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100の質問
15. 小さい頃の夢は?

 

A. バイクのレーサー

 

 

幼い頃の床下は心も体も弱い人間だった。

 

 

いや、未だに「人から嫌われるのが一番怖い」と思うような弱い心と、スポーツもやらず筋肉もつけず煙草を吸う弱い体を持ち合わせているのだが、それらを隠せるぐらいの知恵は身につけて生きてきた。

 

 

だが幼い頃は、それらを隠す術など持ってはいなかった。

 

持病のせいで身長は同級生の中で一番小さく、骨の発達も二歳ほど若く、女の子に殴られて泣いてしまうような子供だった。

 

 

幼馴染の女の子からは、腕を引っ張られただけで脱臼した幼少期のエピソードを今でもバカにされる(サイコパスなんじゃないかと思う)。

 

 

そのせいか、強い人や物に憧れた。

 

そんな中でも、何故かバイクに対して強い憧れを抱いていた。

 

 

もちろんその他大勢の子供達が抱く夢のように、スーパー戦隊仮面ライダーウルトラマンに憧れを抱くこともあるにはあったが、それらは床下にとって将来の夢にはなり得なかった。

 

 

 

何故なら、これはアニメや漫画にも言えることだが、床下が幼い頃に見たヒーローはヒーローになる前からある程度の強さと勇気を持っていたからだ。

 

 

シンジくんのようにナヨナヨしていないし

 

 

アムロのように殴られてわめき散らしたりもしないし

 

 

ピーター・パーカーのように冴えない学生などでもなかった

 

 

 

ヒーローはいつだってヒーローで、揺るぎない強さと自信に満ち溢れていたものだった。

 

あとイケメンだった。

 

 

 

だが、バイクのレースは違った。

 

今思えば、バイクをあれだけ速く走らせるには多くの技術と体力と精神力が必要なのだが、当時の床下にそんなことは分かるはずもなかった。

 

 

乗れば誰もが速いヒーローになれる、ヘルメットを被れば誰でもイケメンになれる、そんな程度にしか思ってなかった。

 

 

 


だからこそ、初めてテレビでバイクのレースを観た時、強く惹かれた。

 

 

自分でもヒーローになれるものがあるのだと、とても勇気付けられたのを今でも覚えている。

 

 

 

まあ、日本の片田舎にバイクのレーサーの素養を作る環境などあるはずもなく、夢は夢のまま終わってしまったわけだが。

 

 

 

だが幼い頃の夢というのは馬鹿にできないものがあり、今の床下の思想にひどく影響を与えている。

 

 

 

というのも、床下は直接的競争があまり得意ではない。

 


競争には直接的なものと間接的なものがある。

 

 

自分以外の誰かと対峙し、相手を打ち負かすことで自分の優位を示すのが直接的競争。


誰かと対峙してはいるが、自分と相手の「記録」を比較することで優位を示すのが間接的競争。

 

 

 

バイクのレースは自分以外のレーサーと直接対峙して走るものではあるが、結局のところ、一番速く走ることだけを考えれば良いわけだ。

 


サッカーやボクシングや将棋といった競技のように、相手を負かすことを考える必要は(ノウハウ的にはあるのだろうけども根本的には)ない。

 

 

 


そのような間接的競争性を含む競技に憧れたことが、今の床下を形成している。

 


根本的には自分のことだけを考えればいい徒競走やマラソン大会や水泳大会やボーリングは比較的得意だったし、知識を溜め込むことで合格点を超えさえすればいい受験勉強も大して苦ではなかった。

 

 

そういうものでプレッシャーを感じることは一度も無かった。

 

 


逆に直接的競争が起こり得るものは苦手で、議論で意見が対立した時には直ぐに折れてしまうし(相手の論理が成り立っていれば)、何かを選択する際に希望が被ってしまった場合は相手に譲ることが多い。

 

 

 


自己を磨くことのみに集中すれば結果を得られるものは、自己分析をするだけでいいからとても楽だと床下は思う。

 

 

そこには自己責任の四文字があるだけで、他には何もない。

 

 

 

 

 


以前の記事で、「エンジン」というドラマについて一度語ったことがあると思う。

 

 

簡潔にあらすじを述べると

 

ある事件を機にプロレーサーをクビになった神崎次郎(木村拓哉)が実家に帰ってくると、実家は児童養護施設になっていた。

 

仕方なくそこに居候した次郎と心に傷を持った施設の子供達との交流を描く笑って泣けるハートフルストーリー!

みたいなそんな感じです(あらすじって書くの難しいな)。

 

 

その中で、床下が感動したワンシーンがある。

 

登場人物は2人

 

次郎(木村拓哉
主人公。

 

美冴(上野樹里
施設の子供の中で最年長の高3。小学校の修学旅行から家に帰ってきたら家族全員夜逃げして自分だけ捨てられたという過去を持つ。

 

 


大学進学を考えている美冴だが、「家庭の事情がバレればどうせ望む就職もできない」と世の中の不公平を理由に諦めようとしていた。

 

 

それを聞いた次郎との会話。

 

 

次郎「不公平って言うけど世の中不公平当たり前なんだよ。レースなんて不公平の縮図だぞ。」

〜中略〜

次郎「ホント天は人の上に人作りまくりだし、人の下にも人作りまくりだよ。俺なんて30周遅れのスタートだよ。」

〜中略〜

次郎「さっき不公平は当たり前だって言ったけどさ、何にも持ってねえ奴が、何でも持ってる奴に勝てる可能性ってあるよな、0じゃねえな。」

 

美冴「またレースの話?」

 

次郎「当たり前じゃねえかよ。お前だってレースやってんだろ?」

 

美冴「え?」

 

次郎「お前だけの大事なレースだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 


木村拓哉、神ですか?

