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情報処理安全確保支援士 令和5年春期試験問題 午前II 問3

問3.シングルサインオンの実装方式の一つであるSAML認証の流れとして,適切なものはどれか。

 

ア:IdP(Identity Provider)が利用者認証を行い,認証成功後に発行されるアサーションをSP(Service Provider)が検証し、問題がなければクライアントがSPにアクセスする。


イ:Webサーバに導入されたエージェントが認証サーバと連携して利用者認証を行い,クライアントは認証成功後に利用者に発行されるcookieを使用してSPにアクセスする。


ウ:認証サーバはKerberosプロトコルを使って利用者認証を行い,クライアントは認証成功後に発行されるチケットを使用してSPにアクセスする。


エ:リバースプロキシで利用者認証が行われ,クライアントは認証成功後にリバースプロキシ経由でSPにアクセスする。

 

諸君。

楽しい楽しい情報処理安全確保支援士試験のお勉強の時間だ。

この記事を読み、ウキウキで情報処理の安全確保を支援してくれたまえ。

 

なお、このシリーズはしばらく続くだろう。

いつまでか。それは解らない。

 

しかし、そう遠くない未来に私は飽きるだろう。

 

私は非常に飽きやすい。

いつ、このマイブームが終わってもおかしくない。

少なくとも、チェンソーマンへの興味はもはや完全に失われた。

 

さて、問題文に戻ろう。

 

シングルサインオンの実装方式の一つであるSAML認証の流れとして,適切なものはどれか。

 

IT初心者諸君には、やや難解な文章だと思われる。

しかし、今回も問題文から正答を類推可能だ。


まず、問題文中のSAML認証とは何なのか。

実は、これは単純なアナグラムである。


SAML


を並び替えると

 

ASML

 


つまりASMRの親戚みたいなもんである。

 

ASMRとは、なんか、可愛らしい女性が小声でボソボソ言うやつだ。

イヤホンのLとRを交互に移動しながら。

 

私の乏しい言語化能力ではこれ以上説明できないので、後は各自でググって欲しい。

 

ちなみに、 ASMRとは何の略かご存知だろうか。

 

ASMRとは、

 

 

私も知らないのでググってきますんでね、

 

 

😌←この顔文字でも見て時間を潰しておいてほしい。

 

 

 

 

 

😌

 

 

 

 

 


😃

 

 

 

 

 


👇

 

 

 

 


ASMRとはautonomous sensory meridian responseの略である。

 

Autonomous=自主的な、Sensory=感覚、Meridian=絶頂、Response=反応

 

 

 


…なるほどね。

 

 

 

 


予想以上に意味不明だったので、特にこれについてはコメントしないことにする。

 

とにかく、ここで大事なのはSAML=ASMRの親戚ということだ。

 

すなわち、ア〜エの選択肢のうち、ASMRの親戚っぽい選択肢が、正答となる。

 

それを念頭に置いて、選択肢を順に見ていこう。

 

ア:IdP(Identity Provider)が利用者認証を行い,認証成功後に発行されるアサーションをSP(Service Provider)が検証し、問題がなければクライアントがSPにアクセスする。

 

この一文を、文章として捉える必要はない。

むしろ、文意全体を読んでしまうと本当に意味不明で、何度も読み返す羽目になる。

繰り返し読み返すうちに発狂してしまう可能性すらある。

それこそ出題者の思う壺だ。


実は、この文章自体は意味を持っていない。単なる引っかけである。

ここでは、いくつかの単語に着目するだけでいい。

 

その単語とは、idp、アサーション、SP、クライアントである。

 

・idp(アイデンティティプロバイダー)

アイデンティティとは、自己同一性とも呼ばれ、自分が自分である確信、自己認識のことである。

 

 

つまり、「ワタシってサバサバしてるから」ってこと😉

 

 

ところで、アイデンティティは、自ずと芽生えるものだと思っていたが、実はプロバイド(提供)されるものなのだ。

 

自分は周りと比べて何が違うのか。他者と比較して、私はどのような特性を持っているのか。

他者との対比によって、アイデンティティは自覚される。

そうすると、アイデンティティを提供する者、つまりアイデンティティプロバイダーとは、自分の周囲にいる他者のことであることがわかる。

 

 


勉強になってよかったワ。もう次に行くね。

 

 


アサーション

よくわからん単語だが、アサシャン(朝シャワーを浴びること)に語感が似ている。

 

というか、アサションなので、恐らく朝に出る小便のことじゃない?

健康診断の時に出す、早朝尿と呼ばれるやつである。


あの早朝尿の採取作業は、正直、本当に面倒だ。

 

朝起きたばかりでめちゃくちゃ眠いが、なんとかトイレに辿り着く。

するとそこには、あの忌まわしき紙コップとプラスチックの容器が置いてある。

 

ああ。

そうだ。

検尿があるから、昨日の夜、トイレに容器を置いといたんだった。


早いとこトイレを済ませて身支度を整えたいけど、

コップにオシッコを入れるという、これもしかしてまだ夢の中ですか???と言いたくなるような行為を強いられる。

 

そしてあなたは、氏名を書いたシールを容器に貼り、密閉しカバンに入れ、学校に行く。

教室に着くと、すでに担任の机に多数のオシッコが並んでいる。

 

今考えると、あれって、すごく変な感じだ。

 

検尿の日だけ、オシッコが許される世の中になる。

 

思い出して欲しいのだが、あの頃、オシッコとかウンコは基本的にタブーだった。

 

それらの単語を口に出すことは問題無い。

むしろ、小学生男子の間では、それらは口に出しただけで爆笑が取れるマジカルワードとされていた。


でも、オシッコすること、ウンコすること自体は、絶対にダメだ。

 

それらは忌み嫌われている。

 

同級生に、個室トイレに入っていくのを見られるだけでマズい。

一歩間違えばイジメの引き金になる。

 

ましてや、我慢出来ずに漏らしてしまったら、

その時点で学生生活は終わると思った方がいい。

 

脱糞した瞬間、あなたはウンコマンの烙印を押される。

卒業するまで(いや、卒業してからも)ウンコマンとして生きていくことになる。

 

 

これは、私の中学校時代の同級生の話だ。

 

私と彼は、よく放課後にお互いの家でテレビゲームをしていた。

彼の家にしかプレイステーションがなく、私の家にしかXBOXが無かったから、ゲーム好きの私たちは必然的に互いの家に通う事になった。

 

私たちは別々の高校に進学することになった。

 

私は県内の公立高校に進学し、彼は隣の県の私立高校に進学した。

 

私たちは次第に疎遠になっていった。

 

 

高校1年目の冬のある日、彼は腹を壊していた。

 

世界史の授業だった。

 

彼は腹痛に耐えていた。

 

先生、トイレ、行っていいですか。


この一言が言えればどれだけ楽だっただろう。

 

だが、当時のあの空気を思い出して欲しい。

 

堅物で知られる学年主任が、授業を担当している。

 

 

学年主任は、第二次世界大戦中にナチスドイツが行った大量虐殺について、なぜ、そのような悲劇が起こったのか、それがいかに凄惨であったかを語ってから、一本のVHSをビデオデッキに入れる。

 

 

教室のディスプレイに、「NHK 映像の世紀」の文字が浮かび上がる。

 

学年主任が自宅で録画したものだ。

 

 

白黒の、強制収容所ガス室が映し出される。

 

 

クラスに重い空気が流れる。

 

 

 

 

 

 

この空気の中で、トイレ行けるやつは、別にウンコ漏らしても平気である。

 

 

 

 

 

彼は、トイレ行けるやつではなかった。

 

パリは燃えているか」が流れる教室の中、

 

彼は、脱糞するしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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戦後70年、彼もまたホロコーストの犠牲者となった。

 

 

 

 

 


私は中学卒業以来、彼とは会っていない。

 

なので、上記は私たちの共通の友人から聞いた話だ。

 

彼はその後、不登校になり、通信制高校に転校したらしい。

 

 


もし今、彼と会ったら何を話すだろう。

 


今、どうしてる?

