MOSIKASITE

可能性の鉱石 モシカサイト

部屋とチェックシャツと私

100の質問
41. ファッションで1番どこに気合入れる?

 

A. チェックシャツ

 

 

 

皆さんは「頑張った自分へのご褒美」という行為をどう思いますか?

 

 

 

床下の所属する大学院の研究科ではつい最近修論発表が終わりまして、多くの修士2年が卒業を認められました

 

 

 

大半の修士2年は修論発表が終わり卒業が認定されると、学校に来なくなります


そして引越しの準備をしたり、友達と遊んだり、卒業旅行をしたりします


縛られるものが無いので、あとは遊びまくって卒業式に出て就職するだけってわけですね

 

 

 

 

一方床下はというと、修論発表の後も変わらず研究室へ行き続けています


別に研究は好きでは無いし、研究室の雰囲気が死ぬほど好きーー!ってわけでも無いし、卒業が認定されていないわけでも無いです


まあ研究というのは基本的に終わりが無いものだし、学会が2週間後に控えているし、家にいても三國無双くらいしかやることがないので行ってるわけです

 

 

 

 

そんな感じなんですが、一昨日久し振りに学校に来ていた他の研究室の同期の女の子とこんな会話をしました

 

 

 

女の子「床下くんは卒業旅行とか行かないの?」

 

床下「ん、特に予定は無いっすね、友人は皆貧乏だし俺も自分から誘うタイプでは無いので」

 

女「えー、2年間頑張ってきた自分にご褒美あげたいって思わない?今でも毎日研究室来てるんでしょ?卒業認定されてるのに勿体無いよそんなの」

 

 

 

 

 

 

その時は角が立つので言葉にしませんでしたが、床下は思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは、本当に"頑張った"のか?と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

床下と会話した同期の女の子に限らず、大学院にいる多くの人は、ただ漠然とモラトリアム延長のために来て、就活のために修士卒という称号が欲しいだけの人がほとんどです(かく言う床下も大体そんな感じです)

 

 

 

だから大体の人が指導教員の言われるがままに実験をして、指定された論文を読んで、卒業認定をもらうための結果が分かりきっているような実験をして、期限ギリギリで修士論文を提出する

 

 

 

これが同期の女の子が言う「頑張った」の定義と言うなら、そりゃ床下は大いに頑張ったと思います

 

 

 

でも、「頑張る」ってそうじゃなく無いですか?と床下は思います

 

 

 

いくら「別に学術界で生きていくわけでも無い」とは言っても、研究において「頑張る」っていうのは、そうやって最低限を満たすためにもがくことではなくて、主体的に知識を身につけたり考えたり動いたりして、然るべき結果を出すことではないのか?と

 

 

 

床下は最初こそ「頑張る」という過程を辿っていたと自覚していますが、途中でどういうアプローチでも解決できない課題にぶち当たり、精神を消耗している間に就活がやってきて実験量が減り半年を無駄にし、結局卒業ギリギリで何とか一つ良い結果を出すことができました

 

 

 

思い返せば思い返すほど「俺、頑張ったなぁ」という気持ちよりも「頑張りきれなかった」ことが分かるばかりで、ご褒美を自分にあげるなんてとてもじゃないができたもんじゃありません

 

 

 

それなのに、この女は何を言ってるのか(段々やさぐれてきて呼称が雑になってますがご了承ください)

 

 

 

主体的に研究しないどころか、教員の文句ばかり言い、就活中は一度も研究室に顔を出さず、薄っぺらい修論を出した人間が、一体全体何を頑張ったのか、何に対するご褒美で卒業旅行に行ってるのか

 

 


でも残念ながら床下の研究科のマジョリティはむしろこのクソ女の方で、だからこそ最近は研究棟から人が減って閑散としています

 

 

 

別に卒業旅行はいいと思います、床下も企画があれば行く気だったし

 

 

 

そうではなくて、頑張ってもいないのに「頑張った自分にご褒美〜😍」とか言うなよゲロ女ということです

 

 

 

そんなんなら、頑張った自分にご褒美なんて言わず「全然頑張ってないけど卒業認定されたから私は修士卒だぜーーー!!!!!思う存分楽しんでやるゼーーーーー!!!!!教授陣シネーーーー!!!ーーーー!!!!」とか言う方がいくらかマシであると思ってしまいます、業を背負った上で強かに生きろ

 

 

 

 


まあ…「頑張る」という言葉の定義は人それぞれで自分が頑張ったと思えばそれは頑張ったんだろうとは思うんですが

 

 


それに、楽に生きるには床下のような考え方は良くないと思います、いずれ身を滅ぼしそう

 

 


とか何とか書いてたら卒業旅行のお誘いが来ました


頑張れなかったけど教員に「別にそんな甲斐甲斐しく研究室来なくてもいいのに」と言われたので行ってきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてここらで前置きは終了し、本題に入ります

 

 

 

床下は年がら年中チェックシャツを着ています

 

 


理由は色々あります、Tシャツが嫌いとか、ツナギやオーバーオールも好きだからとか、アウトドアファッションが好きだからとか、汚れが目立たないからとか

 

 


とにかく365日殆どがチェックシャツで、稀にパーカーや柄シャツを着ています

 

 


元々別にそんなに執着は無かったんですが、気付くとタンスの中がチェックシャツだけになっていて「あっ俺はチェックシャツフリークなんだ」と気付いてから更にチェックシャツへの熱が高まりました

