こんばんは。ミルトンです。
先日4月30日に「いざわ・ふくらの解けば解くほど賢くなるクイズ」が放送された。
特番形式で3回目の放送だが、今回はなんとゴールデン帯の2時間SPということで、お二人の大出世ぶりが伺える。ぶり(鰤)だけに。本当におめでたい。
番組を見て「伊沢さんってなにもん?」「あのインドアなクイズメガネ(ふくらさんのこと©️須貝さん)、気になるんだが……」という人たちが湧いてくる頃かと思い、推しの推し時だーーー!!!鉄は熱いうちに打て!!!という気合いのもと、今この記事を書いている。
こういう記事は熱のみで書き上げるに限る。今回は私が特に好きな伊沢さんについて書いていく。
その前に、まずは簡単に番組の感想を。
番組内ではお二人からクイズがひたすら出されるので、私も見ながら考えていたわけですが、思ったよりも当たったんすよ。嬉しいことに。
だけど、勘で答えたものも含め、ほとんどがQuizKnock由来の知識だと後になって気付いた。QKによってもたらされた知識をQKのお二人から出されたクイズに答えて満足したという、完全にしてやられている自分。
してやられているというか本当にQKによって育てられているというか、まさにQKのコンセプトを体現する一人になっているなという実感を持った。いや、推しの掌で転がされるのであれば、それはそれは有り難き幸せなのだ。
「新型コロナウイルス感染防止のため、河原でのバーベキューはしばらくの間禁止します」という看板のすぐそばでバーベキューをしていた人たちを見ながら、(カリギュラ効果だ……)と思うくらいには教育されている。びっくりする。
番組はTVerにて5月7日まで見ることが出来るので、ぜひ。
↓↓
いざわ・ふくらの解けば解くほど賢くなるクイズ|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」 - 無料で動画見放題
そんなわけで、本題です。
伊沢さんのプレゼンと言えど、メディアにおける伊沢さんのすべてを満遍なく語ることは私には不可能なんだよな。
なので無理して色々語るのではなく、とにかく「私が好きな伊沢を見ろ」方式を採用したい。
というわけで、私の伊沢拓司の原体験であるところの、カードゲームXENOのプレー動画を紹介し、その感想を述べていく。そうだよ、ただ私が言いたいだけだよ。
XENO(ゼノ)とは?
取り急ぎ、XENO(ゼノ)について。
XENOとは、オリラジ中田敦彦さん考案のカードゲーム。
まず、なぜ私がこのゲームのプレー動画にたどり着いたかというと、単純に「仕事でカードゲームを探していた」から。
世にある様々なカードゲームを調べていたところ、その中のひとつにXENOがあり、個人的趣向にめちゃめちゃ刺さった。
とにかく私は心理戦が好きだ。心理戦がというより、心理戦をしている人たちを客観的に見るのが好きだというほうが正確かもしれないが。
中田さんは多様なゲストと対戦しているんだけど、初回ゲストはメンタリストのDaiGoさんだった。そりゃ、心理戦好きなら普通に見るやつじゃん。
最初にDaiGo戦を見て、ゲームの面白さに惹かれ、名も知らぬゲストである伊沢拓司戦の動画にまで流れるようにたどり着いたというわけ。
伊沢拓司は勝負に誠実である。
動画前編。~完璧な挑戦者~
伊沢さんは、「論理的に考えます」「(相手の)情報が何よりも欲しい」と言いゲームを進める。
前述したDaiGo戦が論理(中田)vs心理(DaiGo)であるのに対して、伊沢戦は論理vs論理の様相で進んでいく。
一言で言うと、伊沢さんの対戦、めっちゃ上品。こういう心理戦にありがちな厭らしさというのがね、無い。
そこがまず落ちたポイントである。
あとはね、普通の感想なんだけど、頭が良い。あぁ、これは、頭が良い人の戦い方だ……と、初見は口開けて見てた。
詳しいことはDaiGo戦との対比をするととても分かりやすいので引用させてもらうが、DaiGoさんが言っていた「ゲーム中に無駄な喋りをする3つの理由」がある。
-
情報を手に入れたい
-
相手の思考を誘導したい
-
相手の記憶を奪いたい
DaiGoさんはこれらをむちゃくちゃ駆使しながらゲームを進めていたが、なんと我らが伊沢拓司はほとんど使っていない(と個人的には感じた)。
3に至っては皆無。むしろ相手が思い出したり考えを整理したりする時にサポートするような言葉もあった。
1は言葉でというより、カードの効果を使って物理的にカードの情報を手に入れていたので、相手を揺さぶって情報を掴むということはまるでしていない。2はハッタリかますことはあったが、それでもDaiGo戦に比べたら少なかったと思う。
こういうところから、伊沢さんの誠実さが伺える。
相手と戦っているのにも関わらず、相手を決して陥れようとはしない。どこまでいっても誠実さに愚直。正当に勝負をして、正当に勝つ。そのための組み立てを自分の中で論理的に行なっていく。
その一方で割と純粋なところがあり、心理的な誘導に素直に乗ってしまうなどしている。愛しみ。ただそこで動揺しないのは凄いんだよな。
相手から読まれることはあまり気にしないが、こちらから読むのは結構読むんかい!というのも面白い。
その点で、基本的に攻め重視の人なんだなと感じる。攻め方が上手い。
動画後編。~芸術の領域~
ここからは、勝負のネタバレ含む、オタク的視点をただ述べるだけのコーナー。
【動画前編】
~プロローグ~
- ま、え、が、み!!センターカメラからは目が見えない、絶妙な長さの前髪!!!!!!!!!ありがとうスタイリストさん!!!!!