 

どこ住んでる?

 

何の仕事してる?

 

家族はいる?

 

 


何を話すにせよ、私は必ず考えてしまう。

 


そして彼も、私が何を考えているか、解っている。

 


なぜ、彼が高校を退学しなくてはならなかったのか。

 

なにが、起こったのか。

 

それは、いかに彼の人生を狂わせたのか。

 

 


私にとって彼は、ウンコを漏らした人であり、

 

そして彼も、自分をそのように認識しているだろう。

 

 

 

もしあの時、教室に誰もいなければ。

 

 

 

しかし、そこには学年主任がいた。

 


いつも、すれ違いざまにガン飛ばしてくる不良がいた。

 


校則を破って香水をつけてくるバトミントン部の女子がいた。

 


休み時間に一緒にモンハンした同級生がいた。

 


彼がひそかに想いを寄せる、

どこか、いつも物憂げなあの子が、いた。

 

 

 

彼は、そのとき教室に存在していた全ての人々によって、ウンコマンの烙印を押された。

 


彼もまた、自分自身がウンコマンとなったことを認識した。

 


彼はウンコマンとしてのアイデンティティを抱えて、その後の人生を歩んでいくことになった。

 

このように、他者の存在によってアイデンティティは規定される。

以上が、idp(アイデンティティプロバイダー)の説明である。

 

 


・SP

SPとは、service providerのことだと書かれているが、これは嘘である。

だってSPって言ったらSPじゃん。

岡田准一のやつ。

SPに出てる真木よう子大好きだったのに、どうしてああなっちゃったの…。

 


・クライアント

自身の業務をカッコよく見せたい時、客のことをクライアントと呼ぶといい。

もしあなたがコンビニで働いているなら、

 

「今日クライアントから、海外送金のためにiTunesカード50万円分注文したいって言われてさ。経済を回すってこういうことかと思ったよ。」

 

という感じだ。

 


このテクニックは、聞く側が私みたいにバカで単純な人物である場合にのみ効果を発揮する。

 

イ:Webサーバに導入されたエージェントが認証サーバと連携して利用者認証を行い,クライアントは認証成功後に利用者に発行されるcookieを使用してSPにアクセスする。

 

ここではエージェントという単語に着目しよう。

なぜか?なんか、響きがカッコいいから。

私はエージェントになりたかった。

あと、cookie(クッキー)は美味しそうですよね。

 

 

ウ:認証サーバはKerberosプロトコルを使って利用者認証を行い,クライアントは認証成功後に発行されるチケットを使用してSPにアクセスする。


 Kerberos(ケルベロス)をご存知だろうか。

ギリシア神話に登場する、冥府の入り口を守る3つの頭を持つ番犬のことである。

 

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相対性理論は、中毒性の高い曲を量産する麻薬工場みたいなバンドだ。

この曲も例によって依存性が強い。特にサビ。

 


俺も、やくしまるえつこにお利口って言われる犬になりたかった。

俺はお利口なんだ。

 

やくしまるえつこ

 

いえ、えつこさん。

 

えっちゃん、

番犬として、飼って欲しいのでつが…。

 

エ:リバースプロキシで利用者認証が行われ,クライアントは認証成功後にリバースプロキシ経由でSPにアクセスする。

 
"リバース"。


不穏な響きである。

 


お酒飲みすぎて、どうしようもなく気分が悪くなったら、躊躇なくリバース出来ること。

それが大人になるってことなんだよ。

 


リバースとは、rebirthと書く。つまり、もう一度(re)産まれる(birth)ということ。

 


産みの苦しみと言われるように、re "birth"に苦しみが伴うのは当然のこと。

 


そして思い出して欲しい。

 


リバース後の不思議な解放感を。

 


私はもう苦しまなくて良いのだ。

 


てかさ、

 


どうして人はお酒で失敗してしまうんだろうね。

 

 


さて、

 


正解は、もう、よくわからんけど多分アじゃないか?

 


比較的 ASMRっぽさが強いので。

 


エも ASMRっぽさあるが、リバースの ASMRより、朝ションの ASMRのほうがマシである。

 


というか、もう、

正しい答えは各自で調べて欲しい。

 


そもそもこの記事にまともな解説を期待されても困る。

 

 


だって、私は情報安全確保支援士ではないのだから。

 

 


こんな記事書くやつが情報の安全を確保してたら困るだろ。

 

 

 


寝る。

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸

 


最近カンナムスタイル歌うの練習してる。

歌詞耳コピした。

 


 


オッパンカンナムスタイル

カンナムスタイル

カンナムスタイル

 


ナジェルダサリンヌジヨジャ

ヌジャグロヨジャ

ホンシャケサラエ、クロソラエ

サラスロヲ

グレノ(ヘーイ)

グレバラノ(ヘーイ)

シクムタベテカジガムノ〜

 


😌

 


オッパンカンナムスタイル

オッ

オッ

オッ

オッパンカンナムスタイル

 


(エーイ SEXY LADY)

 


オッ

オッ

オッ

オッパンカンナムスタイル

 


(エーイ SEXY LADY)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


寝る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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情報処理安全確保支援士 令和5年秋期試験問題 午前Ⅱ 問6

問6.マルウェアMiraiの動作はどれか。


ア:IoT機器などで動作するWebサーバプログラムの脆弱性を悪用して感染を広げ,Webページを改ざんし,決められた日時に特定のIPアドレスに対してDDoS攻撃を行う。

イ:Webサーバプログラムの脆弱性を悪用して企業のWebページに不正なJavaScriptを挿入し,当該Webページを閲覧した利用者を不正なWebサイトへと誘導する。

ウ:ファイル共有ソフトを使っているPC内でマルウェアの実行ファイルを利用者が誤って実行すると,PC内の情報をインターネット上のWebサイトにアップロードして不特定多数の人に公開する。

エ:ランダムな宛先IPアドレスを使用してIoT機器などに感染を広げるとともに,C&Cサーバからの指令に従って標的に対してDDoS攻撃を行う。



突然どうしたのかと思われたかも知れない。

 


特定の業界に所属する人間以外からすると意味不明な文字列が並んでいるが、こちらはとある試験の問題文である。

この試験に合格すると、「情報処理安全確保支援士」の称号を得ることが出来る。

 

