どうも床下です。
好きな俳優や有名人が、自分視点だとマイナスに感じるような一面を垣間見せた時、俺は割と冷めてしまうんですが、皆さんはいかがですか?
例えば昔は真木よう子の顔が大好きだったんですけど、一昔前のホスト狂いの記事とか最近の諸々を見ていくうちに全然好きじゃなくなってしまいました。
他にも、木村拓哉が好きだけどクイズ番組に出ている時は観なかったり(思ってるよりアホなのでそれを見て嫌いになりたくないので)、ネタをやってた頃は好きだったけど売れてから他のクリエイティブ活動ばかりにかまけている芸人を嫌いになったり、変な政治観を振りかざしている俳優を見て萎えてしまったり、などなど。
これは多分俺が年々大人になっている証拠で、この事実は嬉しくもあり、反面ちょっと気持ち悪かったりする。
上記で挙げたような例って、要は「置かれた場所で咲きなさい」とか「倫理観」とか「郷に行っては〜」とかの話なわけで、そんなものを画面の奥にいる他人に求めるのって如何にもつまらない大人って感じじゃないすか?
俺は大して優等生な人生は歩んでいないのでもちろん若い頃は「つまらない大人にはなりたくない!」という気持ちが強かったわけですが、今は自分がそうなりつつあることを一部は喜んでしまっていて、何だかモヤモヤしています。
とは言え俺は割と小学生くらいから将来の夢みたいなものが無かったし何かに熱中した経験もほぼ無いので、元々つまらない人間だったのかもしれないですが。
何でこんなことを考えるかっていうと、「映像研には手を出すな」の漫画を読んだからです。読んだ奴は全員俺みたいなモヤモヤを抱えるので読め。
さて、台湾旅行2日目を振り返りましょう。
前回https://meeeeeeeeen.hatenablog.com/entry/2024/05/10/123900:ambed
朝の台湾のバイクの群れ。これは序の口で、実際にはもっとたくさんのバイクが生息しています。しかも台湾には原付の文化が無いのか、どれも125cc以上はありそうな感じなので割と恐怖感が強かった。
ちなみに前回書き忘れたんですが、4月下旬ごろの台湾は梅雨時で雨が多く、日本にいる時に見た天気予報でも連日雨だったんですが、実際に行ってみると割と晴れでした。帰ってきてから何かの記事を見たんですが、台湾の天気予報は割と外れるので信用するなという文言が…何やねん。
先輩Aと合流し、アメリカと同様にレンタカーを借りた。台湾は左ハンドル右車線でおまけに大量のバイクという感じなので、市街地の運転はアメリカよりもかなり難易度高めでした。(台北を運転したのは先輩Aですが)
余談ですが、台湾で運転するには日本の免許証とその中国語翻訳書類が必要です。中国語翻訳書類はJAFに事前申請してセブンイレブンでネットプリントするんですが、俺はこのネットプリントを完全に忘れてしまうミスをしました。
ただし台湾でも日本台湾交流協会という実質的な大使館のようなところで申請ができるため、他のメンバーはホテルへ荷物を取りに行き、俺だけ交流協会へ行って取得しました。
待ち時間が割とあったので近くのスタバに行ったんですが、アメリカの時と同様にスタバは日本と同じ感じでした、街中にめちゃくちゃあるし。もはや海外旅行で郷愁を感じたらスタバに行くのが1番いいんじゃない?というレベル。
奥さんがコンビニで買ってきた鶏肉飯のおにぎり。まあツナマヨのマヨ無し台湾風味という感じ。
車で台中市街地に向かい、人気の牛肉麺のお店へ。小籠包と炒飯と空芯菜の腐乳炒めも注文。
小籠包と炒飯は普通、空芯菜は普通に炒めた方が好きといった感じで可もなく不可もなくだったんですが、牛肉麺は美味かった。個人的にはこの台湾旅行で一番。ソーキそばの牛肉版みたいな感じでした。
昼食後は同じく市街地にある宮原眼科というお店へ。宮原眼科は日本統治時代の台湾において日本人眼科医の宮原さんが建てた病院で、しばらく病院として使用された後、放置されていた建物を台湾で人気の日出グループという菓子店が買い取って改装したお店で、要は眼科と呼ばれているけどお菓子屋です。