 

 

 

 


めちゃくちゃ良いこと言っちゃってますね。

 

人生をレースに例えるとはね…。


人にはそれぞれに自分だけのレースがあって、そこには自分との闘いだけがある。

 

他人がどうとか不公平がどうとか言ってないで、克己心のみを糧にして努力すれば報われる可能性も0じゃないってことですね。

 

 


床下にとってこのドラマは聖書のようなものなので、皆さま是非一度ご覧ください…。

 

 


とにかく、こんなセリフに感銘を受けてしまうのも、床下が間接的競争のみを考えているからというわけである。

 

 

 


では最後にもう一つ、そんな床下が感動したBase Ball Bearのリアリティーズという曲の歌詞を引用しようと思う。

 


誰かでありたいなら 
席につくことさ
隙間に 地べたにでも 
空いてる場所を見つけて

本当に変わりたいなら
認めることさ
カエルやエキストラじゃあ もう
いられそうにない自分を

自分になりたいなら
出かけることさ
どこかに どこにだって
椅子を置けばいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで100の質問に答えるというこのブログのスタイルも間接的競争っぽいすね。
全部答えたら100万円くれないかな。

自己満足写真 そのいち

フィルム写真についての記事を書くって言ってたんですけど思ってたよりもフィルム溜まってなかったので先にデジタル一眼で撮った写真について書こうと思います。今回は気に入った写真総集編。なぜこんなに気に入っているのかな考察、改善点。みなさんにもこの写真こうしたらいいんじゃね?を言っていただきたい。私のために。

私が主に使っている機材はcanon eos60d,18-55 F3.5-5.6 ISⅡ,EF50mm F1.8Ⅱ,EF80-200 F2.8Lです。※わけわかめで大丈夫

まあ、普通にズームできる普通のレンズとズーム出来んけどよくボケるレンズとズームできてよくボケるレンズを持っています。どれも最新じゃないしガタがきてるレンズもあるけど格安とか無料で譲っていただいた大切な機材なのでぶっ壊れても修理に出して使い続けようと決めてます。

次からお気に入りの写真と総評

私の撮る写真をギュッと寄せ集めたのがこんな写真f:id:meeeeeeeeen:20171110190104j:image

奥か手前がボケて色味が鮮やかで…って感じ。

もともと人を撮るのが好きだから風景を切り取った写真ってあんまりないんだけど、これは自分の中でもお気に入り。

良き点

たぶん賑わってる雰囲気をした三分の一で出しつつ屋台の色味やメインに置きたかった鳥居のバランスがうまいこといった。

改善

フォーカスが甘い。もう少しピシッとフォーカス合わさないと写真にキレがないかなと思う。キレがなくぼやっとしたから若干フィルムっぽさも出てしまった。反省。

f:id:meeeeeeeeen:20171110190503j:image

京都駅での一枚。三脚なしで10秒のスローシャッター。よく手ブレせずに頑張った。

良き点

左上の人が止まってくれたところ。歩いてる人の残像と止まってる人の対比がとても綺麗に移せた。黄色い点字ブロックの構図をあえて斜めに持ってきたことによって上半分の明るさが強調されていいアクセントになってる。

改善

三脚を立てろ。せっかく京都駅で撮ったんだから京都駅感をもう少し出せればよかったかもしれない。駅の電光掲示板とかいれたかった。下半分が暗すぎるから構図要検討。

f:id:meeeeeeeeen:20171110190856j:image

大阪であったアートアクアリウムでの一枚

良き点

色味。金魚を引き立てるために絶対寒色系メインで背景作るって決めててそれがうまいことできた。右側に金魚が反射してるのも好印象。

改善

金魚の色味がくすんだ。青をキリッと出そうと頑張りすぎてメインがくすんでる。メインの金魚の力がない感じ。暗い中泳いでるからしょうがないけどもっとフォーカス合わせられたと思う。

次にいこうと思ってましたが1000字超えたので次の記事へ。

 

 

彼女はPSR神良美砂

100の質問

13. 好きなアプリは?

 

A. パワプロ

 

好きなアプリとは一体何だろうか。

 

例えば、「これが無くなったら生きていけない」という意味での好きなアプリならばどうだろう。そのような定義だと、恐らく回答は生活必需品のようなものになるだろう。

 

しかし、生活必需的アプリケーションというのは、必ずしも好きなアプリではない。

 

 

例えば、床下は毎日の目覚ましをiPhoneの時計アプリに委ねている。

 

 

5分おきに自分が最も起きられる騒音アラームを設定し、寝坊が無いよう細心の注意を払っている。このアプリが無ければ床下は毎日寝坊をかまし、研究室に遅刻し、指導教員に叱られ、毎晩目を閉じることに恐怖を覚える人間になってしまうだろう。

 

 

だが別に時計アプリは好きではない。

毎朝Jアラートに勝るとも劣らない不快な音で床下の安眠を妨げるこいつは、どちらかといえば嫌いだし、無くなってもらって構わない。

 

 

が、やはり無くなられては困る。

 

 

しかし(逆接が多くてすいません)、万が一無くなれば昔使っていたくまのプーさんの目覚まし時計を使えばいい(中学時代ふにゃついたあの声にムカつきベランダから放り投げて以来ドスの利いたサウンドになって怖いのでできれば使いたくない)。

 