情報処理安全確保支援士。

情報の処理の安全の確保を支援する士、である。

正直、この名称は長くてダサいし、そもそも意味不明だ。

他人を支援するだけじゃなくて、お前が、自分の力で安全を確保しろ。

主体性を持つことは社会人の基本である。まったく。


件の試験は昔、セキュリティスペシャリスト試験という名称であった。

こちらは名前の意味が比較的分かりやすい。セキュリティのスペシャリストである。

なぜ「情報処理安全確保支援士」という解りにくく、たくさんの漢字に変換されてしまったのか。

一切の横文字使用が禁止された戦時下の日本を思わせるし、セキュリティスペシャリストの方がかっこいい。

私はセキュリティスペシャリストになりたい。


「情報処理安全確保支援士」に名称変更したのは、独立行政法人情報処理推進機構(これも、長くて意味不明。もしかして同じ人が名前考えてる?)の偉い人たちだと考えられるが、こういうセンスの無さというか、一般人の感覚を持ち合わせていないところがいかにもオタク君という感じである。

名称についてのクレームを入れると、恐らくオタク特有の早口で反論してくるに違いない。

一般人にIT知識が浸透しない理由の一つがITオタク君独特の優越的な態度にあるのではないかと私は見てますね。(オタク特有の早口)



さて、私は遠くない未来に、この試験を受けるつもりだ。(情報処理推進機構さん、ヨロシコ!w)

 

そんなことはチラシの裏にでも書いていろ、わざわざ共同ブログに意味不明な文章をいきなり投稿するな、断罪すべきキモ・オタクはお前の方じゃないのか?という皆さんの意見も分からないでもない。(でも私はキモオタクではない)

分からないでもないし、ごもっともだし、正直、私もなぜ今この記事を書いているのか自分でも不明である。


恐らく、私は久々に、長めの文章を書き、そして誰かに読んで欲しくなったのかも知れない。

出会いと別れの連続という人生の本質を体現するかのように、集まり、そして自然消滅していった(と、私は思っている)刹那的集団が唯一残したこの共同ブログに、久々に長文を投稿したくなったのかも知れない。

自発的に文章を書き、不特定多数が閲覧可能な場所に投稿するというのは、実は意外とハードルが高い行為である。

ツイッター(現X)やめたらそう思うようになったンゴ。

ツイッターやめたら脳が自動で文章を勝手に考えなくなって、それは良い面も悪い面もあった。

そのことについては、またいつか書くかも知れないし書かないかも知れない。多分書かない。

あと、やめた理由は概ねイーロン・マスクのせいである。

イーロン・マスクTwitterをXという訳わからん名前に改変し、彼もまた、キモオタクであることが証明された。


さて、冒頭の問題に戻ろう。

キモオタク以外からすると、一見とっつきにくい単語ばかりが並んでいるが、実はこの問題は、IT知識が無くても正しい選択肢を類推することが可能だ。


どういうことなのか?解説していこう。


この問題はマルウェア「Mirai」の動作を問うている。

マルウェアとは、悪意を持って作成された、不正な動作をするプログラムの総称である。

コンピュータウイルスという言葉は聞いたことがあると思う。これもマルウェアの一種である。


「Mirai」というマルウェアがどういったものか不明だとしても、名前からなんとなく「未来」っぽい感じを受けるだろう。

 

つまり、「未来」っぽい感じがする選択肢が正答となる。


選択肢を上から見ていこう。

まず、「ア」である。

ア:IoT機器などで動作するWebサーバプログラムの脆弱性を悪用して感染を広げ,Webページを改ざんし,決められた日時に特定のIPアドレスに対してDDoS攻撃を行う。

いかにも厨二病が作ったような文章で、改めてこの問題が早口のオタクによって作られたことが分かるが、着目すべきは「決められた日時」という文字列である。

どうだろうか?

「未来」っぽい感じがしてこないだろうか。

「イエベ君、今日の放課後、体育館の裏に来てほしいの。」

今日の放課後、など、日時を指定する場合、前提としてそれは未来の日時である。

ちなみに、私が通っていた高校は荒れており、体育館の裏はヤンキーの喫煙所であった。そして、オタクをボコす場所でもあった。

私は高校時代、手裏剣にハマっていた。

昼休みは、有志とともに体育館裏に通い、桜の木に向かって投擲することが日課であった。(私はキモオタクではない)

ヤンキーにもしばしば出くわしたが、お互い、もはや別の生き物すぎたため、目を付けられることはなかった。

※一度だけ「サバイバルナイフが欲しい。持ってるか?」と聞かれた。


という訳で、「イ」〜「エ」の選択肢に未来っぽさを感じられない場合、この選択肢が正答となる可能性が高い。

それを念頭に置いて、「イ」以降の選択肢を見ていこう。

イ:Webサーバプログラムの脆弱性を悪用して企業のWebページに不正なJavaScriptを挿入し,当該Webページを閲覧した利用者を不正なWebサイトへと誘導する。

相変わらず難解な単語ばかり並んでいるが、重要なのは未来っぽさである。

未来っぽさは感じられるだろうか。感じられないよね。

それどころか「挿入」という一瞬ヒヤリとするというか、え、それってセックスのことですか!!?!て、いいたくなるような言葉が使われている!!!!!

これは問題作成者であるオタクの隠しきれない性欲が問題文に滲み出てしまっているからであり、非常に不愉快である。まったく、これだからオタクは。

これは誤りとなる。


「ウ」の選択肢はどうだろうか。

ファイル共有ソフトを使っているPC内でマルウェアの実行ファイルを利用者が誤って実行すると,PC内の情報をインターネット上のWebサイトにアップロードして不特定多数の人に公開する。

これは、ファイル共有ソフトWinny」で流行したウイルス、通称「仁義なきキン○マ」の動作の説明である。

※信じられないかも知れないが、本当にこのような名前のウイルスが存在する。私はこのような卑猥な言葉を使いたい訳ではなく、問題作成者であるキモオタクの巧みな誘導によって、このような、口に出すのも汚らわしい言葉を使わざるを得なくなっているということを、どうか理解してほしい涙


なお、中学生の頃、私は小田和正のファンであった。

彼の透き通った声、純粋な歌詞が好きで、「Winny」で小田和正の楽曲を違法ダウンロードしまくっていた。(当時は違法ではなかった。)


その頃、私はまた、メイプルストーリーにも、どハマりしていた。

本来であれば受験に備えなければいけない時期であったが、私にとってはスライムを倒してレベルを上げ、ネトゲ仲間と交流することの方がはるかに重要であった。

家族共用のPCを毎日占有していたため、特に父親はブチギレていた。

 

さて、ある日、なぜかメイプルストーリーを起動することが出来なくなった。

起動時にエラーメッセージが表示され、ログイン画面まで到達しなくなったのである。

原因は解らなかったが、エラーメッセージをググったところ、セキュリティソフトが通信をブロックしている可能性があるという情報がヒットした。

なぜ唐突にメイプルストーリーがセキュリティソフトにブロックされるようになったのかは不明だったが(今なら分かる)、Yahoo!知恵袋のベストアンサーに書いてあった手順に従って、私は何の躊躇いもなくセキュリティソフトを無効化した。

その後は、なんのエラーメッセージも表示されることなく、メイプ○ストーリーは起動するようになった。無事、その日の重要イベントにも参加することができた。

一件落着であったが、セキュリティソフトの重要性を全く理解していなかった私は、ソフトを無効のままにしていた。

 

