100の質問
21. 彼氏にしたいor彼女にしたい芸能人は?
前回の記事はほんの出来心で随分とふざけたことをしてしまい大変申し訳ありませんでした。
結局のところ、ふざけたところで床下の本質をメーンの皆様にお伝えすることはできないので、やはり真面目に書いていくしかないわけです。
真面目に書くとどうしても起承転結をつけてしまいがちで、論文ばかり読んでるせいか疑問提起や解決策や考察などを入れなければ!と学術脳フル回転になってしまうんですね。
でもまあ、意外と好評だったので今後もたまにふざけられれば良いかなと思います。
さて今回は恋人にしたい芸能人は?という質問なんですが、何故男性と女性両方をあげているのか。
気付いた方がいるか分かりませんが、床下は未だに自分の性別をこのブログにおいて明言していないんですね。
というのも、100の質問の34問目が「性別は?」なんです。
何故34問目までこの質問を引っ張ったのか出題者に小一時間説教垂れたいところですが、とにかく床下はこの34問目を見たときに
「この時まで性別を悟られてはいかんな……」
となったわけです。
だから一人称を「床下」として
「異性」や「同性」と書いて性別を明言せず
「彼女」や「彼氏」は「恋人」と書いてきたわけです。
いやツイキャスで声聴いてるし、前回の記事で新井浩文の顔になりたいって言ってたし、写真上げてたけど体格からして男じゃんと思いましたか?
時代は"ジェンダーフリー"なんだよ。
ネットの情報に踊らされてんじゃねえぞ。
男か女かは床下の"魂"が決めることだ。
とにかく34問目がやって来るまで床下は性別を明かす気は無いので、それまで期待しておいてほしい。
本題に戻ろう。
床下から一旦「性別」という概念を排除した上で「愛しい」や「尊敬する」と思えるようなタイプというのは、結構昔から変わってない。
それは「何をしでかすか分からない人」だ。
床下は常に
自分が知ることのない「知識」
できない「経験」
理解も共感もできない「考え方」
これらを求めながら生きている。
別にそれらを知って真似しようと思うわけではなく、単純に「それ」を知りたいのだ。
逆に言えば、この先床下が生きていく中で
知れそうな「知識」
できそうな「経験」
理解や共感を示す「考え方」
これらには強い興味を示さない。
コロンブスの卵という言葉を誰しも一度は聞いたことがあるだろう。
誰でもできそうなことでも最初に行うことは難しいという意味で、上述した床下の考えに最も来る批判がこのコロンブスの卵である。
だが床下は別に「自分でも持つことができそうな要素」を批判しているわけではない。
それは自分自身を否定することに他ならないから。
そうではなく、単純に惹かれるかどうかの話である。
そうなると、惹かれる人間というのは自動的に「理解も共感もできない考えを持つ人」ということになる。
だからこそ床下はゲイだろうがレズだろうが病人だろうが宗教家だろうが、失礼を承知で遠慮なく関わりに行く。
興味を持つ分かりやすい例をメーンであげると、ぺけしいさんの「信号を撮る」という行為がある。
床下が初めて「ぺけしいさんは信号を撮るのが好きらしい」という情報を得た時、正直な話、全く嫌味なく良い意味で書かせてもらうが、情報の意味が全く分からなかった。
これまでの床下にとって、信号は「確認する」もの以外の何でもなく、「信号」を「撮る」という文章からは文法以外を全く理解できなかったのだ。
ぺけしいさんと出会うことがなければ、床下はこの先も信号は「確認するもの」でしかなかったわけで、「信号を撮る」という概念を教えてくれたぺけしいさんには多大なる感謝と拍手を送りたい👏👏👏。
だからもっと教えてほしい。
信号を撮るに至った経緯・バックグラウンド、信号を撮ることの魅力、撮り信界隈の業界用語、床下はもっと知りたい。
