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台湾旅行記その3

どうも床下です。

 

この前友人の結婚式に出席した時、ちょっと派手めのネクタイをしていったんですよ。派手めとはいえ、今までにもそれをつけて結婚式に出たことは何度もあるし、それで誰かに注意されたこともないし、いうても小物だから悪目立ちするようなもんでもないやつです。

でも今回出席した結婚式では同じく出席していた友人たち数人に「お前、そのネクタイで結婚式はあかんやろ」みたいなことを冗談混じりで言われました。

最初は「いやいやこんなん最近じゃしてる人多いし別に普通でしょ、そもそも誰も見てないって」と軽くあしらっていたんですが、結構な回数いじられたのでちょっとイラついてしまって「そんなん言ったらお前ら全員腕時計してるけど、時間を気にするようなものを身につけるのは本来結婚式ではマナー違反だからな」と言ったらちょっと微妙な空気になってしまいました。

この話のポイントは、結婚式のマナーは完璧にしましょうではなく、他人を指摘していじり倒すのはやめましょうということでもなく、人の振り見て我が振り直せということでもないです。

30過ぎにもなってちょっと派手めなネクタイをつけて結婚式に出席して「俺はちょっと普通とは違うぞ」感を演出しようとした上、それをいじられたくらいでイラついて逆に相手の間違いを指摘して溜飲を下げる器の小さい男がこの記事を書いている、ということです。

 

というわけで、台湾旅行記3日目です。

2日目:台湾旅行記その2 - MOSIKASITE

 

3日目 日月潭阿里山→台南

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早朝の日月潭

日月潭の潭は湖のことを指します。何でも、湖の形が三日月と太陽をくっつけた形に見えることからこの名前がつけられたとか。なので英語だとSun Moon Lakeと書きます。オシャレと感じる人とダサいと感じる人がちょうど半々で割れそうな名前ですね。

 

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んーーーー……、まあ……、うーーーーーん

という感じですかね。まあ昔の人が目視で見た時にそう見えたんでしょうなぁ。

 

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湖岸へ向かう道には多くのお店が並んでいます。我々は夜と早朝しか滞在しなかったので、賑わっている姿は全く見られませんでしたが。

 

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ホテルの部屋のベランダからも一枚。対岸にもちらほらホテルが見え、湖周辺が観光地であることが伺える。標高も割と高いし、台湾だってのに空気は澄んでいてわりかし涼しいから、避暑地みたいな感じなのかなぁ。

 

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ホテルの朝食バイキング。

これが想像していたよりかなり豪華で、朝食付きにして正解でした。ゴキブリもいないし。

ルーロー飯の実績解除をまさか朝食バイキングですることになるとは思わなかった。

朝食を食べ終え、我々は次の目的地、阿里山へと向かいました。

 

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阿里山に到着。

阿里山は山というよりは日月潭を南下した先にある阿里山山脈一帯のことで、要は日本で言うところの上高地のようなものです。我々夫婦は大して気になっていなかったのですが、大自然大好き男こと先輩Aたっての希望で観光予定地にピックアップされました。

 

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阿里山入り口付近の駐車場に車を停め、食堂でランチ。左側が鶏肉煮込みで、右が豚角煮。写真の通り丼とワンプレートがあり、俺はワンプレートを頼んだんですが、これがめちゃくちゃ量が多くて死にかけました。味は普通に美味い。

 

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山道から見える景色。先輩Aには悪いんですが、この時点で俺は若干飽き気味。


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なんかの跡。なに?


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でかい切り株は多少テンションが上がる。

 

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良さげな道路


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阿里山名物の一つである山脈鉄道。現在は線路の復旧作業とやらでめっちゃ短い区間しか運行していない。

ところで、子供が生まれた同僚や友人からの話を聞いたり、SNSを見ていたりすると、最近の世の中の男児って電車にハマりすぎじゃない?

俺が子供の頃、電車にハマってる友達なんて1人もいなかったし、もちろん俺もハマった記憶がない。

まあ、俺の故郷は最寄り駅まで歩いて1時間かかるような田舎の住宅街なので、都市圏で生活している家庭特有のものなのかねぇ。

というわけで阿里山の鉄道を見ても大してテンションは上がりませんでした。

もう一つちなみにですが、阿里山は日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木が「五大奇観」として有名なんだとか。鉄道しか見れなかったし天気が悪かったのもあるかもしれんが、俺の中での観光地ランキングでは阿里山富岡製糸場とどっこいどっこいです。

 

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駐車場付近にある台湾茶の専門店。

阿里山付近では茶葉の栽培が盛んなようで、阿里山烏龍茶と呼ばれる知る人ぞ知る名物なのだとか。

このお店ではお金を払ってお茶を淹れてもらい、テイクアウトする形になっていたのですが「茶葉を買うなら試飲もできるよ!」と熱心に営業され試飲することに。

現地では7番煎じくらいまで飲んで、その都度変わる味わいを楽しむのが普通らしく、試飲なのにえげつない量のお茶を飲まされました。(でも美味しかった)

ちなみに日本へ帰る時、台北空港の免税店で「阿里山」という銘柄のタバコが何種類もありました。葉タバコの栽培も盛んなんすねぇ。

 

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写真では分かりづらいんですが、時間が経つにつれて雲行きが怪しくなり、駐車場に着く頃にはスコールのような大雨が降っていました。

車に乗った後は先輩Aの運転で山を下って台南市に向かったんですが、尋常じゃない濃霧で、運転していない俺でも恐怖を感じ、爆睡している女性陣も起きるレベルでした。

 

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台南市のホテルのフロント。

台南市は台中や台北に比べると建物が低めで地方都市感が強かったんですが、このホテルだけ異様にオシャレでした。

どうでもいいけどホテル入り口の自動ドアが開くと屋内から屋外に向かって強風が吹く仕様になっており、なに?となった。虫除けか?


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部屋の入り口。


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8Fは共有スペースになっており、写真のような読書スペースやキッチン、ランニングマシンなどが置いてあり、これまたオシャレ。


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ジャズをテーマにしているようで、そこらじゅうにレコードや写真のようなポスターがありました。

 

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少々休憩を挟み、街へ繰り出す。

一際目立つ排骨飯のお店。(行かなかったけど)


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それっぽい路地。台南はこういう裏路地っぽいのが多かったかも。

 

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夕飯はいくつか候補があったんですが、運悪く開いていないお店が多く、腰を落ち着けるまでに結構難儀しました。台南はもうちょっと計画を練った方が良かったですねぇ……。

写真は台南名物の担仔麺という料理。エビの出汁が効いたスープにひき肉など最小限の具のみがのった辛くないあっさり坦々麺という感じ。味はまあ普通。


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流石に担仔麺だけでは足りんということで日本でも人気の炸鶏排をテイクアウト。そりゃあね、鶏肉揚げてるんだから不味いわけないのよ。とはいえここの炸鶏排は結構美味い気がした。

どうでもいいけど日本でも台湾でも大鶏排と書く店と炸鶏排と書く店があって、どっちなん?

調べてみると炸は揚げるって意味で、鶏排は鶏の唐揚げを意味するらしい。炸鶏排は唐揚げの揚げ物ってことかい?

 

3日目、以上です。