その結果、違法ダウンロードした愛すべき小田和正の楽曲に擬態した、ありとあらゆるウイルスに感染した。

 

自動でWEBブラウザが起動しまくるわ、「あなたのPCはウイルスに感染しています!助かりたければここに電話!」系の詐欺ページが出まくるわ、最悪の体験をし、最終的にPCは初期化された。

 

メイプルストーリーは人間を狂わせる、魔性のオンラインRPGだ。

絶対に手を出してはいけない。

中学最後の年のほとんどを「カエデ」サーバー上で過ごした私は、無事高校受験に失敗し、ヤンキー高校に入学した。

なおメイプルストーリー内での私の職業は盗賊で、武器は手裏剣だった。

 

お察しの通りである。

 

なんか嫌な気分になってきた。これも問題作成者であるオタクのせいだし、選択肢「ウ」は誤りである。

 

エ:ランダムな宛先IPアドレスを使用してIoT機器などに感染を広げるとともに,C&Cサーバからの指令に従って標的に対してDDoS攻撃を行う。

なんかよく分からんが、C&Cみたいな名前のお菓子無かっただろうか。くだらん引っかけである。誤りだ。


このように、「イ」〜「エ」は、誤った内容である。

消去法で、答えは「ア」だ。

 

このように、己の洞察力と論理思考を駆使すれば、IT知識が乏しくても、正解を導けるのだ。

キモITオタクをのさばらせるな。

我々一人一人が、正しい情報リテラシーを持ち、キモオタクの偏向したIT知識に頼らない社会を作るのだ。

そういった社会を作ることこそ、明るい未来につながると私は信じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に情報処理安全確保支援士の試験対策をしており、不幸にもこの記事にたどり着いてしまった方がいたら、申し訳ない。

 

向上心が高く優秀なあなたは、この文章を見る前に呆れ、もしかすると怒り、この記事を閉じたはずだが、だとするとこの文章を見ているあなたは何?

 

とりあえず、この記事に関する全ての記憶を消して欲しい。

 

そして、以下のような、試験対策のための素晴らしいサイトがあるので、こういった質の良いサイトだけを目にして、聞いて、心と身体を健康に保ち、生活していって欲しい。

https://www.sc-siken.com/s/kakomon/05_aki/am2_6.html

 

あなたがこの試験にパスすることを心の底から祈っている。

函館旅行記

どうも床下です。

 

俺は周りの人に比べて割とポーカーフェイスかなと思っているんですが、その実中身は小学生の頃から大して変わってなくて、クリスマスの頃ぐらいにはもう年末年始特有のドキドキ感みたいなのが始まってて仕事が手につかないんですよね。

 

でも他人から見るとポーカーフェイスだから、会社の同僚に「床下さんは年末だってのに黙々と仕事をしますよね」とか言われちゃうわけですわ。*1

卑屈になってるわけじゃないんですが、そういう時にいつも思う、結局人間は他人のことなんて全然理解できないんだろうなと。

 

 

さて、本日は大晦日なわけですが、ドキドキ感があるからと言っても予定があるわけではないので、暇なんすね。

つーわけでこの前函館に旅行に行ってきたのでその時に撮った写真でも供養しようかと思います。

 

余談ですが、俺は写真を撮るという行為自体は好きだけどレタッチ(編集)が嫌いです。

カメラをガチでやってる人だったり仕事でやってる人は写真をraw dataで撮ってレタッチしてみたいな一連の作業を絶対やるもので、俺も一時期はちゃんとやってたんですけど、レタッチってしちめんどくさいし「これって写真本来の楽しみ方なんかな?」みたいに思い始めてました。

 

俺が持ってるカメラはFUJIFILMのやつなんですが、FUJIFILMは「写真を撮ること自体を楽しんでもらおう」みたいなコンセプトのカメラ作りをしていて、撮って出し(raw dataじゃなくjpgとかで無編集で完成形としちゃうこと)の完成度が高いんです。

 

それが自分の性に合ってるなと思って買ったんですけど、最初はデフォルトの状態で撮りまくってました。

でもそれだけだと、シーンによって設定が合う時と合わない時が顕著なわけです。

 

なのでカメラ内の設定のトーンカーブなりホワイトバランスなりグラインエフェクトなりをちょっと勉強して、好みのカスタム設定を初めて何個か作った上で函館旅行に臨みました。

そしたら凄い納得の行く写真が撮れることが増えて、奥さんにも写真を褒められることが増えたような気がします。

もっと早くやっとけば良かったわね。

じゃ、供養していこうかね。

 

 

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カメラの話をしておいていきなりiPhoneの写真です。

函館駅前で一枚。

 


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函館は路面電車が走ってるんですが、その路面電車のホームでの一枚。

函館は奥さんの父方のご実家があって、奥さんも住んでた時期があるんですが、奥さん曰く「函館は作られたノスタルジーじゃなくてガチのノスタルジーが凄いよ」という話だったので何となくノスタルジーに合うのは暖色かなと思って色温度高めの設定にしました。

東京から近いところだと熱海とかは割とノスタルジックなんですが、最近は昭和レトロブームだなんだでそれにかこつけたお店や宿やカフェが結構あったり、若い人がノスタルジーを感じに結構訪れている印象です。

対して函館は、事前にカフェなどをネットで調べてみたんですが、もう本当にオシャレな店が無いんすよね。

 


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函館発祥の回転寿司、函太郎。(はこたろうではなくかんたろうです)

イカが美味かった。

イカなんて高くても安くても一緒じゃない?」と思われがちな気がするんですが、いや全然違いましたね。

イカ凄い。

 


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六花亭路面店

函館市内は本当に寂れていて、俺が生まれる前からあるんじゃないの?みたいな風貌の建物ばかりなんですけど、そんな中に一際目立つ現代的でオシャレな建物をあなたが見かけたとしたら、それは六花亭路面店です。

勝者の風格って言うんですかねえ?

ちなみに知らない人のために言っておくと六花亭は北海道発祥の老舗のお菓子屋さんで、一番有名なのはマルセイバターサンドでしょうね。

バターサンドに関しては全国どこでも手に入るレベルなので見つけたら是非買ってみてね。

ちなみに発祥の帯広市ふるさと納税すると六花亭のお菓子詰め合わせが貰えるのでオススメです。

宮城の萩の月、東京の東京ばな奈、三重の赤福、福岡の梅ヶ枝餅、まあそんな位置付けです。

 


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六花亭は基本的に焼き菓子なんですが、路面店にはカフェが併設されていて、生菓子やアイスを食べることができます。

寿司をたらふく食った後にスイーツをたらふく食ってしまい、俺は肉ダルマになりました。

 


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五稜郭タワー

色のせいで青空かと錯覚しますが、超曇天でした。

五稜郭は星の形をした城郭で、この五稜郭タワーに登ると星の形を確認することができます。

それぞれの先っちょに砲台付きの要塞を設置すると、死角なく反撃できるからということで星型らしいんですが、結局予算の関係で1箇所しか要塞を設置できなかったという本末転倒この上ない不幸なお城です。

ちなみに五稜郭タワーは登りませんでした。

 


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五稜郭タワー1Fのイルミネーション。

1Fまで行ったなら登れよっつー話ですが、もう外は暗かったんで、「いいかな…」となりました。

 