 

 

 

ただこのチェックシャツ、チョイスやコーディネートを間違えると一気にダサい人へと変貌を遂げます

 

 

 

秋葉原のオタクたちがメディアに取り上げられてからというもの、チェックシャツへの世間認識はアメカジの王道から限界オタクの制服へと移り変わってしまいました

 

 

 

床下の通う大学でも、オタクが最も多いと言われる工学部にはお世辞にもお洒落とは言えないチェックシャツ族が大いに蔓延り、チェックシャツ=陰キャラもしくはオタクという方程式が成立してしまい、床下は残念に思っています

 

 

 

ということで今回は、グーグルの画像検索で得たチェックシャツのコーデについて独断と偏見で評価していこうと思います、いきます

 

 

 

 

 

 

 

 

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こういうぼかし系のブロックチェックは着る人を選ぶ気がします
それが証拠にモデルも外人だし
何なんすかね、外人のあのチェックシャツの似合い具合は
床下は何度も挑戦しましたがどうしてもオタク寄りになってしまったので諦めました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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絶妙にダサい気がするのは床下だけですか?
Vネックにチェックシャツの前開けって地方の髪長ヤンキーしかやんないんじゃ…こんなイケメンが着てても微妙に見えるんだから一般人がやったらそりゃキツイですよ
というかチェックシャツの前開けは床下的にはかなりリスキーだと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

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これは例外です!めちゃくちゃカッコいいです!何故ならチェックシャツのデザインがめちゃくちゃ可愛いので!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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またお前か、もうお前はチェックシャツを着るのをやめろ、前を閉じればいいってもんじゃねえ、背広でいい
というかこいつ顔全く同じじゃないですか?加工か?漫画家の手抜きみたいなことするな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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はいこれはキツイです、こいつ以外が着てたらキツイです、自分をお洒落だと思い込んでる系オタクです
ギンガムチェックは難易度が高い…インした方が映えるけど素人がインすると終わるという諸刃の剣…
モデルに外人を使うな、ずるいぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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総書記のお忍び日本旅行か?
デブは目の細かいチェックシャツを着るな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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は?めちゃくちゃかっこいいな、床下的にはチェックシャツを着る時はチェックシャツが主役だと思ってるのでそれ以外は一色に揃えるのが良い気がします、これは最高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあこれだけ言いたい放題言いましたが床下は別におしゃれ上級者ではなく単純にチェックシャツが好きなだけの人なので素人の戯言と思ってください

 

 

 

 

 

 

 


あ、ちなみに女性だとこういう着方が好みです、よろしくお願いします

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床下の好きなOKAMOTO'Sのベースのハマ・オカモトさんもチェックシャツをよく着ているのでチェックしてくれ

 

OKAMOTO'S 『HAPPY BIRTHDAY』 - YouTube

 

 

Happy Birthday/OKAMOTO'S

 

Baby yes I know that you won't die
(別に君が死んでしまうなんて思ってないさ)
So maybe we don't need to celebrate your life
(だから、もしかしたら君が生きてることを祝う必要もないのかもね)

 

 

 

ここの歌詞が最高ですね

新しい仲間がふえました

こんにちは。管理主です。

 

メーンブログに、新たな仲間が増えました。

 

 

〈メンバー紹介〉

※加入順

 

・vivi

黒髪ショートボブがトレードマーク。

猫と暮らしていてよく写真や動画を上げてくれるためかなり癒される。(個人的に)

猫と同じくらいおばあちゃんの写真も上げており、すっかり身内のような感覚になっている。(個人的に)

カラオケが上手い。

 

 

スマホ依存マン

実は名前にするほどスマホに依存していないという疑惑がある。

なぜならほとんどの時間を部活に費やしているため。

部活以外の話をあまりしないため趣味がわからない。

好きなものについて語る記事を是非とも読みたい。

 

………

以上のメンバーが加わり、12名になりました。

相も変わらず更新頻度にかなりバラつきがあるかと思いますが、それぞれのペースで書いていきます。

 

 

これからのメーンブログにもご期待ください。

 

 

メーンブログ管理主

 

スママン

みなさんごきげんよう。最近スマホ断食に挑戦しているスマホ依存マンです。ミルトンさんに脅されてブログを書くことになりました。ブログ書いたことないし文章を書くのは苦手なのでグダグダするかもしれませんがお付き合いください。

テーマが思いつかないのでブカツについて書こうと思います。

【部活のここが嫌だ!のコーナー】
・めちゃくちゃ走らされる(遅いともう一回)
・朝練がある
・始まる前に死にたくなる
・人にぶつかったりボールが飛んできたりして危ない
・なんか足が痛くなる
・休みがない毎週月曜のみ(極稀に休日)
・部長が怖すぎる
・疲れる
・朝早い
・1日潰れることがよくある
・顧問の身長が高すぎる
・ミスするとすごい怒られる
・ミーティングが長い
・合宿がある
・遅刻の報告は無視される

【部活のここが好き!のコーナー】
・なし

上に挙げたようにまだ嫌な気持ちはありますが前よりはましになった気がします。

理由① 休みが増えた
神奈川県が休みを増やしてくれたので少し気持ちが軽くなりました。でもよく読むと休みは「年間を通して平均週2日」と書いてあり、毎週必ず2日休みになるというわけではないようです。まあサボるのでいいです。
サボることを覚えたのは結構大きいと思います。

理由② 慣れた(手の抜き方を学んだ)