 

要は時計アプリなどいくらでも替えがきく。

好きなアプリというのそういうものではない。

好きなアプリはあくまでも嗜好品であり、タバコや酒と同じようなものだ。この世から無くなってしまっても大した問題ではないが、無いなら無いでつまらないもの。

 

 

つまり時計アプリとは丸っきり正反対のものだ。

時計アプリは客観的に見れば必要で、主観的に見れば不必要なもの。好きなアプリは、その全く逆のものだ。

 

 

好きなアプリとは、考えなしの人間がよく口にする「あ~、恋人欲し~」の「恋人」のようなものなのだ。

 

 

このセリフにおける「恋人」とは、(誰でもいいから自分のことを愛してくれて好きな時に甘えられる都合の良い顔がタイプの)という目に見えない括弧が頭についている。

 

 

こういうセリフを吐くやつは大抵Base Ball Bearの「そんなに好きじゃなかった」

Base Ball Bear - そんなに好きじゃなかった - YouTube

という曲の歌詞に出てくる女のような性根の悪さを持っているのだ。

 

 

 

 

こんなに好きになっちゃった

恋愛ってワンダー すべてがきらめいて見えるよ

ついに僕の人生も始まりました

どうしようもなく、好きになっちゃった

こりゃたぶん母さん 僕たち一緒になるよ

孫もそう遠くはない将来見せられるよ 親孝行もしなきゃだな

 

…っていうのがほんの半年前

電車乗り換えるようにフラれました

花は枯れ 色は褪せ 僕は荒れ 世界は滅びました

 

さよなら寸前 どこがダメだったのか聞いたよ

「特に不満もないし、イヤな所もないけどなんていうかさ…

 

「そんなに好きじゃなかった」

悲しみのサンダー そんな理由って存在するの?

目からウロコも涙もじゃんじゃん落ちてきた

もう一回言うと、「そんなに好きじゃなかった」

それを言うか?! 僕は一体何だったの?!

『結婚しよう 犬と子供としあわせに暮らそう』とか言ってバカか!

あー女って何だ?!あー女って何だ?! あー女ってさ、何なの?!

とりあえずコンビニで缶ビールでも買って ヤスヒロとマナブも呼ぼう

明日も頑張ろう…

 

 

 

 

床下は大学においてこのようなセリフを吐く人間を男女問わず尽く駆逐してきた。

飲み会で誰かがこのセリフを口にしようものなら、グラスに入った酒を飲み干し、相手に正座を強要し、「貴様のような人間に他人を愛する資格は無い、クニの両親に頭を垂れ、泣いて詫びろ」と小一時間説教し、何とも言えない雰囲気で解散させてきた。

 

 

 

だが一度だけ、予期せぬ展開が床下に襲いかかったことがある。

学部の同期が集まる飲み会でのことだった。

 

そこには付き合いの長い異性の友人(天海祐希みたいな顔なので天海さんと称します)がいて、たまたま席が隣だったため長々と話していた。

その時、天海さんの口からあのセリフが出た。

 

 

「あ~、恋人欲しいな~」

 

 

と。

 

 

 

その瞬間床下の眼光は鋭く光り、木村拓哉ばりに「ちょっと待てよ」と会話を止め、上述したようなセリフを天海さんに打ち込みまくった。

 

 

通常の場合、床下のこのような行為は相手が笑ってやり過ごしてくれる。

床下の急激な変貌、普段からは想像できない口数の多さ、持論の癖の強さから、相手は笑うことしかできない。

そして大抵の人間は笑った後に「いやあ、でもよく考えるとその通りだ」と納得してくれる(いなされてるだけかもしれないが)。

 

 

 

だが、天海さんは違った。天海さんは床下の言葉を聞くほどに顔から笑顔は消え、俯きがちになり、最終的には涙を流してしまった。

 

 

 

 

これはどういうことだ。

 

 

 

 

そんなに心に刺さったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

普段から床下と接しているのだからこういう性格なのは分かっているはずなのに。

 

 

 

 

 

 

 

と疑問に思っていると、別の友人が床下を外に連れ出してこう言った。

 

 

 

 

 

「あいつ、お前のこと好きなんだって。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってしまった ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考えなしの発言かと思いきや、そこそこ練られた作戦だったとは...。

 

 

 

 

床下に「付き合おっか?」もしくは「好きな人でもいるの?」と言わせるストラテジーだったとは...。

 

 

 

 

 

 

その時の床下の気持ちは、耳をすませばで腐れ縁の野球部員”杉村”に告白される主人公”月島雫”そのものだった。爬虫類なみに鈍い。

 

 

床下は何とかフォローしようと席に戻ろうとしたが時すでに遅し、天海さんは退席していた。その後も何度か謝罪会見の場を設けてもらい、形式上許しを得たのだが、結局雰囲気は気まずいまま最高学年である現在まで来てしまった...。

 

 

 

その時から異性があのセリフを吐いた場合に限り、「え、床下と付き合う?」と聞くようにしている(改善の仕方がバカ正直すぎるからやめろと友人たちからは止められている)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ええと、いやいやこんな話をする回ではなかった。とにかく、好きなアプリというのは上記で定義した「恋人」と同じぐらい自分のエゴだけで決めるものということだ。

 

 

 

 

その場合床下は間違いなくパワプロだろう。

パワプロの醍醐味は何と言ってもサクセスだ(いや、ペナントだろと思う人はその気持ちを堪えてくれ)。

 

サクセスとは、自分が野球部の一員(高校、大学、社会人と作品ごとに舞台は違う)となって全国大会優勝を目指すモードだ。

 