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城郭のイルミネーション。

いや、イルミネーションやってるなら暗くても登れよっつー話なんですが、それはその通り。

 


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JR函館線の運転席。

五稜郭タワーから五稜郭駅まで歩き、JR函館線で函館駅近くのホテルまで戻りました。

ちなみに五稜郭タワーから五稜郭駅は歩いて30分ぐらいかかる名前負けの駅なので、初めて行く方はお気を付けて。

この日は気温も氷点下を下回り、そこそこ地獄でした。

 


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2日目、函館港の赤レンガ倉庫近くにそびえ立つクリスマスツリー。

暖色系ばかりで飽きてきたので寒色系の設定で一枚。

 

 


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赤レンガ倉庫と侵入を試みるサンタ。

こんな近場に複数のサンタがいるのは完全にサンタ運営側のオペレーションミスだと思う。

QC(クオリティコントロール)をきちんとしろ。

 


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北海道ローカルのコンビニ、ハセガワストア

店内でやきとり弁当を作っており、店の外はやきとりの匂いが充満している。

これが美味いんすわ。

ちなみに北海道の「やきとり」は豚肉を使用しています。

意味が分からない人は調べてね。

 


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函館港。

今回の旅行は終始曇天だったんですが、函館の寂れ具合に良く似合っていて割と良かったです。

 


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今回の旅の目的として、奥さんの父方の先祖のお墓に挨拶をするというのがあったんですが、そのお墓近くの景色。

目の前に海が広がっていてきれいで、奥さんはもう俺の家の苗字になっちゃったんですが、「こっちに埋めたろか」みたいな話をしました。

 


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函館のローカルハンバーガーショップラッキーピエロの店内。

ラッキーピエロ函館市内に店舗がたくさんあって、コンビニより多いんじゃないのってレベルであるんですが、店舗ごとに装飾のコンセプトが決まっています。

この店舗はクリスマスやサンタをコンセプトにしているお店なので、店内はこんな感じでした。

 


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函館市内の商店街通り。何もやっていない。

 


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教会。

函館は港があることもあって、古くから外国人の寄港地として栄えてきました。

だからキリスト教の教会がたくさんあります。

元々教会って興味無かったんですが、よく考えれば京都に寺社仏閣見に行くようなもんだなと思うようになってから、同じような感覚で教会を見学するようになりました。

自分の意識を変えるだけで楽しめるものは増えるもんですなぁ。

 


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坂。

奥さんは坂がある街が好きなんです、広島の尾道とか、兵庫の神戸とか。

函館は函館山の麓がそんな感じです。

 


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路面電車

今回初めて流し撮りというやつをやってみました。

速度が遅くて逆に難しかった。

 


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赤レンガ倉庫にある有名な洋菓子店、スナッフルズのカフェ。

歳を取るにつれてスイーツ好きになっていく。

 


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赤レンガ倉庫。

今まで写真を撮る時ってシャッタースピードとか気にしたことなかったんですけど、人をブレさせるだけでなんか良い感じになりますね、コンプライアンスにも配慮できるし。

 


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タクシー。

 


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函館山の麓の坂にある観光地、八幡坂とそのイルミネーション。

 


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ブレ奥さん。

結婚式の時のカメラマンがブレ撮りを割と推してる人で、今回真似して結構ブレさせました。

自然な感じでブレさせるのって意外とむずいね。

 


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レンガがヨーロッパっぽいのに標識がガチガチに日本でミスマッチだなと思って撮った写真。

 


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帰る日のホテルからの一枚。

この時だけ奇跡的に晴れていて、10分後には猛吹雪でした。

函館山の頂上にある展望台がスターウォーズっぽくて良いねという話をした。

スターウォーズを観てたとしても上記の意味がよく分からない人だっていると思うんですが、こういう感性が合うのって良いよなとしみじみ思うなどした。

 

 

ちなみに北海道に行ったことがない人には感覚がよく分からないかと思うんですが、函館は主に地理的な問題で「函館に行こう」と思わないと行けない土地です。

「せっかく北海道に来たし、やっぱり札幌と函館はマストだよね」みたいな感覚でいると痛い目を見るのでご注意ください。

 

何か、函館がこんだけ寂れているのはそういう事情もあるんじゃないかなぁと思いました。

最終日のホテルのロビーにある新聞で見かけたんですが、2022年の函館市の出生数は1000人を切ったそうですよ。

こんなに名の知れた土地で1000人以下?!

調べたら函館市の小学校の数は40らしくて、単純に割ったら1校あたりの1学年の人数は25ですよ。

後から入ってくる人がいるにしたって、少ないよなぁ。

今は東京一極集中というか、都会にばかり人が集まってしまって、何だかなぁという感じですね(かく言う自分も都内在住なわけですけども)

 

まあ、以上です。

何やら悲しい感じで終わりましたが、皆様良いお年を〜。

*1:や、まあ、黙々と仕事はしてるんですが

【対談書き起こし】さやねえとアフタートーク〜恋愛と友情の違いってなんだ?〜

前回対談したさやねえとの、アフタートークをお届けします!

※対談本編↓

meeeeeeeeen.hatenablog.com

 

“アフタートーク”というと対談の内容を振り返るものを想像すると思うけれども、今回はそうではない。対談の後、2人で車内で話した話。アフターのトーク。ちなみにこの後、一緒にステーキを食べた(余談)。

 

 

テーマは、『恋愛と友情の違いってなんだ?』

おい!これを対談テーマにすれば良かったじゃねえか!と突っ込みたくなるほど、こっちのほうがテーマに沿って一貫性のある話になっている。

 

 

最初に軽く立場を示しておくと、こんな感じ。

さやねえ:友人から恋人に発展することはある派。一目惚れはしない。付き合うまでは、恋人か友人かの境界線が薄い。

ミルトン:友人から恋人に発展することはない派。恋人になり得るかどうか、初対面でなんとなく判別してしまう。

 

___

 

さやねえ(以下:) 職場に合コン魔がいるんですよ。誰でもいいねん、若い女なら。その合コン魔にロックオンされたのね。「あ、若い女がいる!恋愛になれるかな」みたいな感じで。

 

ミルトン(以下:) さやねえが?

 

 そう。で、若い女にロックオンするわけだから別に私じゃなくてもいいわけ。私、それって無理なんだよね。友達から恋愛感情の扉がパカッと開くタイプだから。

 

 あぁ、さやねえはね。

 

 友達として仲良くなって、ある程度この人の人となりを知って、「人として尊敬できるわ」と思わないと恋愛として発展できないのよ。

 

 うん。

 

 一発見ただけで「こいつ恋愛対象だ」とする人の気が知れなくて。どういう気持ちなん?どういうつもりなん?って。

 

 確かにね。

 

 明確に友達と恋愛を分ける人の話をよく聞くのよ。なんで?って言うと、「初対面でビリビリ来ない?ちょっと分からない?」って。いやいや、分からんだろ、初対面なんだぞ!って私は思う。

 

 そうね、なんか…こう……、スパッと線を引くわけじゃないけど、「恋愛対象になり得る人か、なり得らない人か」っていうざっくりとした分けはあるかもしれん。

 

 それってどこで分かれるん?