もうすぐ先輩(特に部長)がいなくなるので楽になると思うしもう辞めるには遅いと思っているので辞めてーって言いながら最後までやるような気がしています。

ありがとうの気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいです。


追伸 ミルトンさんへ
遅れてごめんなさい。定期テストだったので許してください。

理想の死に際

最近ブログを書いていなかったので、メーンメンバーに【募集】ブログネタと救援要請を出したところ、メーンメンバー随一のダークホースyamadaより「理想の死に際についてマジで考え、書く」との提案がありました。

即決ですね。

というわけで今回は理想の死に際についてです。少し重い話になるかもしれませんが、よろしくお願いします。

 

さて、みなさんも思春期に一度は考えたことがあるでしょう。

人は死ぬとどうなるのか。

考えたことありますよね?えも言われぬ恐怖に怯えて夜も眠れなくなったこと、ありますよね。死にたくないのにいつか必ず訪れることが決まっている恐怖に支配されたこと、ありますよね。人は死ぬとどうなるんだろう。無になる。土に還る。魂となり、あの世へ行く。他の人に生まれ変わる。などなど……。まあここには色々と宗教観も出てきますし、これから述べる意見はあくまでも持論であって、宗教的な意味はないと思って読んでください。

まず、人は死ぬとどうなるのか。という問いについてです。この問いかけは曖昧すぎるので、もう少し具体的にします。

自分の意識は(自我は)死ぬとどうなるのか。

こうしましょう。

さて、意識とはなんなのかについてですが、これは色々な観点から研究が進められていますね。心理学でもなんか学んだような気がしないでもないです。まあでも多分、自分の持つ記憶に関連付けられた脳の働きの一部のようなものでしょう。知らんけど。脳内ネットワークの違いがアイデンティティの差異として現れてるんじゃないかなと適当にぼんやりとそう思ってます。

なので、人(の意識)は死ぬとどうなるかと言われると、多分、無になるのではないでしょうか。コンピュータの電源を落とすように、ふっと動かなくなるだけです。そのメモリの維持に必要なエネルギー供給も失われ、意識も記憶も無くなるんだと思ってます。あまり詳しくないので、深くは語れませんが……。

まあ、てなわけで、僕は人は死ねば無になるだろうというまあ当たり障りのない見解です。

 

話が少し逸れました。理想の死に際についてでしたね。

理想の死に際……。みなさんはなにかありますか?

これは先ほどの問いかけと違ってあまり考えたことのない人が多いのではないかと思います。そもそも死ぬことについて考えるのが嫌だって人も多いですからね。

死に際について考えたことがある人にも色々意見があるでしょう。家族に看取られて、とか、誰にも知られないように、とか、笑顔で死にたい、とか。

僕は実はあんまり考えたことがないです。というのも理由があって、死に際とかどうでもいいと思ってるからです。強いて言うならできるだけ人に迷惑がかからないように死にたい、ぐらいですかね。

なぜそう思うのかは僕の死生観について少し話した方がいいかもしれません。

こんなところで言うのもアレですが、僕は高校生のころうつ病を患っていました。カウンセリングにかかり、精神安定剤も服用していました。今はケロッとしており、見る影もありませんが。

まあ、そのときに色々と考えました。死ぬのが怖い、死にたくないってのは中学生のときに経験していたので、専ら「死にてえなあ」とだけボヤーッと考えていました。

そして、自分で言うのも何ですが、なまじ頭がいいので、その死にたい気持ちについて色々と考えていました。なぜ自分は死にたいのか。なぜ人は死んではならないのか。生きることを義務として背負わされているのはなぜなのか。などなど。

なぜ自分は死にたいのかについてはまあ考えずとも思い当たる節は色々とありましたね。もう覚えてませんが、とにかく現実がひたすらに辛かったことだけはなんとなく覚えています。まあこれに関してはいいでしょう。

問題は次です。なぜ人は死んではならないのか。これについてとても悩みました。死ぬと周りの人が悲しむから、なんてのは答えになりません。そんなのは感情に訴えかけるだけのチープなセリフです。警察官の言う「そんなことはやめるんだ!親御さんも悲しんでるぞ!」ぐらい効果がありません。ナンセンスです。

世界規模での損失としての観点からも考えました。つまり、若い命が早くに失われるのは損失であるという考えです。これも、あまり実感として迫ってくるものはありませんでした。BUMP OF CHICKENの才悩人応援歌にもありますね。「問題ないでしょう 一人くらい 消えたって」と。そうですね、僕1人死んだところでさして痛手になるとも思えません。僕はスティーブ・ジョブズではないので。これもナンセンス。

考えた中で抑止力として最も効果があったのは親が自分にかけた金が水泡に帰すってことです。これはかなり効きました。今僕が死ぬのは親にとって無駄なことこの上ない、と。当時は他人のことを気にする余裕もないほど心が弱り切っていたので「知るか!死なせろ!」って感じでしたが。

とまあ、他にも色々と考えたのですが、結局納得のいく答えは見つかりませんでした。そして、行き着いた答えは「死にたいなら死ねばいい」ってことです。

そうです。問いかけが間違えていたのです。人は死んではならないことはありません。死んでもいいんです。死にたいなら死ねばいいんです。それも自分の意思のひとつなので。

その答えに行き着いたとき、僕は救われました。自らを自らで啓蒙するあたり、僕には教祖様の素質がありますね。最高。

つまり、僕はいつでも死ねるわけです。死は自由に選択できる選択肢のひとつなのです。死にたいときに死ねる。それはなによりも自由なのではないかと思いました。そして僕は、「じゃあ今死ななくてもいいじゃん。」と思いました。もったいないからです。この先得られるかもしれない金が全てゼロになるのはもったいないと、そう思いました。せめて死ぬのは俺にかかった養育費を親にすべて返してからにしようと。