内装は写真の通り恐らく建設当時の面影は微塵も無く、ハリポタインスパイア系と化している。
台湾茶やらチョコレートやらクッキーやら色々売っているんですが、一番有名なのは台湾土産の代名詞でもあるパイナップルケーキ。他のお菓子屋のパイナップルケーキも食べた感想としては、確かにここのパイナップルケーキは明らかに実力が一段上です。
宮原眼科ではアイスクリームもテイクアウトで食べられるんですが、恐ろしい行列だったので諦めて台湾茶をテイクアウトすることに。ここで飲んだ烏龍茶がめちゃくちゃ美味かったです。
余談ですが、台湾では烏龍茶などにも砂糖を入れて飲むようで、コンビニに並んでいるペットボトルのお茶には日本のコーヒーの如く「加糖」とか「無糖」とか書いてありました。普通に無糖の方が美味いです。
一旦、台中市街地を離れ、西側沿岸にある高美湿地と呼ばれる観光地に。
台湾のウユニ塩湖と呼ばれているらしいですが、実際に見た感想としては「え?あぁーまあそうね、言われてみれば確かに……いや!うーーーん……」くらいです。
一帯は歩道が綺麗に舗装されており、湿地には大量のカニとたまにサギっぽい鳥がいて、「湿地だねぇ」って感じ。
近くに風力発電がたくさんありました。
余談ですが駐車する場所をミスったのか、高美湿地のメインと思しき場所まで30分くらいひたすら歩かされました。到着したら周りに駐車場らしき場所もあったので普通にミスった。お気をつけください。
メインと思しき桟橋。この桟橋がまたなげーーーんすわ。
桟橋の終点。恐らくここがウユニ塩湖と呼ばれる所以。人がめちゃくちゃいて何のこっちゃという感じ。
高美湿地の観光を終え、台中市の東側の山間を抜けてたどり着く日月潭という湖のほとりにあるホテルへチェックイン。(写真はロビー)
到着したのが19時半ごろ、辺りは真っ暗で景色など何も分からんので日月潭の説明は次回ということで。
余談ですが、このホテルのロータリーみたいなところで俺は車のバンパーを思いっきりへこませてしまいました。何かに乗り上げたかな?くらいの感触だったのですが、フロントから出てきた先輩Aが「うわーこれはやっちまったよ」という顔をしており、事の重大さを悟りました。(残念ながら写真を撮り忘れた)
人生初の自損事故が台湾というのは、まあそれはそれで記念になると考えましょう。
てなわけでしばらく一行は「一応レンタカー屋で免責補償の保険入ってたけどこれ全額補償されるんかな」という話題で持ちきりになりましたが、返さないことには分からんねということで一抹の不安を抱えたまま旅を続けることになりました。
夕飯はホテルに着いてから考えるということで、なるべく周りにお店の多いホテルを予約したんですが、日月潭は割と田舎で日中しか観光客もいないため、我々が着いた頃には全てのお店が閉まっていました。
しょうがないので唯一*1開いていたコンビニで弁当などを買い込み、ホテルで食べることに。
まあ、台北では見かけなかったのにコンビニに向かう道中で結構な回数ゴキブリに遭遇したので、お店に行かなくて正解だったのかもしれない*2
個人的には異国の他のコンビニ弁当を食べるのはそれはそれで観光だよなと思っているので普通に満足でした、普通に美味かったし。
1日目に食べた牡蠣オムレツ味のポテチ。うんまあ美味いけど、牡蠣オムレツ味とは……?
余談ですが、男女で部屋は分かれており、夕飯は男側の部屋で食べたんですが、何かの用事があって1人で女性側の部屋に入った時、俺は見つけてしまったのです、G-Babyを。*3
俺は静かにティッシュを手に取り、近年稀に見る素早い動きで彼奴を手中に収め、健康診断ぶりの握力測定で息の根を止め、一見すると丸めたティッシュにしか見えないそれをそっとゴミ箱に捨てました。
女性陣には、今後の旅に何かしらの支障が出るかもしれないと思い黙っていたので、ここで告白いたします。
2日目、以上です。