主に練習・休息・遊び・デートのいずれかのコマンドを自分の体力を鑑みながら選択し、得られた経験値を能力(打力や走力や球速など)に割り振っていく。

 

時にはランダムで発生するイベントも存在し、選ぶ選択肢によって得られる経験値の種類や量が変わってくる。

 

そしてこのモードは、彼女の存在がめちゃくちゃ重要だ。

どの彼女キャラを選択するのかはもちろん、クリスマスやバレンタイン期間前に彼女キャラを彼女にすることは界隈の中では鉄則である。

 

彼女キャラをいれた場合の方が、大体選手も強くなる。

 

つまりこのゲーム内においてカースト最上位は、全国大会優勝彼女持ちという超絶リア充なのである。だから床下はサクセスをやっているとき、いつもこう言っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ~、恋人欲し~」

左を見れば光が射す

100の質問
12. 好きな数字は?

 

A. 3

 

床下は奇数が好きだ。そして、奇数に通ずるものを基本的に選ぶ性格をしている。

 

 

第一に、世の中のものは大抵相反する二つの存在があって、それらは床下の中で「右」と「左」に分類される。

 

 

別に政治や経済に関する話ではなく、床下の脳内では感覚的に物事が左右に区別されている。

 

分類を書いていくと以下の通りだ。

 

 

 

「右」に分類されるもの
円、偶数、太い、甘い、ミルクティー、消しゴム、パーカー、寒色、adidas、物理、N極、北、東、液体、濃い、鈍い

 

 

「左」に分類されるもの
三角、奇数、細い、酸っぱい、レモンティー、鉛筆、シャツ、暖色、nike、生物、S極、南、西、固体、薄い、鋭い

 

 

 

こんな感じである。

要するに床下は「主要5科目のノートを何色にするか」的なことを普段から色々な物事に当てはめているのだ。

 

 

 

で、そのように左右に分類した場合、床下は基本的に左に属するものを好む傾向にある。

 

 


床下の寵愛するBase Ball Bearの曲も、基本的には歌詞やタイトルやメロディが「左っぽいな」と思うものを好む。

 

中でも「レモンスカッシュ感覚」という曲は歌詞タイトルメロディ全てにおいて左であり、文句なく床下の大好きな一曲である。

上記の分類を見た上でサビの歌詞を見れば、何となくその理由がわかると思う。

 

 

I Feel, レモンスカッシュ感覚
僕の中で稲妻 一生求む感覚
そう 例えばラブ 例えばポップ
第六感でときめいて
レモンスカッシュ感覚
僕の中でフラッシュバック
一生消えぬ感覚 ふりむいた君の輝き

 


はい、めちゃくちゃ左です。
レモンスカッシュ、稲妻、ラブ、ポップ、第六感、ときめき、フラッシュ、輝き、全部左です。

 

 

 

 

床下の感覚では、「右」はもやっとした穏やかなもの、「左」はスッキリした爽やかなものという印象があって、床下はスッキリした爽やかなものに好意を持ちやすい。

 

 

というのも、幼少時代の床下は「右」に分類される特徴が多かった。

 

太っていて、甘いものが好きで、ミルクティーが大好きで、寒色が好きで、東北生まれで、濃い味が好きで、動きが鈍かった。

つまりは極右人間だった(他意はない)。

 

 

当然そんな特徴を揃えていることは、多くの同級生にネタにされた(主に太ってることだが)。

 

別にいじめられていたと感じてはいなかったが、足が速い奴がモテる幼少期の社会において、自分のカーストが下位であることは何となく勘付いていた。

 

 

今は見る影もないほど痩せて、酸っぱいものが好きで、レモンティーが好きで、暖色が好きで、来年から西日本に進出し、薄味も有りだなと思い始め、動きは未だ鈍い。

だいぶ左に寄ってきたと自分で思う。

 

 


つまり、幼少期の床下は今の床下にとって恥ずべき姿なのだ(主に太っていることだが)。

 

 

そんな思いがあって、恥ずべき姿(主に太)を思い出す「右」よりも、「左」を愛してしまう傾向にある。

後はまあオレンジの一件オレンジの呪い - 仮説トイレとかその他諸々あるのだが、その話は今度にしよう。

 

 

 

ともかく、床下は「左」が好きだ。それはつまり奇数が好きということと同義だ。そしてその中でも特に3が好きなのだ。

 


何故かというと、3という数字は床下にとってめちゃくちゃ「丁度よい」値だ。

 


まず、1は奇数の中では正直苦手である。リーダーが苦手、競争で勝つのが苦手、一人遊びが苦手、一生懸命という言葉が苦手。床下はトップオブザワールドに全く興味がない。

1にまつわるものは、いつだって孤独がまとわりつく印象がある。人は1人では生きられないという考えを持つ床下にとって、孤独は一番の敵だ。そのような理由から、1は奇数の中でとりわけ苦手だ。

 


次に5、5はどういうわけか奇数でありながら微かな「右」の匂いを感じる。例えば床下の脳内では1〜9の数字に色がついているのだが、1から順に白、青、橙、ピンク、黒、茶色、黄色、紫、緑だ。

5は黒、黒は床下にとって「右」に属する。だがこれはあくまで感覚的なものであるため、自分でこの矛盾を説明することができない。

そのため5は不可解な数字だ。

 


7は3の次に好きだ。だがアウトローかつ天邪鬼の床下にとって、「ラッキー7」や「7人の侍」や「虹の七色」と言ったヒーロー性の高い物事に使われがちな7という数字は素直に好きにはなれない。