 

そうして考えは次のステップに入りました。

なぜ人が死ぬと悲しいのか。

拗らせてますねぇ。これはそうですね、「死ぬと周りの人が悲しむから」って言葉について考えてたときにも少し考えました。周りの人は本当に悲しいか?と。

なぜ人が死ぬと悲しいのか。もう二度と会えないからです。どんなに会いたくても愛おしくても、もう二度とその人には会えないし、その人の笑顔を見ることはできないし、その人の将来を眺めることはできません。

拗れている僕は思いました。

それそんなに悲しいことか?と。

確かに死ぬと会いたくてももう二度と会えません。ですが、世の中には生きていても会えない、もしくは会わない人がたくさんいます。小学生のころ隣の席だったあの子や、旅行先で意気投合して酒を酌み交わしたあの人。もう二度と会うことはありません。つまり僕にとってその人たちは死んだも同然です。それに関して悲しいかと言われるとそうでもないです。

今は親元を離れて一人暮らしをしています。特に寂しくもありません。会いたいとも特に思いません。……そういうもんじゃないでしょうか。

人は常に誰かの心の中で死に続けています。死ぬことなんてそんな大層なことじゃないですよ。よくあることなんです。

「いつでも会える」と「もう二度と会わない」はほぼ同義です。「もう二度と会わない」は死と同義です。

 

誰かが死ぬことはそんなに悲しいですかね。

 

こんなことを言うと非情だと言われますが、僕は普段まったく会ってなかったくせに死んだときにだけ葬式に来てオイオイ泣く人の方がよっぽど非情だと思います。故人を自身の印象操作に利用するのはいかがなものかと。

 

脱線しました。

まとめると、人は生きていても誰かにとっては死んでるのと同じだし、生きることにも死ぬことにもそんな大層な意味はないってのが僕の見解です。

なので、死に際とかどうでもいいですね。ついでに言うと、いつ死ぬのかについても僕はどうでもいいです。高校生のときに、もうすでにいつでも死ぬ覚悟はできているので。今はとてもいい状況なのでできれば死にたくはないですがね。

 

長々と話してしまいました。それではまた。

 

 

 

アインシュタインの人

今週のヨブンのこと 20180204

謎解き回です。スッキリしたけど、まんまとスッキリしちゃったのもなんか悔しいなぁ。
こういうことをあまり言いたくないが、朝井リョウ、どこまでもずるい男である。


書きたすぎて、熱入りすぎて、「“先週の”ヨブンのこと」になってしまいました。が、それはそれだ!いくぜ!!!!

 

 

20180204
ハッピーハッピー朝井

 

  • 外部からの刺激(リスナーからのメール)

リスナー「前々回の放送で妻と言っていましたが、結婚していたんですか?それとも冗談ですか?めっちゃ気になります。」
朝井「正解です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

正解、じゃねえよ!!!!!!!!!!うまいことはぐらかす朝井さんにウウウウ~~~となりながらもそういうところが好きやねんとなるのは私だ!!!

 

 

  • 一言でどんでん返す、“妻”

最後に漢字たった一文字ですべてをひっくり返す、東野圭吾作『ある閉ざされた雪の山荘で』をリスペクトした結婚発表方法だったそう。

朝井「それが前々回の放送では“妻”」「真実が何なのかということがたった一文字でわからなくなる」
まんまとわからなくなったチームY、惨敗。

 

 

  • 前のめり たかみな

前々回の放送を、リアルタイムで、実況ツイートにかぶりつきながら聴いていたというたかみな。

朝井「高橋さんがそんなに気にしてくれてたのうれしい~~」
ゆるふわOLみたいな返しすな

 

 

  • 銀のカバー的プレッシャー

たかみなには事前に報告済み。(朝井さん、本当に結婚していました)
その時も意味わかんないタイミングだったらしい。でしょうね。

料理の銀のカバー以上の反応をしなくちゃいけないのと同じように、結婚したことをかしこまって報告されても困ると思い、サラッと言うことにした朝井さん。

 

家族、友人、仕事関係者には直接結婚を報告。
「発表するの?」という問いに対して、「これ以上誰に発表すればいいのか??」と思う朝井さん。

 

ただし、「”インティ”が太陽、”ライミ”が祭り、陽いずる国のお祭り男。ナオト・インティライミ」さんのことを思い出す。(朝井さん暗記済み)
ナオトさんはデビュー前に結婚してお子さんもいたのに、ただ言っていなかっただけで隠し子と報道されたそう。ひどい

朝井「このままいくと、ナオト・インアサイミ…ですか?」
たかみな「なんでそこくっつけちゃったの」

 

 

  • それが現実

本当は妻発言について種明かしするつもりがなかった朝井さん。
朝井「現実と同じように口コミで広がらないかなって」
するつもりなかったのにしてくれた朝井さんやさしいね(盲目モード)

たかみな「“妻”って言った時の朝井さんのあの顔忘れない」

 

 

たかみなは事前に結婚を知っていたのに、“妻”発言に気付かなかったとチームYに思われてしまう有様。

朝井「浮き彫りにしましたね、高橋さんが洞察力低いと思っているという深層心理を」
たかみな~私は気付いてたよ~お~い、たかみな~~

 

 

  • 過去には結婚式を出禁になった朝井さんの結婚式事情

朝井「私の配偶者はまず、私のような人間なんですよ」
この一言ね、ゾックゾクしましたね。朝井さんのような朝井さんの妻…!!

