先日、ペペロンチーノに対する愛を記事にしました。シンプルだからこそ - 仮説トイレ
みなさん読みましたか?読まなくていいです。めちゃくちゃ長いので。
さて、今回はインドカレーに対する愛を記事にします。と言ってもまだまだペーペーの素人なので人様に提供できるほど美味しいものが作れていません。レシピに関する記事も書くつもりはありません。それまでまた4年ほど修行させてください。
インドカレーは大別して南インドのカレーと北インドのカレーがあります。
上記の地図を見ての通り、北インドは陸に、南インドは海に面しています。したがって北インドではチキンや牛乳、生クリームを使ったこってりコクのあるまろやかなカレーが作られ、南インドでは魚介類やココナッツミルクなどを使ったシャバシャバで辛いカレーが作られてます。日本でインドカレー屋さんに行って食べられるのは大体北インドのカレーですね。
他にも細かく分けていくと州や地区ごとに色々なカレーがあります。日本で使う味噌に地域差があるような感覚ですかね。
さて、カレーの種類に関する話はここまでにしましょう。カレーの種類に関しては今日のメインではないので。
今日はスパイスについての話をします。スパイスにはホールスパイスとパウダースパイスがあります。ホールスパイスは挽いていないままの状態のスパイスを指し、パウダースパイスは粉末状のスパイスを指します。みなさんがスパイスと聞いてイメージするのはこのパウダースパイスが多いかと思います。
スパイスと一口に言っても色々なものがあります。今回はそのスパイス達を紹介します。
クミンシード
香りの強さ★★★★☆
使いやすさ★★★★★
インドカレーと言えばこれ。ホールスパイスとして使うこともあればパウダースパイスとして使うこともあります。インドカレー屋さんに入ったときにする香りはこのクミンの香りです。どのスパイスとも相性が良く、カレーの基盤としてオールマイティに使えるスパイスです。
コリアンダーシード
香りの強さ★★★☆☆
使いやすさ★★★★☆
こちらもクミンと並んでインドカレーの代表。コリアンダーはホールスパイスよりもパウダースパイスの方がよく使われます。クミンほど独特な香りではなく、比較的爽やかな香りがします。ちなみにコリアンダーは別名パクチーで、種の部分以外にも茎や葉の部分が香草としてインドカレーによく使われます。
香りの強さ☆☆☆☆☆
使いやすさ★★★★★
ウコンです。ホールスパイスは存在せず、粉末で使います。香りはほとんどなく、基本的に着色料として使われます。量も他のスパイスの4分の1程度しか使いません。多量摂取すると肝臓がやられるので気をつけてください。
最低この三つのスパイスがあればそれっぽいインドカレーが作れます。興味がある人は試してみてください。
どんどん行きます。
香りの強さ★★★★★
使いやすさ★★★☆☆
あまーーい香りのするスパイスです。ホールスパイスで使います。シナモンやベイリーフとの相性がよく、香りに深みを与えます。クローブ自体の香りはとても強いですが、カレーにはあまり香りが移りません。なので甘い香りがするカレーができるわけではないです。ご心配なさらず。
グリーンカルダモン
香りの強さ★★★★★
使いやすさ★★★☆☆
爽やかな香りのするスパイスです。ホールスパイスで使います。こちらもクローブ同様、カルダモン自体の香りは強いですが、カレーに香りはあまり移りません。ただ、カルダモンは噛むと強烈な香りとエグみが口の中に広がるので、カレーが出来上がったら取り除くといいです。
シナモン
香りの強さ★★★☆☆
使いやすさ★★★☆☆
みなさんご存知のシナモンです。シナモンパウダーは香りが強すぎるため使うことはほとんどなく、ホールスパイスとして使われます。どっしりとした香りの基盤となるスパイスです。
(後編複雑だからこそ-後編- - 仮説トイレへ続く)