あと「な行」は床下の中で右というのもある。

 


9はまあ、九蓮宝燈を出すと死ぬらしいので。

 

 

となった時に、3はどうだろうか。

床下は3が最もバランスが取れていると感じるのだ。

1ほど孤独ではなく

2ほど密接ではなく

4ほど混沌じゃなく

5ほど不可解ではなく

6ほど穏やかではなく

7ほど煌めいていない

8ほど妖しくはなく

9ほど清々しくもない

 

 

思えば飲み会も3人が1番好きだし、遊ぶときや話すときは3人が丁度良いと感じる。

カラオケも3人でローテーションを組むと喉の調子が良いし、ドラマも3話ぐらいが1番面白くなってくるし、ゲームも3人称視点が好きだし、何より3のイメージ色はオレンジだ(結局それが一番の理由です)。

 

 


そういえば話は変わるが、メーンは床下を除いて9人だ。

最近メーンの紹介が激しいが、今回もまたメーンを1から9で分類して今回の記事の締めにしたいと思う。

 

 

1 ミルトンさん
孤独なイメージはあまりないが、白が似合う。

 

 

2 ぺけさん
青信号のごとく優しい。

 

 

3 さやねえさん
This is 最高に丁度良いさやねえさん。

 

 

4 H_Fly
混沌の世を生きよ。

 

 

5 山田さん
存在が不可解。Say 5!!!!

 

 

6 花丸木さん
落ち着く茶色、木が似合う。

 

 

7 nxyさん
抑えきれないスター性、煌めけ。

 

 

8 アインシュタインの人
惑わす紫。気まぐれの色。

 

 

9 モリオカさん
清々しい自我。

 

 


※数字に対する好感度とメーンに対する好感度は比例していません。メーンには平等の愛を注いでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに政治思想は右です、今のところ。

ウユニ塩湖よりも浅く、マリアナ海溝よりも深く、愛している。

そういえばいつも好き勝手に好き勝手な話をして好き勝手に終わってたのでたまにはメーンメンバーのことも書こうかなと思いまして。
でも、メンバー紹介記事はpart.1(はじめました - 仮説トイレ)だけでなくpart.2(I am your father 〜子供が生まれたら真っ先に言う言葉〜 - 仮説トイレ)まであるのに今更何を書くんだって感じですよね。そんな人はこの2つの記事を読み返してほしい。そして、感想を抱いてほしい。

 

 

 

メンバー紹介短すぎじゃね?と。

 

確かにメーンブログはメーンメンバー10人が好きなタイミングで好きな内容について好きなだけ書く、をコンセプトに動いてます。その結果、メンバー内に更新頻度激高マンと更新皆無マンが生まれているのも事実です。

まあ、このブログはそれでいいのです。それがあるべき姿なのだから。トイレの壁に書き殴るような内容を垂れ流す場所なのだから。

 

というわけでそのルールに則って僕もめちゃくちゃ詳しいメンバー紹介を書きます。書きたいから。愛が溢れそうだから。

さて、それでは早速いきましょう。並び順は50音順です。(敬称略)


アインシュタインの人
早速俺か?なんで自己紹介しなきゃならねぇんだ。次行きます。

 

・H_Fly

言わずと知れた(?)アラビア語ガチ勢。アラビア語だけでなく言語学にはある程度造詣が深いようです。

基本的に病みを抱えていてどちらかというとネガティブな方です。なかなか完成した人生観を持っていて、自己と他者の線引きがしっかりしています。その上で、他者に対し、優しくあろう、寛容であろうとしています。つまり、めっちゃいい人です。話もちゃんと聞いてくれる。最高。あと聞いていると眠くなる声をしています。最高。次。


・nxy

本人はいじられすぎて飽きているようですがあえて言います。アフロの人です。

めちゃくちゃ優しく、フットワークも軽いのでこいつァモテるな?って感じです。こう、為人で女の子を落としていくタイプの方です。男女関係なく好きな人には好きとしっかり言葉にするので見習いたい。あと声が小さいので人混みだと大体何言ってるかわかりません。でも聞き返したらちゃんとまた言ってくれる。優しい。最高。次。


・さやねえ

カメラの人ですね。カメラガチ勢。これまたいい写真撮るんですよ。最高。

人見知りなので初めて会った人だとかなり寡黙になります。が、カメラの話になると途端に饒舌になります。こいつこんな喋るんか?!?!ってぐらい話します。楽しそう。可愛い。あと、めちゃくちゃドライみたいなイメージありますけど、多分人に興味がないだけですね。興味を唆る人に出会えれば恋愛もうまく行きそうです。頑張ってくれ。イケメンな人に出会ってくれ。次。


・花丸木

泡盛の女王です。めっちゃ可愛い。沖縄出身なので本土への憧れと興味が異常ですね。

泡盛の女王なだけあってめっちゃお酒強いです。泡盛への愛もすごいです。泡盛のアドバイスは彼女にお任せあれって感じですね。ほわほわした雰囲気の人なので見てるだけで癒されます。一家に一台花丸木の時代もそう遠くないでしょう。みんなの癒し。恋愛もまあまあ順調そうで頑張れ〜以外の感情がないです。頑張れ〜!最高〜!次。