 

 まず既婚者はバッと(切り捨てに)なるやん。それが第一段階で。相手がいるとかも知れば除外されると思うんよね。でも何を見てるのかね……、わからんね、それってね。

 

 「お前友達な!」ってなるのってどこ?と思って。

 

 「お前友達な!」はならないかも(笑)恋愛として見られるかどうかがある。

 

 「恋愛として見られるな〜」が、いまいちまだピンと来てないんよね。友達と恋愛の境目って、あってないもんだと思ってるから

 

 なるほど。

 

 私の職場の周りにいる、恋愛と友達が一発で分かれる人っていうのは、男友達が軒並みいないのよ。「恋愛じゃないんだったらその人と関わらない」みたいな。でも、男友達もさ、性別が男ってだけでめちゃくちゃ趣味が合う人もおるかもしれんやん!その機会を潰してるやん。地球上の半分の人としか仲良くなれんわけやん

 

 確かにね。私も高校生くらいまではその人の感覚に近かったけど、だんだん、男性と接する機会が増えてくると、友達にもなれるんだっていうのは気付くわけよ。普通に話して楽しくてそれ以上恋愛感情はない、みたいなのは分かるんだけど。なーー、……難しいよね。

 

 むずいよね!その人から、「(自分は恋愛的に好きじゃないのに)相手が恋愛感情持つこともあるじゃん!どうするの!?」って言われるんだけど、それは別にさ、相手に告白する隙を与えなければ解決する問題じゃないの!?(笑)

 

 隙を与えなければ……(笑)

 

 告白してきたらさ、「ごめん」って言わなきゃいけないから、そこで気まずくなるのが嫌なのは分かる。そうなったら、告白する隙を与えなければ良くない?「友達だよねお前ら。本当友達だよね!」っていうアピをし続けるしかないんじゃないんですか?っていう。

 

 んんん〜〜〜(悩)あの、もう男女がいて、「2人お似合いだね〜」ってなるだけで嫌なのよ。自分が恋愛対象になり得るんだっていうのが結構嫌かも。じゃあどうすればいいんだって話なんだけど(笑)

 

 自分がそう思ってないのに、恋愛対象として見られることすら嫌?なるほどね。じゃあ、見られないためにはどうしたらいい?

 

 どうしたらいいんかね(笑)どうしてもさ、男女でいたらそういう風なのかなって思われたりするけど。

 

 周りからね。

 

 自分が本当に恋愛対象として仲良くなりたいと思っているならそんなに嫌悪感は無いんだけど。何とも思ってないのにそう言われるのは結構イヤ。んー、むずいね。

 

 むずいね。私も周りから冷やかされるのは好きじゃないんだよね。付き合っていようが付き合ってなかろうが。でもだからといって、めちゃ仲良い男友達を切るかというと切らない、「だって仲良いんだもん」と思う。

 

 確かに……。

 

 友達として付き合って、「あぁ尊敬できるな」「この人からだったら恋愛として見られたところで嫌悪感は無いな」と思ったら自分は恋愛に持っていける。

 

 そうなんだ。

 

 だから合コン魔みたいに「若い女だ!自分と同世代だ!ある程度ビジュアルもOK!こいつは恋愛対象!」ってされると、「私じゃなくていいじゃん」って思うんよ。だから嫌悪感が凄くて。

 

 それはそう。

 

 「自分のタイプに入ったら即恋愛対象である」と見れる人って、どう見えているんだろうなって。

 

___

 

 うーん、じゃあ、男友達になる時のきっかけって何?

 

 普通にお話してて、趣味合う、話がおもろい、もうちょっと話がしたいとかかな。

 

 そうやねー。

 

 一目惚れとか「あっ、かっこいい♡」って思うことがないからかもしれんね。

 

 私もそれは無い……かなぁ〜?

 

 むずいね。誰を恋愛対象として誰を恋愛対象としないか。究極言えば私は多分誰でもいいんよね。話が面白くできれば。

 

 見た目の好みもそんなに強くないってことよね。

 

 「あれば尚良し」みたいなのはあったりするけど。「無ければならん」はあんまり無いかもしれんね。

 

 その話を聞いて、ヒンバス(※さやねえの現恋人)と仲良くなったのは理解ができるなぁって。趣味が合うってところから入っていくんか〜と思ったら。

 

 うんうん。

 

 あーー、自分が例えばヒンバスと……

 

 付き合えるかどうか?(笑)

 

 うーん……大学は一緒として、趣味が合ったとして仲良くなったとしても、仲良くなればなるほど恋愛にはならない気がする。

 

 なんで?仲良くなったんやで?

 

 (笑)もう友達として今が最高じゃん!っていう。

 

 今が最高なんやけど、あ、これヒンバスの受け売りね。「友達同士では出来ないことがあっても、恋人同士で出来ないことはないよ」。私はこれにね、納得してしまったんよね(笑)

 

 あはは(笑)

 

 確かになって思ってから、恋愛として好きじゃなかったけど別に拒否る理由もないかってなったんよね。友達同士だと2人で旅行に行ってたら、(他人から)「え?友達同士だよね?」って言われて、もし友達に相手がいたら「え?なんでそんなことするの?」って言われるかもしれないよって。何をするにしても恋人なら許されるよって言われて、確かにそうかもしれんなって思ったんよね〜。

 

 それは一理ある、けど。自分の意識の問題なのかもしれんな。自分の女性的なところをなくして付き合える方がやっぱり楽だから、「今のままでいてくれ」って思うというか。

 

 女として見るなってこと?

 

 そう。そうだし、こっちも別に男として見ないから、それが気楽で最高じゃんってなるかなぁ。それが嫌じゃない相手なら発展するのかもしれん。

 

 友達から恋人に発展するかもしれないけれど、する方が稀だよってことかな。

 

 そんな感じな気がする。

 

 よく言うアレでしょ、おもちゃにいきなり男感が出てきた感じ。テディベアだと思ってたのに人間だったみたいな。

 

 まぁそうかもね(笑)でも今はそれをあんまり考えないほうがいいんだなと思ってはいて。考えないようにしてるから、今聞かれるとどうだったっけ?って思い出すのに時間がかかるけど。

 

 うん。

 

 でも本来はあんまり友達から発展するタイプではない。

 

 そうか〜。一旦友達挟まんと分からんやんって思っちゃうんだよな〜。付き合ってから知るっていうの向いてないんだと思うんだよな。知ってから付き合いたいタイプ。

 

 そうだね。でも、傍から見たら「友達を経由して好きになってるじゃん」と言われるかもしれないけど、その間も自分は最初から好きだから別に友達ではない、みたいな。

 

 関係として付き合ってないだけで、男として見てますってこと?

 

 そうそう。

 

 私はじゃあ人間をちゃんと男として見てるかもしれん。全員を。

 

 全員を?(笑)でも誰でも対象になり得ると考えたら、すごい広いよね。

 

 ストライクゾーン、バカ広いと思う。ストライクかどうかは分からんけど(笑)ボール取れるゾーンは広い。

 

 そういう意味でも(さやねえは)懐が深いって思う。

 

 なるほどね。

 

 例えば私は「ヒゲが生えてる人が嫌だ」と思えば、もうそれは嫌なわけよ。どれだけ仲良くなっても、友達だね〜みたいな。別にヒゲは嫌じゃないんだけど。

 

 何か嫌なポイントがあればもう入りませんよってこと?