「なぜ私たちはこんなに結婚式をしたくないのか」を話し合った朝井夫婦。


たかみな「普通女子ってさ、絶対したい!ってなるじゃん」
朝井「うんでもね、普通って言葉は凶器だから気をつけて。ひとりひとり考えは別なわけですけれども。」
最高の切り返し文句だな~

 

  • 結婚式の奥にある事情

一言で言うと、男女不平等感が透けて見えるから結婚式が嫌だという話。
朝井「私は料理を作ってもらいたいから結婚したわけではないし」
え~~~~~~いいな~~~~~朝井さぁ~~~ん(メロメロ)

朝井「人前で読む手紙は嘘だと思ってるからぁ~、」
たかみな「それ優しく言えてる???」


  • 「ヨブンのことやってて良かったなって」

朝井さんの妻のご両親、チームYだった。
話をするときにとても楽だったそうな。ラジオ全部聴いてるならそりゃあそうだわ。
私の場合はブログ全部読んでくれてる人だったらいいのかな。

朝井「私たち、ヨブンのことやってて良かったよ」
たかみな「なに今日最終回???」

 

  • 朝井さんの結婚生活

朝井「誰かと一緒に生きていくことは、逆説的ですけれど、自分の人生の主語を自分にすることだなと思っている」

アイドルを一生懸命応援していた“のに”
ファンのためにこんなに我慢してやっていた“のに”
朝井「自分を誰かに預けることをした途端に、人間の関係は不健康になる」

自分があなたのことを大切に思っている思いを表す“ため”に、あなたに料理を作った
と、なるように。

朝井「いまの時代をお互い健康に生き抜くために手を組んだって感じなんですよ」
一番の共闘する仲間を見つけて手を組んだ。それぞれの人生を豊かにするために結婚した。
は?理想じゃん…。朝井さん結婚して!!!!!!!!!!



  • ヨブンのことは、不利

朝井「小説の内容をラジオで言っちゃうんだもん」
朝井さんの小説読んで、「ラジオで言ってたやつだ~」って、ぜっっっっったいに言うぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

  • 人間童貞

朝井「私は正直元々あまり人を信頼してないから~」
朝井さんのこういう発言にグッとくんのヤバ

それを隠した状態で人と付き合わないといけないと思っていた朝井さん。めちゃわか。めちゃわか委員長。
いまの配偶者と出会って真の意味で童貞ではなくなった朝井さん………。いい話かよ!!!!!!!!!!!!


____________

~答え合わせ~

前回の「今週のヨブンのこと」にて、朝井さんの結婚の真偽を勝手に予想していました。
あんなにショックを受けて動揺していたにも関わらず、馬鹿みたいに冷静に分析していたのでウケました。

こちら。

 

なので私は、『朝井さんは結婚して(この年末あたりに入籍した?)、堂々と発表するのはポリシーに反するのでそれとなくサラッと既婚者感を匂わせた(たかみなやスタッフには事前に報告済かつ必要以上にツッコむなと牽制済)』これが答えだと思います。どうだ。

朝井さんは「情報解禁!」とか、いかにもな感じで情報を出すのが嫌だと言っていたので、結婚してても「結婚しました~~~!!」とは自分では言わない気がするからな。結構自信ありますけどどうなんでしょうね。
(一部抜粋)


ほぼ正解じゃん。は?朝井さんのファンかよ。
ただし、若干ニュアンスが異なるため詳しく見ていきましょう。しょう。

 

 

『朝井さんは結婚して(この年末あたりに入籍した?)』
→朝井さんは「去年です」と言っていたが年末とは言っていない。

 

 

(ヨブンのこと放送作家さんのツイート)

 

たかみなには結婚前に報告していて、それが数ヶ月前。
放送が2月4日なので収録は1月(たぶん)。
と、いうことは、結婚は10月~12月ごろ?という予想。

 

常識的に考えると(朝井さんが世の常識に則って行動するかは保証しないが)めちゃめちゃに忙しい年末に敢えて結婚することは無さそうなので、12月前半までにはされたのかなーという感じです。
何度も言うが、勝手な予想なので何も保証できない。

 

 

『堂々と発表するのはポリシーに反するので』
→これは広義では正解だけど、朝井さん的には“自分の周りの人間以外にわざわざ発表する必要性を感じなかった”というのが一番なのかな。

あとは実験。やはり実験していましたね。
ラジオリスナーを反響板にするな。いや、してください。レフ板のごとく反射し続けます。

 


『たかみなやスタッフには事前に報告済かつ必要以上にツッコむなと牽制済』
→事前に報告済だが、牽制はしていない(していないとは言っていない)

 

たかみなはいきなりの妻発言に対し「どうしたらいいか分からなかった」らしいので、目に見えない牽制はしていたのだろうなと思う。笑
ただ、たかみなは最高なのでめっちゃ朝井さんの思いを汲んでくれたんですよね。
朝井さんめっちゃ感謝しなきゃだよな。わかる。たかみなはマジでいい女。