・ぺけしぃ

信号機ガチ勢です。メーンメンバー何かしらのガチ勢ばっかりかよ。ウケる。

彼の信号機への愛もすごいです。こないだウチの近所に珍しそうな信号機があったので彼に送ったところ、レア度判定をしてくれた上に、場所までも特定されました。信号機で地名を特定するの、ヤバすぎるでしょ。完全に特殊部隊的な人間ですね、彼は。あと、ゲラなのでひたすら笑ってます。ぺけしぃくんがいるだけで場が和みますね。可愛い。最高。次。


・ミルトン

吉沢亮ガチ勢、広島カープガチ勢です。Twitterでミルトンさんがいいねしました、でTL流れてくるのは7割吉沢亮で3割広島カープです。おかげで芸能人に興味がなさすぎる僕も吉沢亮の顔を把握してしまいました。

基本的に何事にも寛容で、包容力が異常です。でも、嫌いなもの、苦手なもの興味がないものにはキッパリとそう伝えてくれます。最高。それを聞いた上で興味ない話をしてもちゃんと聞いてくれます。最高。え?めっちゃ最高じゃないですか?俺もそうなりてぇ。付き合ってくれ。次。


・モリオカ

メルヒェンカレピッピしゅきしゅき女子です。見た目や立ち振る舞いからサバサバした女性だと思われがちなのですが、めちゃくちゃ愛が深いです。彼女ほど他者への愛が深い人がいようか、いやいない(反語)。つまり最高です。

ホントにカレピッピ大好きウーマンなので、例えば「愚痴聞いてほしい」みたいな感じで話を聞いていてもいつのまにか惚気を聞かされているハメになります。モリオカさんカップルにはホントにうまくいってほしい。切に願ってます。そして女の子を紹介してください。おこぼれキボンヌ!w はい、滑ったところで次。


・山田

変人・オブ・変人です。ミリオタ…ではないのですが、武器や電子機器、無線、警察などが大好きです。男の子の好きなものが大体好き、ってイメージですね。

彼もH_Flyくん同様、わりかし病みやすいタイプの人なのですが、彼なりに幸福になろうと邁進しているので、是が非でも幸福になってくれの気持ちしかありません。

ネット上では変人・オブ・変人なのですが、リアルではめちゃくちゃ気がきくし、話もウンウン聞いてくれるし、最高です。ふつうにいい人。最高。次。


・床下

我らがメーンメンバー随一のダークホースです。素性がつかめなすぎる。掴み所がありそうでないタイプの人です。ミステリアァ〜ス……。あと、このブログにおいて最も記事を更新してくれてる人ですね。最高。いつも楽しい記事をありがとう。

彼の信念として「嫌い」という感情はほぼ全て自身に非がある、というのがあるのでめちゃくちゃ器がでかいです。ですが、そのデカすぎる器ゆえに、恋愛において拗れた関係が出来上がってしまうことがままあるようです。

唯一の東日本勢なのですが来年の春から晴れて西日本勢になるそうなので早く会える日を楽しみにしています。

 

 

以上です。どうでしょうか?俺のメーンメンバーへの愛がみなさんにも伝わったでしょうか?

そう、メーンメンバーはみんなそれぞれ最高なんです。人種のサラダボウルです。ここは小さなアメリカ合衆国。メルティングすることなく、それぞれがそれぞれの色を持ったままそれぞれのドラマが繰り広げられているんです。

誰かが誰かに寄せていこうとか合わせていこうとかそういうことがなく、それでいて深く関わりを持つ。俺はメーンはユートピアだと思っています。第二の故郷みたいなものです。

あとアレですね。内輪ネタめっちゃ楽しい。

 

というわけで、僕からのメンバー紹介は終わります。

異議申し立ては受け付けておりませんので悪しからず。

 

 

アインシュタインの人

 

I am your father 〜子供が生まれたら真っ先に言う言葉〜

100の質問
11. ケータイの色は?

 

A. シルバー

 

2017年において、この質問への回答は意味をなさない。それはこの質問の意図を考えれば明らかである。

 

そもそもこの100の質問というのが流行しだしたのは、一家に一台家庭用PCが置かれるようになり、ガラパゴスケータイ通称ガラケーが中高生にも普及しだした2000年代。

 

モバゲーやGREEmixiと言ったインターネット掲示板の進化系が隆盛を極め、多くの人間がインターネットという仮想世界の中で気軽に繋がることができるようになった時代。

 

自身がどういう人間かをデータベース化することによって、顔も名前も知らない相手に自分を知ってもらおうという用途で作られたのが100の質問である。

 

勿論、今回床下が使用している100の質問も、旧時代のまとめサイトから拾ってきた遺物だ。

 

その時代の中高生にとって、ガラケーの多様な色というのは、ある種のアイデンティティの確立であった。

 

色だけではない

最もポピュラーな折りたたみ式に加え

斜に構えたスライド式

おしゃれな人だけが使えるフラット式と

形も様々だった

 

 

それらの組み合わせは無限大であり、その人の趣味嗜好が一発で分かるものだった。ちなみに床下はスライド式で、色は言うまでもなくオレンジだった。

 


そんな時代背景のもとで生まれたからこそ、この質問には意味があるのだ。

 

スマートフォンが普及し、皆がiPhoneAndroidなってしまった昨今において、この質問に答える意味は無くなってしまった。

 

床下も御多分に洩れずiPhoneを使用しており、スマホ会社で色を選んだ記憶が全くないくらいiPhoneの色に対する執着がなかった。

 

 

 


ガラケーからスマホへと流行が移ったことで失われた文化は、何も携帯電話本体の色や形だけではない。

 

 


バッテリーにプリクラを貼っていたJKはもういない

 


大学のサークルの連絡網、今はメーリスを使わないらしい

 


