合う。性に合うっていうか、忙しい状態の方が自分で自分の操縦がしやすいという感覚。

余暇に取り組むことは、また何か勉強をしようかなーというのは考えている。まず本を買わないとね。よく知っていることをやるよりは、知らないことに取り組む方が飽きないので私に向いている。

自分の忙しさに波があるように、友人らも忙しさに波があるのでなかなか難しいよね。こういう時は同じ職場の人ならほとんど同じ波なので合わせやすくて有難い。仕事が暇な時期にこそ、職場の人と遊ぶ予定を入れるようにしよう。

 

 

 

以上です。

長いか?まあ探究というくらいなのでね。

また何か探究したいことが見つかったら書こうと思います。