朝井さん曰く「高橋さん口硬いな~~って」
この言い方よ。しゅき。

 

 

 

それと、ここからはマジの余分な話ですが、結婚相手の予想をします。というか、ただの妄想です。お付き合いください。

 


私的に引っかかるのは「ご両親が朝井さんのラジオを全て聴いていた」という発言。

 

「ヨブンのこと」だけではなく「朝井リョウ&加藤千恵オールナイトニッポン0」時代から全てだとおっしゃっていたので、ANN0が始まった2015年4月3日以前に既にお相手と出会っていたのではないかと踏みます。

 

いや、ご両親がよっっっぽどの朝井さんファンなら出会う前に聴いているのも分かるが、どちらかというと朝井さんの作品は若者受けしやすいこともあり、年配のガチファンがたまたま配偶者の親であることはまず無い気がするのよね。

 

なので当時朝井さんは25歳以下だという仮定が立てられます。ということは、大学で出会った可能性が高いのではないでしょうか。

 

 


~以下、妄想~


配偶者の女性は都内出身・都内在住。実家から大学に通っていた。(朝井さんと同じ大学)

2人は大学内で出会い、意気投合。付き合った当時から女性の両親にはオープンな関係で、配偶者本人はもちろんのこと、両親も朝井さんの作家デビューを応援していた。

 

見事在学中にデビューを果たした朝井さん。女性は自分の進路も定めつつ、朝井さんを陰ながら(本当に陰ながら。朝井さんがそういうの苦手そうなので)支えてきた。

そんな中、朝井さんのラジオ番組が決定。両親にも報告し、一家は大喜び。
初回オンエアの日、朝井さんはたまたま用事があったため、女性は実家で両親とともにラジオを聴く。

 

配偶者父「朝井くん、面白いじゃないか」
この父の一言に女性は小さくガッツポーズをしながら、朝井さんに思いを馳せた。

それからというもの、ラジオはリアルタイムで両親揃って聴くようになりましたとさ。
めでたしめでたし。

 

…………

 

~妄想終了~

 

 

いかがだったでしょうか。

こちらとしては、社会人時代に出会った彼女との結婚ストーリーも用意しているのですが、万が一当たっていたとしても、大ハズレだとしても、朝井さんに申し訳なくなってきたので終了です。
楽しませていただきありがとうございます。
心よりお2人の幸せをお祈りしております。

 

 


と、ここまで長い道のりでしたが、最後に私自身の結婚観を書いて終わります。

 

いやー、ね。
朝井さんと、声優の櫻井孝宏さん、好きな人がともに既に結婚していたという事実が舞い込んだ2月頭。
嫌でも結婚について考えますよね。

 

お2人の結婚については、櫻井さんは既婚だろうなという匂いがしていたし、朝井さんもいずれしそうだよなという匂いがしていたため、裏切られたというようなマイナスな思いは全く無く、素直に祝福しています。おめでたい。

 


ただ、素直に祝福してしまう自分に対して、「それでいいのか?」という思いが芽生えてしまいまして(修造か?)

 

今回はこちらの顔も知らない著名人でしたが、仮に、いま私の近くに仲の良い男友達がいたとして、私はその人に想いを寄せており、なんかいい感じな雰囲気になったりならなかったりしていたとして、それで、

突然「俺、結婚するんだよね」と、言われたとしたら、普通に「おめでと~」って言っちゃうのではないか!!???!!?!

ね!???!!!?!!

 


私は自分が好きになった人と自分自身がくっつくことが必ずしも良いことではないと思っている節があり、好きな人が好きな相手と幸せになったのなら、それで良くない??ハッピーエンドでは????となってしまう。


だがしかし私の人生、それでよいのか???


好きな人と自分自身が幸せになるスーパーハッピーエンドを迎えても良いのではないか??????
そんな風に思い思われたいと感じるようになるのか????????果たして…

 

 

 

そして私は結婚について特に願望はありませんでした。
就職してしばらくした頃に社長から「結婚はしたいと思っているの?」と聞かれ、「結婚はどちらでもいいんですけど、子どもはいたらいいなと思います」と答えたような感じ。(やる気あんのか?)

 


そんな感じだったのですが、朝井さんの結婚観を聴いて、「ああ、これだな~」と思いました。
共闘する仲間を見つけて手を組めたら、どんなにいいだろうか。そんな相手とだったら結婚してみたいな~~~と。

 


あとは、結婚、単純にひとつの人生経験として体験してみたい。
結婚したときに自分がどういう風に変わっていくのか、どういう風に変わっていきたいと思えるようになるのか、興味がある。

 

結婚はあまりいいイメージがなかったのだけど、結婚もいいもんだな~と思えるようになりました。

 


まあ、どういう形であれ、この時代を生き抜いていくことが出来たのなら全てサイコー……。

 

 


今回の「ヨブンのこと」マジで良すぎて一言一句残さず書き記したい衝動に駆られましたが、公式な記事にしてくださっているので是非そちらをご覧ください。この回は何度も振り返りたい。

 

朝井リョウがさりげなく結婚を発表!夫婦円満に繋がる「生き方のヒント」語る | オールナイトニッポン.com ラジオAM1242+FM93

 

 

朝井リョウ、結婚発表 「結婚式嫌い」を公言する平成生まれの結婚観

 


あと、誰でも聴けちゃう「ホントヨブンのこと」ではゆるゆるとアフタートークをしています。

 

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リスナーのことを冷たいトーンで「部外者」と呼ぶ朝井さんが堪能できます。キャッキャッ

 


あとは、この回について言及しているはてな記事が全部良かったので勝手に共有させていただきます。

みなさん愛がすごい。めちゃくちゃ楽しんで読ませていただきました。ありがとうございます。

 

 

moarh.hatenablog.jp

 

chihalun-lun.hatenablog.com

 

wakana49.hatenablog.com

 

harada-rakuda.hatenablog.com

↓↓↓

わたしも「配偶者」というあの冷たい響きで呼ばれたかった

この一文、マジで熱い涙を流しながらガッッッと手を取り合いたいという衝動に駆られました。

 

 

 

 


盛りだくさんすぎてお腹いっぱいですか?私もです。

 

 

 

 

アァゥイェー

100の質問

38. 武勇伝は?