中学時代の友人たちからメアド変更メールが来ることはもう無い

 


赤外線交換で連絡先を交換する光景はどこへ行ったのだろうか

 


好きな人に送ったメール、返事が来なくてセンター問い合わせをし続けた夜は過去のこと

 


今の中学生はアジカンのRe: Re:という曲の意味を知らない

 

 

 

床下の敬愛するBase Ball Bearにも、この旧時代に青春を送った者だからこそ意味の分かる「User Unknown」という曲がある。

 

 

いつも電話かけていた この時間には
月がただ、輝いてるだけ
眩しさばかりが 切なさを連れてくる
忘れたいのに
メール送ってた アドレスからは
戻ってくる “USER UNKNOWN”
帰らぬ日々を想えば そう 聞こえてきそうで
君のメロディーが

 

 


しかし、文化は実のところ失われているわけではない。

 

 

 

JKたちはスマホのカバーの裏にプリクラを貼るようになった

 


サークルの連絡網はグループLINEで行われるようになった

 


スマホを振るだけで連絡先を交換できるようになった

 


好きな人がいつ既読をつけるか何回も確認して、返信が来なければソワソワしてしまう

 


キャラメルペッパーズという音楽グループは「LINE既読なのに返信こないSONG」という曲を出している

 

 

文化は失われるものではなくて、少しばかり形を変えて受け継がれるものだ。媒体が変わることで、表現や表情が少し変わるけれども、根本的な部分は何も変わっちゃいない。人それぞれのエピソードは環境の変化に連動して変わるようなものではない。

 

 

今のスマホ文化はガラケー時代の青春より淡白になったと10代に対して嘆く20代の人々も、好きな人の家の電話にかけて父親が出た時の気まずさを知る両親世代から見れば同じ穴の貉である。

 

 

 

青春なんか比べる必要はない。

その世代にはその世代なりの青春があって、それはどの世代が一番とかではなくて、どれも個人の心の奥にしまわれるべき宝なのだ。

 

きっと今書いているこの記事も、10年後やそのもっと先で読み返した時、恥ずかしさに顔を赤らめてしまうのだと思う。

でもそれも宝だ。

黒歴史があるからこそ人は強くなれるのだから。

 

 


とノスタルジックな気分に浸りながら実家の書斎でこの記事を書いていたところ、さらにノスタルジックにならざるを得ない化石を見つけてしまった。

 

 

中学時代の卒業文集である。

 

 

中でもクラスごとに書かれている「○○な人ランキング」はちょっと胃痙攣を起こしそうなくらい懐かしさと恥ずかしさとあとなんか諸々の気持ちが込み上げてきてとにかく一言で言うとやばい。

 

 

 

ちなみに床下は

 

「面白い人」

 

一家に一人いて欲しい人」

 

「みんなのアイドル」の三冠である。

 

 

 

凄くないか。

床下は中学時代陰キャだと思っていたのだが…。

 

 

 


ということで床下だけこんな思いをするのはごめんなので、メーンの皆さんを勝手にランキング付けしてしまいたいと思う。

 

 

 

早く結婚しそうな人1位
モリオカさん

いや、これはモリオカさんというかモリオカさんであってくれ。あれ。幸あれ。

 

 


負けず嫌い1位
花丸木さん

床下は花丸木さんのことを殆ど全く知らないのだが、恐らく相当な負けず嫌いだと思う敵に回すと一番怖いタイプだと思います知らんけど。

 

 


意味不明1位
山田さん

満場一致ですね、議論の余地はありません。常識を疑いまくっているので企業が一番欲しがる人材なはずですね知らんけど。

 

 

 

睡眠不足1位
H_Flyさん

頑張って卒論を書き上げてくれ…。

 

 


シーフードカレー好きそう1位
nxyさん

これは完全に偏見なんですがアフロに最も似合う食い物はカレーですね。アフロはカレー以外食べていて欲しくないです。ちなみにビリは床下です。甲殻類アレルギーなので。

 

 


メガネが似合う人1位
ミルトンさん

や、これはこの前メガネを買ったらしいので。

 

 


猫っぽい1位
さやねえさん

さやねえさんは冷酷らしいので。猫は冷酷!!!!!ーーー!!!!!!!!!!!(察している人もいるかも知れませんがこの辺でだいぶ飽きてます)

 

 


無人島で生きていけそうな人1位
アインシュタインの人さん

無人島で頼りになるものは自分の肉体だけですから筋トレしてる人の大勝利。そのうち和製ベア・グリルスとして名を馳せて欲しい。

 

 


天然な人1位
ぺけさん

ぺけさん、トイレは終わらねえ。終わるもんじゃねえ。

 

 

 

 


めちゃくちゃ内輪ネタじゃないかと思ったメーンじゃない読者の皆さんには誠に申し訳ございません。
でもThis is Blog for meeeeeeeeenなので…。

メーン紹介だと思って閲覧してください…。

 

 


最後に床下のiPhoneのカバーを公開します。
Your lack of fashion disturbs meとは直訳すると「貴様のファッション性の欠落が私を苛立たせる」という意味で、要は「ダサいのはムカつく」ということです。

 

 

原作でダースベイダーが口にするYour lack of faith disturbs me (お前の信念の欠如が気掛かりだ)というセリフのパロディですね。

 

 

 

 


このブログが一番ダサいって?
ダークサイドに堕としてやろうか。

 

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本当に朝はパン♫パンパパン♫なのか

100の質問

10. 朝ごはんは米派?パン派?