ぺけしいさんの人生には床下がこの先も得られないであろうものが無数に転がっている気がしてならない。
だから、ブログを、もっと書いてくれ……。
まあ教えてもらったところで床下は「信号を撮る」ということに興味を持っているわけではないので現実には何も生まれないんですが。
まあ他には山田さんのブログの文体とか
さやねえさんの選ぶ被写体とか
二階堂さんが学んでいる言語学とか
ここら辺は床下が真似したり理解したりできないところなので詳しくお聞きしたいところですね。
逆に興味を引かない分かりやすい例をあげていく。
直近だと、ミルトンさんやさやねえさんが好きな吉沢亮だろうか。
別に床下は吉沢亮を全く好きではないし、「顔が整ってる新進気鋭の若手俳優」というぐらいにしか思っていない。
つまりミルトンさんやさやねえさんに共感は一切示していない。
だが、ミルトンさんやさやねえさんが吉沢亮を好きだと思うのは理解できる。
あーはいはい、吉沢亮ね、はいはいオッケオッケ、アレでしょ、あの顔とあの性格でしょ、なーるほどなるほど、了解でーす、という感じだ。
だから何で好きなのかを知ろうとは思わず「そうか、好きなのか。良かったな。まあ好みは人それぞれだし。」という具合に終結する。
というか別に吉沢亮でなくても人が人を好きになるのは理解できるか普通。
まあつまり、人間十人十色で床下がこれから先も持たないような要素を全ての人間が少なくとも一つは持っているわけだが、その比率が多ければ多い人ほど床下は興味を持つということだ。
だからこそ「何をしでかすか分からない人」に惹かれる。
そういう人は大抵、何かに強い興味を持ったりある考えが浮かんだりすると、周りが見えなくなり前のめりに突っ込んでいく。
床下はその姿を追いたいと思う。
追えば「自分の知らない面白くて新しい何か」が得られる気がするから。
Base Ball Bearの「何才」という曲にこういう歌詞がある。
澱みからメロンソーダまで翔け抜けたい
理屈じゃない
涙から笑顔まで網羅したい
欲しいのはすべてと言ったらいけないのかな
この歌詞こそ恋愛における極地だと床下は思っていて、エゴだろうが何だろうがその人の全てを知りたいと思えるかどうかが境界線だとかんじている。
そう仮定した上で、床下がそのように思える対象というのが「何をしでかすか分からない人」だ。
だから恋人にするなら、自分が目を離したすきによく分からないものにハマっていたり、勝手にどっかへ行ってしまったり、突拍子もなく理解できない考えを表明する人が理想だなと思ったりする。
そういう人といるのは退屈しないし、なによりそういう人の顔は生き生きとしていて愛しいと思える。
まあ単刀直入に言うと、熱中することが無いから熱中している人が好きで、頑張らないから頑張る人が好きで、常識的だから非常識な人が好きというだけなんですが。
その代表例が芸能人で言うなら堀内健さんだと思うんですよ。
どんな番組に出ていても全く意味の分からない(実際意味は無い)ことを言っているし、ロケでも唐突に普通の人がやったら怒られるようなことをやっている。
そんな人が彼氏だったら、大変だけど楽しそうだなぁと思わずにはいられない。
蒼井優さんは別にそういうんじゃなくて、昔好きになった「何をしでかすか分からない人」にめちゃくちゃ顔が似てるというだけなんすけどね……。
いや、これじゃ恋愛対象が女性だとバレてしまうじゃないかと思った人、床下がレズという可能性もありますよ。ご安心ください。
まあーーーーしかし現実というのは厳しくて、そういう「何をしでかすか分からない人」ってのはそうそういるもんじゃなくて、いたとしてもそういう人間は大抵色恋沙汰に全く興味がないから見向きもされないんですよね。
だから今まで付き合った人も結局めちゃくちゃ常識のある方々ばっかりで逆に床下が振り回したり心を乱したりするばかりでした……申し訳ない……。
いやなんか普通に辛くなってきたな、寝よ。