 

A. 

 

 

 

お久しぶりです、お元気ですか、その後調子はいかがですか、こんにちは、ありがとう、さようなら、また会いましょう

 

 

 

前回は前置きに重点を置きすぎて本題がおざなりになってしまったので、今回は前置き無しでサクッと本題に入ろうと思います

 

 

 

今回の本題は武勇伝ということで

 

我々20代は武勇伝と聞くと頭の中で特定のリズムが勝手に再生されてしまうわけですが、残念ながら床下はオリエンタル某の中田某彦みたいに軽快なリズムに乗せてポンポン披露できるほどの武勇伝は持ち合わせておりません

 

 

 

床下の中で、武勇伝というのは「爆発をさらに大きな爆発で打ち消したエピソード」みたいなイメージなのですが、残念ながら床下はそういったものとは縁遠い人生を歩んでまいりました

 

 

 

どちらかといえば、爆発が起きたら「あー、ありゃ爆発してんなー」と遠くで眺めながら近くの誰かに消火器を送ったり、引火しないように外堀に水をまくような人生でした

 

 

 

学業に関して言えば、高校時代は学年ビリ付近から1年で学年20位くらいまで成績を伸ばして志望校に現役合格!!なんていう経験があったりしたんですが、それは単純に元々が怠けすぎだっただけなので武勇伝にするのも何か違う

 

 

 

というか学業は武勇伝ではなくて知勇伝ですね、しかも知勇伝はそこそこウザがられるからあまり話したくない

 

 

 

そう、やはり武勇伝というのは武勇を振るってこそなわけです

 

 

 

という感じで性懲りもなく武勇伝の定義について考えながら当ブログの管理人であるミルトンさんと話していたら、一つ武勇伝っぽいエピソードを見つけたのでそれについて話します

 

 

 

 

 

 

 

何度か言っているかもしれませんが、床下は小学1年から高校3年まで10年間(2年ほど諸事情により辞めてました)剣道をやっていました

 

 

 

剣道は防具を身にまとい刀を模した竹刀で相手と1対1で打ち合う武道ですが、試合には個人戦団体戦がありまして、今回は団体戦についてのお話です

 

 

 

以下に団体戦の主なルールを記載します

・メンバーは五人(試合順に先鋒、次鋒、中堅、副将、大将)

 

・オーダーは途中変更できない(補欠との入れ替えは可)

 

・各試合は時間制限ありで、有効打突を2本先取で勝利(1本取った段階で時間が過ぎたら1本勝ち、双方1本取っているor1本も取っていない場合は引き分け)

 

・先に3勝したチームの勝ち(2勝2敗1分などの場合は取った本数で勝敗を決める、本数も同じ場合は監督が指名した選手同士による延長戦)

 

 

 

 

まあ大会にもよりますが大体はこんな感じです

 

 

 

 

結局は1対1の個人戦を5回やるだけなので5人全員強ければ勝ち進めるわけなんですが、中学高校の地区大会レベルではそういう学校は稀です

 

 

 

そのため各チームの監督が頭を抱えるのが、オーダーです

 

 

 

このオーダー、剣道経験者なら分かるのですが、各ポジションの役割や強さというのは暗黙の了解である程度決まっています、まあ野球の打順みたいなもんです

 

 

 

以下に各ポジションの特徴を述べます(私見もかなり含まれますが)

 

①先鋒

攻めに強く、速い。負けを恐れず突き進む特攻隊長。プレッシャーを感じにくいド天然かめちゃくちゃ気性の荒い奴がやってる場合が多い。湘北で言うなら桜木花道

 

②次鋒

速いというよりは、すばしっこいという感じ。小柄な奴がやる場合が多い。大抵5人の中で一番気弱か一番ずる賢いか一番性格が悪い。湘北で言うなら宮城リョータ

 

③中堅

守りに強く、相手の動きにいちいち動じない。負けないことが得意。大抵大柄かデブ。湘北で言うなら赤木剛憲

 

④副将

細身で攻めも守りもそこそこなオールラウンダー。責任感が強く状況に応じてプレイスタイルを変えられる奴が望ましい。湘北で言うなら三井寿

 

⑤大将

副将のグレードアップ版。大抵部長。湘北で言うなら流川楓

 

 

 

そして各ポジションの強さは

 

大将≧先鋒>中堅>副将≧次鋒

 

といった感じです

 

 

 

これが正攻法のオーダーです

 

 

 

先鋒が勝ち、次鋒が惑わし、中堅が守り、副将が整え、大将がとどめを刺す

 

 

 

理想的な「5人で勝つ」ための戦略であり、公式戦では多くのチームがこのオーダーに従ってきます

 

 

 

さてかくいう床下はというと、ある程度予測できているかもしれませんが、次鋒でした

 

 

 

次鋒というポジションはある種かわいそうで、スタメンには入っているけど「お前は5人の中で1番弱い」と宣告されてるようなものです

 

 

 

床下は打突は早いけど背は小さく相手の攻めを利用して1本を取るタイプだったので正に次鋒型と言われればその通りなのですが...