- スーーーーツ
- 場に合わせた上での服装の魅せ方が本当にお上手。記事にもなっていましたが(伊沢拓司はなぜKITHを着るのか【インタビュー編】)、伊沢さんの服装戦略かなり大好き。
- 声低め、わざと落ち着かせたトーンにしてる感。やってんなぁ。
- 「恐縮です」
- 対策ちゃんと立て沢
- 指輪!!!!!!!!!!
- というかそもそも指!!!!!!!!!
- あのシルバーのゴツい指輪つけて、似合うくせに下品にならないの伊沢さんくらいじゃん???
- 色気すごくない?上品な色気、凄くない?ありがとうございます
~一戦目~
- 「いただきます」からの「うぅん、なるほど」
- 5を2枚持ってる時の堂々としたハッタリ◎ 好きなやつ!
- ニヤリとした笑顔がいやらしくないのがいい沢です
- 「ヒントを出すなら……、論理的に考えます」
- 「5より大きい?」「はい」→この時の余裕綽々感、あざす
- なかなかの悪(ワル)ですね~~~~~~~
- 自分が何を考えているか分かられたくなかった→はい分かる好き
- 楽しそうにやってんのいいな
- 「妥当な推測ですね」のやや煽り感、こっちがにやけちゃう
- 9か10にあえて誘導する、かかってこいよ沢~~~!!!!!!
- 10当てられた時の動揺しなさ花丸すぎる好き
- あごへの手の添え方!!!!!!!!!!!!ひん!!!!
~二戦目~
- ホッとしてちょっと饒舌になる沢
- 読まれるのは気にしないが読むのは結構読むんかいお前
- 「嘘をつけば次に本当のことを言っても嘘つき」ギュンてした
~三戦目~
- 冒頭の「ん?んん……」好きなんやが
- 二戦目を踏まえて意識的にしゃべらないようにしてるな
- データが欲しいが故の9
- 私としては9の扱い方見て、こいつは賢いなと確信したんだよな
- 2で外しても悔しくない沢(ニコニコ)
- 楽しくて手が震え沢
【動画後編】
~四戦目~
- 「困ったな」ッハァ~~~~~~~~!!伊沢さんを困らせたいな~~~~
- 人の思考の邪魔をしないところが誠実なんだな
- 平等に戦いたいところが逆にガチの負けず嫌いであることの証明かな
~五戦目~
- 「ありえ、るのかな…逆に」
- あ~~~私は自分を抑えている人に惹かれるのか。何考えてんのか知りたいんやこっちは
- 「私たちの対決は芸術品ですね」
素晴らしき作品でした。
最後に。
お疲れさまでした。(書いた自分も、読んでくれた皆さんも。)
伊沢沼を覗き見る同志たちが増えることを祈ります。
ここでプレゼンした伊沢拓司はあくまでほんの一部、だということを自戒も込めて書いておきます。
気になった方は、伊沢さんの本家であるところのQuizKnockの動画を見よう!!ということで、おすすめをちらほらっと貼っておきます。
もっとXENOのルールが分かりやすい、かつラフな対戦はこちら↓
また一味違った伊沢さんの戦略性が見えるのはこちら↓
QKでのお気に入りシリーズ。伊沢さんは心理戦やる以前に普通に(普通ではない)クイズがお強いのだよなと改めて認識する動画↓
伊沢拓司の黒子には住むべき↓
以上!!!!です!!!!!
それでは、良きGWを!!!!!!!!!!!(3640字、なんだかんだで2日掛かりました)