 

 1個は許容できるとしても……、

 

 2個3個となるとね。とんみるはあれだ、減点方式だ。私、加点式かもしれん。

 

 そっちの方が幸せだなって思うんだけどね。

 

 いやでもどうだろう、加点式だと、もう加点が見つからなくなると一気に冷めるよ

 

 あーなるほどね?

 

 今ヒンバスにうわぁ〜って思ってるのは、尊敬できるところが無くなってきたから。加点できなくなってきた。

 

 ははは(笑)今までの加点ポイントは?

 

 今までの加点ポイントは、自分の趣味とか知らない世界を教えてくれる系。もうある程度教えてもらっちゃったわけよ。それもだし、今まではサークルのリーダーとしてやってくれてたから、ちゃんとしてるなと思ってたけど、同じ社会人という立場になると、こいつどうなん?って思うことがたまにあるのね。

 

 まぁそうかもね。

 

 「人としてどうなん?」って思うところが結構増えてきた。となると、もう加点するところがないんよね。

 

 (笑)

 

 加点するところがないなら、同じベースの誰かを探した方がいいんじゃね?って思っちゃうんよね。

 

 あ〜確かにね。

 

 それで減点することはないねん、今までの積み重ねがあるから。一定のラインはあるから、「うわ絶対別れなきゃ」とはならないけど、「なんだかなぁ〜?」って感じ。人間として成長してほしいんだよね、多分。

 

 偉いよね。育てようとしてるところが偉いと思う。

 

 いや〜でもそれダメだと思うんだよなぁ〜。だって母親じゃないからさ私。「こいつダメだ!」と思ったら捨てられるわけじゃん。そこをちゃんと切り捨てられる人でありたい。

 

 あぁ〜まあねぇ。

 

 自分が、“探りたい・成長したい欲”が強いから、他人がそうしてくれないと嫌なんだろうね。

 

 「君も成長してくれよ」って思う?

 

 だって人間なんだからさ。

 

 確かにそうね。知り合いの、お子さんのいる女性も「旦那が成長しない」ってめっちゃ文句言ってた(笑)程度は違うけど、みんな思うことなのかなぁ~。女性のほうが子どもを産むとかの関係で、変わらざるを得ないこともあるから。

 

 全人類というか全女性の悩みだと思う(笑)

 

 それは多少はあるんだと思う。

 

 だから「文句言えるうちに言っとこう」と思う(笑)

 

 そうね。

 

___

 

 (職場の)パートさんに言われたのが、「君はまだ本当に人を好きになったことがない」って。

 

 (笑)

 

 40代、50代のお姉様方に言われたらさ、「そうなのかもしれません~~~」ってなるし(笑)

 

 そういうセリフ、さやねえよく言われてない?

 

 「君はまだ物事の本質を知らない」とか「上辺だけ掬って知った気になっているんだ」とか。よく言われる。

 

 そうなんだ(笑)「本当に好きになったことない」とか言われてもね~って感じやね。

 

 「だってそんなん主観じゃないですか」って。ひろゆきじゃないけどさ。

 

 「あなたの感想ですよね?」って(笑)

 

 「君だって私の気持ちになったことないじゃないですか」っていう。じゃあ私が本当に好きかどうかなんて誰が判断してんの?って。でもまあ、お姉様の言うことは絶対ですから(笑)

 

 んー、これ難しくて、結婚するなら好きにならなくてもいいと思い始めてきてて。

 

 そうそう、パートナーならね。

 

 自分が結婚した時、好きになってしまったが故に支障が出たところがすごいあって。だから別に好きになる必要なくない?みたいな。恋愛的にね。人間的には好きではあったほうがいいけれど。

 

 あ~~でもね、恋愛的に好きじゃないと許せないような気がするんだけどね~。

 

 盲目になり具合?というのが、難しいところはあるよね~。

 

 人として好きだとさ、“許す”じゃなくて“諦める”になると思うんよね。恋愛的に好きだとさ、「許してやろうかな」ってなるかな。そこが友情と恋愛の違いかなって、なんとなく思ってる。

 

 確かになー。最近「友情と恋愛は何が違うのか?」って考えてて。読んでいた小説に同性愛者の登場人物がいて、その人は男性で男性が好きな人。自分(ミルトン)は何も考えることなく異性が好きだと思っているけれど、同性のことはどうなのか?と思って。友達として好きだけど、恋愛として好きじゃないってどこで言い切れるんだろう?とかさ。

 

 うん。

 

 学生の時に同性の友達同士で「あの子と一緒じゃないと嫌だ」とか「私の○○ちゃんを取られた」とかあったじゃん。私は言わなかったけど(笑)あれって“恋愛”と当時は呼んでいないけれど、恋愛と何が違うんだろう?って。

 

 わかる、独占欲みたいなことね。

 

 そうそう。大人になって(同じようなことが)男女でもあるわけじゃん。だから、どこからが線引きなんだ?という。

 

 私も考えたことある。結論として、私は同性もいけるんじゃね?ってなった。そうなったことがないだけで。

 

 そうなんやね。友達の延長的に「お付き合いしましょう」となるなら、全然あると思う。だからこそ、恋愛とは?という。

 

 結局性欲がわくかどうかだと思うけどね~。

 

 そうよなぁ。

 

 なんで自分が同性でもいけると思ったかというと、「うわっ、こいつ可愛いな~!」って思う時がたまにあるからなんだよね。わんちゃんを撫でくり回したいのと同じ感じ?「よしよしよし~」ってしたくなる。これは多分恋愛なんだと思う

 

 なるほどね。

 

 性欲がわいたことはないけど、じゃあ一番自分の懐の近くに入る時ってなんだろうっていうと、なんでも「かわいいね~」としたくなる時っていうか。全肯定ができるかできないかかもしれんなー、と。

 

 うん。

 

 例えば実家のわんことか、猫ちゃんとかに、自分の大事な物を何か噛まれてボロボロにされてもさ、「しゃーないなー、よしよし~」ってしたくなるじゃん。それって全肯定じゃん。友達だったらさすがに怒るし。自分がよしよしってしたくなる子だったら断らないのかもなって。

 

 そうね。恋愛的にどこが好きかっていう話か。自分は、わしゃわしゃするのが好きの定義ではない気がして。可愛がりたい欲ってあんまり無い気がするな~。やっぱり尊敬できるとか、そういうポイントがある方が好きになるのかな。

 

 尊敬できるのは大前提として、その尊敬できる人がすごい大きなミスをした時に「いや~まぁ、ようやった ようやった」ってできるかどうかかなぁ。

 

 あぁ~。でも、「分かり手でありたい」とは思うかな。

 

 あはは、出た、分かり手(笑)

 

 「他の人は理解できないであろうが、私は理解してあげたい」とは思う。

 

 味方になってあげたいよな。

 

 それはある。そういうことかな。

 

___

 

 

……雑談なので急に終わります。ありがとうございました。

1年前くらいに収録しているので、今話すとまた違った内容になりそうだけれど、“この時の感じ”としてお楽しみください。あれから1年も経ったの信じられないな~。

 

対談本編にもあるように、さやねえは関西へ引っ越していったので、最近はしばらく会っていません。たまに通話したり、通話しながら謎解きしたりして、引き続き仲良くさせてもらっております。

色々と悩んだり壁にぶつかったりしがちな年齢になってきたけれど、健やかに生き抜いていくぞと思うし、さやねえもそうであれと願ってやみません(親?)。メーーーンも各々健やかにやっていきましょう。

 

それでは、ミルトンでした。

 

 

★次回予告

完全未定!!!