 

 

 

しかし、全てのチームがこのような正攻法オーダーを取ってくるわけではありません

 

桶狭間にて数万の兵を率いる今川義元を数千の兵で破った織田信長のように、監督は思わぬ奇策オーダーに走る場合があります

 

 

 

 

その中でも代表的なのが「捨て大オーダー」です

 

 

捨て大とは捨て大将の略で、その名のとおり大将に勝ちを望まないオーダーです

 

 

大将にあえて強い奴を置かず、代わりに次鋒や副将などに強い奴を置いて大将戦前に勝負を決めるというオーダーです

 

 

そしてこのような奇策に走るのは、床下の中学時代のチームも例外ではありませんでした

 

 

 

 

 

 

ある公式戦を控えた練習の日、監督のオーダー発表がありました

 

 

 

監督「大将、床下!」

 

 

 

床下は心の中で「あぁ、これが噂に聞く捨て大ってやつか」と確信しました

 

 

床下のチームは県内でもそこそこ名が知れてましたが、長いことライバル校に後一歩のところで負けていたため、恐らくそれを打破するために監督が打って出た策だろうと床下は思いました

 

 

 

監督は捨て大と明言するような素振りを見せませんでしたが、床下には分かりました、というか部内の全員が分かっていました、床下は大将を張れるような器ではないと

 

 

 

確信と同時に、色々な感情がこみ上げました

 

勝つためにはしょうがないことだと割り切りたい気持ちや、自分は次の試合で数合わせでしかないことへの無力感や、捨て大を察して無理に励まそうとしてくる部員への苛立ちや、1番弱いとは言ってもそれなりにプライドを持ってやっていた次鋒への執着心

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、色々な感情を詰め込みすぎてパンクした床下の脳は、思わぬ感情を導きました

 

 

 

 

 

 

 

「...やりたい放題だな、逆に」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、開き直ったのです

 

 

もうそれは本当にハンターハンターのゴンさんのような感じで

 

 

 

「終わってもいい」の画像検索結果

 

 

「もう これで スタメンクビになってもいい だから やりたい放題」

 

 

 

 

家に帰って父に話した時もそんな答えが返ってきました

 

 

 

「へえ、何のプレッシャーもなく格上と戦えるとか最高じゃん、暴れろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蓋を開けてみると、床下はその公式戦で全勝、ライバル校にも勝ち、チームは優勝していました

 

 

 

2勝2敗で床下に回ってきた試合も完全に開き直っていたので

 

「いやこれで負けても俺のせいじゃないし、監督のオーダーと勝てなかった奴らのせいだし」

 

という思考でめちゃくちゃ危険な賭けに出たり守りを全部放棄していたらそれが全部偶然上手くハマり気づくと2本勝ちしていました

 

 

 

監督とメンバーと保護者席は歓喜し、完全にお祝いムード

 

 

 

床下と父親だけが「手の平クルーが過ぎる」と冷め気味でした

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、床下がヒーローだったのは、後にも先にもこの日だけだったと思います

 

 

 

この日以降、結局床下は次鋒に戻され、それなりの勝率を上げつつも最後の公式戦では結局ライバル校に負けて引退しました

 

 

 

 

 

 

きっとあのまま床下が大将をやっていても、勝てたのはあの日だけだということを監督は知っていたんじゃないかと今になると思ったりする

 

 

変な開き直りと色んな偶然が重なり合った出来事だっただけで、それが日常となれば床下は少しずつプレッシャーを感じ始める

 

 

プレッシャーを感じれば負けを恐れる、守りに走る、賭けを止める、そうなっては実力では他チームの大将に勝つことはできない、と

 

 

 

 

 

 

まあそれでも床下にとっては数少ない貴重な武勇伝ですよ、一回りも大きくて強い大将クラスの奴らをバンバン倒したわけですから、最高でしたねあの日は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、以上です、すげー長くなってしまった...申し訳ない

 

 

思えば床下は今でこそインドアで陰気で運動とは縁遠いような感じに見られがちなんですが、高校までは剣道中心の生活を送っていたなあと書いていてしみじみ思いました、そして剣道から教わったこと、めっちゃ多いなって思いました。

 

 

また今度、違う機会にもう少し書きたいものですな

 

 

では最後に、床下が中学時代試合前によく聴いていた曲を挙げて終わります

 

 

youtu.be

 

聴こえてくるのはキミの声
それ以外はいらなくなってた
溢れる涙はそのままでいいんだ
もしも笑われても

行こう
昨日までのキミを
苦しめたもの全て
この世の果てまで
投げ捨てに行こう

街のルールに汚されない
今日も奴らロボットみたいだ
"無駄な日"なんてあり得ない
そうだろ はしゃいで息が切れても

行こう
今 空に高く
この声は突き抜けて
会えない夜も
キミにうたうよ

行こう
昨日までの二人を
苦しめたもの全て
この世の果てまで
投げ捨てに行こう

聴こえてくるのはキミの声
それ以外はいらなくなってた

my baby 行こう