 

A. おかず派

 

物事の順序は人によって異なる。

原因が先に来る人間がいれば、結果が先に来る人間もいる。

 

 

 

好きな食べ物は最初に食うか最後に食うか

 

アーティストは詞と曲どちらを先に作るのか

 

仕事を片してから遊びたいのか遊んでから仕事をしたいのか

 

夏休みの宿題は最初に片付けるかギリギリに仕上げるのか

 

 

 

 

床下も例外なく物事には自分好みの順序を決めている。

 

 

好きな食べ物は最後に食うし

 

もし自分がアーティストになるなら詞を先に書きたいし

 

仕事してから遊びたいし

 

夏休みの宿題は終ぞ出さなかった

 

 

 

それらと同じように、朝ごはんに関してあくまで主食を先に考える義務は全くない。

何故なら、朝ごはんというのは主食だけで完成されている食事ではないから。

 

「俺は米派だ!!!!!!!!」

 

といくら声高らかに言っている人間がいたとしても

 

「じゃあ、はい朝ごはん」

 

と一杯の白米だけを食卓に並べられたらたまったもんじゃないはずだ。

 

 

そう、朝ごはんにはいつだって付け合わせやおかずが必要だ。

 

 

 

そもそもこれは完全な主観なのだが、食事をするときに主食に対して食欲が湧くものだろうか?

 

床下にも「米を食べたいなぁ」と思うときはあることにはあるが、それはあくまで「(青椒肉絲をおかずに)米を食べたいなあ」であって、米単体に対して欲望を掻き立てられたりはしない。

 

おかずがあるからこそ主食の美味さが引き立つのであって、主食は単体で輝けるスター選手などでは決してないのだ。

 

 

だから床下は米派でもパン派でもない。

朝起きて、焼き魚が食べたいと思ったら米を選ぶし、ベーコンエッグがいいなと思ったらパンを選ぶ。

 

 

 

世の中には順序が決められているようで決められていない物事がいくつも存在していて、それらは人それぞれが自分の好みで決めればいい話であって、誰かに褒められたり咎められるようなものじゃない。

 

 

 

床下が高校3年の時、担任の先生によく言われていた言葉があった。

 

 

「勉強は理解してから先に進みなさい」だ。

 

 

だが、床下にとってこれほど理解の及ばない言葉はなかった。

 

何故なら床下にとって「理解」というのは、暗記と反復を経て後から付いてくるものだったからだ。

 

夢にも見るぐらいの量の問題を解いて覚え

脳より先に手が動いて問題を解く感覚が好きだったし

後から追いついてくる「理解」がまるで世紀の大発見をした偉人の閃きの時のような感覚があってたまらなかった。

その時の脳内はBase Ball Bearの曲の歌詞で例えるなら「The Cut -feat. RHYMESTAR-」のサビだった。

 

Just cut!

そう、君の目で見つめな全てを

そう、君の目で見出しな全てを

Let's cut! Up! Chop! Rip! Slice!

この世界の正体は僕らのEyes

 

この世界の「真理」なんて自分の主観で定義づけてしまえばいいし、自分の目に映ったもの思ったものこそが真実であり、誰かや何かに評価される必要はない。高校の頃の床下は本気でそう思っていた。

 

 

何より床下はサボりぐせが付いていたため、効率的に勉強する必要があったし、その勉強法を信じて貫いたからこそ今の大学に現役合格できたのだろうと心底思う。

 

 

 

確かに担任の先生の言う「理解が先に来る勉強」というのは、今思えば正しい勉強のあり方だと思う。

 

「問題を解くこと」などなく、「理論を基に現象を考察する」ことが最優先される大学の研究では、どれだけ学問を理解しているかがものを言うのだから。

 

だがそれはあくまで大学以上の話であって、大学に受かるだけの勉強なら「理解が先か解けることが先か」など大した問題では無かったのだ。

 

 

 

ではここで、床下が愛読する漫画「HUNTER×HUNTER」で最も感銘を受けた言葉を引用しようと思う。

 

オレはいつも現在オレが必要としてるものを追ってる。

実はその先にある「本当に欲しいもの」なんてどうでもいいくらいにな。

ネットで知り合って、オフ会で意気投合したそいつらは皆オレより年上で、普通の会社員や院生やフリーターだったりした。

オレの素性と計画を打ち明けたら連中は、法人設立に関わる雑事を進んでこなし、なけなしの生活費から寄付までくれた。

念願かなって、王墓の中に足を踏み入れたとき、オレが一番嬉しかったのは、ずっと願ってた王墓の「真実」を目の当たりにした事じゃなく、一緒に中へ入った連中と顔を見合わせて握手した瞬間だった。

そいつらは今も無償で役員をしながら、オレに生きた情報をくれる。

この連中と比べたら、王墓の「真実」はただのおまけさ。

 

大切なものは、欲しいものより先に来た。

 

今自分が順序的に最優先しようと思っているものなど、実際に最優先すべきものかなど誰にも分からないのだ。

だから高校の時の床下のように、「自分が信じる世界が全てだ!」と思ってしまったっていいし、自らの足で世界を広げにいったっていい。ど

の道「結論」や「真実」や「愛」は来るべき時にやってきて、去るべき時に去っていくものだから。

人間ごときが順番や順序を決められるほど、世界は単純にできていない。

 

だから床下はこれからも

朝ごはんはおかずを第一に考えて食卓をイメージするし

ニワトリが先だと信じて疑わないし

原作を読んでから映画を観るし

サイドブレーキを外してからギアを入れるし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みの宿題は絶っっっっっっっっっっっ対に出さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!