岐路についての探究

どうも、ミルトンです。お久しぶりですね(毎回そう)。

「探究シリーズ」を始めたのが2022年の11月だったので、丸1年が過ぎたことになります。

「月一回くらい書けたらいいな」と言っていたけれど、実際のところ一年間で7回更新でした。まあ私ならそんなもんかな……。読んでいる方の期待値も低かったと思うので、それなりには書けたかなと思います。というか、そう思いたいだけなんだけれど。

 

今回は、少し前に「いま人生の岐路に立たされているな、もしかして……(倒置法)」という瞬間があったので、そのことを振り返る感じで書いていこうと思います。メーーーンも人生の岐路に立っているか~~~???(イエーーーイ)

おそらく2023年最後の更新になると思うので、テンションはあくまでも高めにいっくぞーーー!お付き合いください。

 

 

 

No.8_ 岐路についての探究

 

テーマを「人生の岐路」とするとちょっと重すぎるかもと感じたため、あくまでも「岐路」とした。が、実際は人生の岐路についての話。

まずは言葉の意味を確認しておく。

【岐路】

  1. 道が分かれる所。分かれ道。
  2. 将来が決まるような重大な場面。
  3. 本筋ではなく、わきにそれた道。

※「デジタル大辞泉」より引用。

ここで話すのは、2の意味の話になる。

 

11月半ばだっただろうか。仕事について、私の目の前に急に3つの選択肢が差し出された。

①今の職場で上司から「正社員登用が可能であることは知っているか」という話が出た

②前職の代表から改めて「社員にならないか」という連絡があった

③応募した校正の会社から採用テストがもうすぐ届く予定になっている

 

この3つが同時に目の前に置かれた時、「おお、今、私は岐路に立っている……」と思ったのだった。

 

 

さて、状況を整理していこう。

まずは①について。

現在は非正規社員の立場であり、入社した時から正社員になりたい気持ちはあった(給与面の安定のため)。しかし「今の部署にいるまま正社員になることはできない」と思い込んでいた。というか、別部署の先輩からそう聞いて、鵜呑みにしてしまった。でもそのおかげで別の道を模索し、校正の勉強をするに至ったのだが。

入社当時から「家族の引っ越しなどですぐ辞めるかもしれません」と言っていたこともあり(今思うと割と最低の言い分ね)、その頃からの上司が時々状況を気にしてくれている。まだ20代独身で働き盛りなのに、非正規のまま長年勤めるのはどうかというのも気にしてくれているのだろう。

 

「他の拠点では、(ミルトンと同じような立場のまま)正社員になる女性も増えている」という話だった。このまま正社員になれるんじゃんか~~~!!!と膝から崩れ落ちるような気持ちだったが、冷静なので「そうなんですね」と答えるに留めた。私の希望があれば推薦はできるというような言いぶりだった。

正社員になれば給与面は安定するが、責任はもちろん増すわけで、売上を上げろという指示が今までより強めに出るのだろうな~という予想はすぐに立った。会社としては当たり前だけどね。上司は、「上司の立場として一応勧めるが、個人的にはそこまで勧めない」というスタンスのようだった。

 

以前上司に「兼業をしてもよいか」と確認したこともあり、私の現状として「副業側の資格試験の結果待ちです」ということは伝えた。これ一本で食べている人もいるような職です、ということも伝えておいた。まだ資格の方がどうなるかが分からないので私からもハッキリ言えなかったけれど。

総括すると、正社員を勧められたというより、「こういうこともできるよ」という提案のような形だった。なので私もハッキリ返事はしていないが、あまり積極的ではないことは伝わったと思う。資格の方がうまくいきそうなら半年~1年以内には辞めることも考えたいので、それはそれでまた話を早めに通した方がいいんだろうなと思っている。

 

 

そして②について。

「まさか」という気持ちが大きかった。正直な話、あまり良い辞め方をしていないので、二度と声はかけられないだろうと思っていた。人手が足りないようで、非常に困っているということはひしひしと伝わってきた。

社長のことは今も尊敬しているし、困っているなら尚更力になりたいという気持ちはある。それはそうなんだけど、社長以外の人たちとの人間関係がうまく築ける気がしないので、それを自分の中の唯一で最大の理由として断った(相手には伝えていないが)。

 

業務自体は私が元々していたような事務仕事だし、以前とは被らない別のポストでどうかということで、業務だけなら楽しくできると思う。しかし、「嫌な辞め方をした社員が戻ってきて、どんな顔をして接したらいいのか」と全社員が思うだろうということは容易に想像できた。私がいた時の社員がほとんど変わっていればともかく、そんなこともなさそうなので……。

仕事って業務内容に適しているかどうかも大事だが、周りと良いコミュニケーションを取れるかどうかもかなり重要だと思う。そこがダメなら、きっとまた辞めることになりかねんという危惧。社内の誰とも接することなくできる仕事ならいいけど、そんなことはないのでね。

 

この誘いを断ってはじめて「自分で決めたな」と思った。社長にかなりお世話になっており、何か言われたらその通りにすることが多かったので、断った時は胸が痛かった。そしてこの時はじめて、「私って案外情にもろいんだな」と思った。

冷たいだとかドライだとか散々言われているし自分でも思うけれど、その割には結構情に流されてしまう。今回は流されなかった。良かった。流されたら相手にもまた迷惑をかけただろうから、自分で気付いて止まることができて良かった。

 

 

最後に③について。

結局はこの③の道を突き進むことにした。求人に申し込んでテスト到着待ちの状態で引き返すことなんて普通ないだろうけれど、テストに取り組む前に「本当にこの道を本気で進むんだな?」と問われた気がした。誰に?神さまだったり、自分だったりに。

テストが始まったらひたすら集中していたので、テスト前に大きな岐路に立ち、そこを乗り越えられたので良かった。乗り越えたからこそ、100%で集中できたんだと思う。

 

私の持つ特性の中で社会に何か活かせることがあるかしらと考えた結果、「違いにすぐ気付きやすい」から「校正士」を目指そう、ということにしたので、とにかく今は校正に力を注いでいきたい。もし実際やってみて、向いてねえ~〜〜となったとしても、本気で取り組めば自分の後悔は少なくて済むと思うので。

 

 

以上です。

ただの近況報告になったし、長すぎて誰も読まないし大丈夫ですか?(大丈夫ではない)

お付き合いいただきありがとうございました。

学生時代から「目の前のことをやっておけばどうにかなるだろう」という思考で人生を歩んできたなと思う。今まではそれで良かったのかもしれないけれど、これからは長い目で見ることも大事にして、自分で得た気付きに従って決め、道を切り拓いていくのが大事だよなと思っている次第です。

自分で決めることと周りに委ねることのバランスをうまく取っていきたいね、というまとめ。

 

少し早いですが、今年もありがとうございました。

良いお年を!!!