お待たせしました、3回目のメーン対談企画です。
1対1で対談をして、それを書き起こして記事にしてみよう!という企画。
第3回目の対談相手はさやねえ。
テーマは「手当たり次第、語り尽くそう」
最近頻繁に会っており、かつ学生時代からの友人であるさやねえとの対談なので、対談らしく場を回すということを早々に放棄しました。すみません。
仲の良い友人同士の雑談としてお楽しみください。
ちなみに以前2回は電話越しでの対談でしたが、今回初の試みとして実際に会って話したものを録音しています。その生っぽさが出ていたり出ていなかったりするところも一応見所です。
※これまでの対談はこちら。
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ミルトンの部屋 Vol.3
〜さやねえってこんなに優しかったっけ?〜
★ゲスト:さやねえ{もうすぐ関西へ引越し予定/ポケモンのヒンバス似の恋人がいる/ミルトンとは学生時代からの友人}
さやねえ(以下:さ)ちゃんと対談が出来るかなー。
ミルトン(以下:ミ)仲が良いから、客観的に何を聞いたらいいか分からなくて。昨日床下さんに聞いてみたら「俺が聞きたいことはないだろ笑」って返事が来たけど。あと「麻雀全然やってねえな」って。
※床下とさやねえ:直接の交流はほぼない。たまにミルトンを加えた3人で麻雀アプリの対戦をする。
さ なんでバレてんの(笑)
ミ 最近一緒にやってないからじゃない?(笑)「初対面レベルの人によく聞くのは、仕事何してるかとか、職業病は何ですか?とか」って言ってたけど、ある?
さ 職業病になるほどまだ職業をしてないってのはあるな〜。
ミ 確かにそうかも。
さ もうすぐ関西に行くって話してるやんか。関西に行ったらもうちょっと仕事内容が難しくなるんよね。
※現在の職業:製薬会社の事務
ミ そうなん?
さ 製薬会社特化の仕事になるから、薬機法(やっきほう)とかを学ばないといけなくて。勉強しなくちゃいけないな〜と思う。高校時代のノートとかを、いま引越しで整理してるから「私こんな風に勉強してたな〜」と見返してる。
ミ まだ残ってるのがすごいよね。
さ 意外にね。大学行く時に、英語の勉強とかで使うかなって思ってたけど全く使わなかった。だからもうほぼ処分。
ミ へぇ〜。もう全部捨てた、高校卒業した後。あったら便利かなと思うけど、一人暮らしの部屋に持っていくか?と思って。邪魔になるだろうな〜って。
さ 間違いないね。でも私そういう成果物貯めるの好きだからさ。「あ〜これだけやったわ〜」って思うから、まだ残してたな。
ミ あぁ〜わかる。
さ 私は、書いて何回も繰り返すことが大事なんだなって学んだ。
ミ 確かによく書いてたよね。
さ 未だに書かないと覚えられないし。オフィスのデスク、画面の周りに付箋でいっぱいやることを貼ってる。終わったら剝ぐっていう。自分的に貼る順番にルールがあるからさ。
ミ 一番上からね。
さ そうそう、右上からね。……うーん、職業病はないなぁ。
ミ これからやね〜。薬機法って、結構細かそうだね。
さ そうなんよね〜。薬を作るまでにこういうプロセスを踏んでやらないとダメですよ、みたいなのがあって、そのプロセスをちゃんと出来ているかチェックする人。話聞いてるだけだから、まだ分からんけど。「習うより慣れろ系だよ」って言われた。「じゃあがんばります」っていう。
遊んだ思い出は多いがあまり覚えていない2人
さ とんみる(=ミルトン)と遊んだ一番印象的な場所がね、意外とないなって思った。
ミ 自分もここが一番ってあんまりない。色々行ったな〜っていうのを思い出した。
さ 最近は割と1週間に一回とか、2週間に一回会うようになってるけど、それまでって半年に一回とかなんだよ。だから印象に残ってるはずなのに「昨日も会ったよね」みたいなテンションで遊ぶから、強く印象に残ることってないな〜と。
ミ あー、そうかもね。
さ 私がスタバに行ったことない時期に一緒にスタバに行って、(とんみるが)「私はホワイトモカを飲むけど?」って(笑)あれで大人だなって思ったぐらい(笑)
※高校生時代の出来事。
ミ あれ全然覚えてない(笑)さやねえに話したことあんまり覚えてないんだよね(笑)
さ それくらいのふわっとしたエピソードは覚えてるけど。
ミ でも(閉鎖直前に行った)スペースワールドとか、京都で吉沢のカフェに行ったのとかは、場所としては印象深い。道中何を話してたかとかは正直、全部同じくらい覚えていないんだけど(笑)
※“スペースワールド”は、九州で有名だった遊園地のこと。2018年1月1日に閉鎖。
※“京都の吉沢のカフェ”とは、2人共がファンである吉沢亮の写真集の撮影場所となったカフェのこと。写真集はこちら↓
さ ほんまにね(笑)2人でここ行ったな〜は覚えてるけど、じゃあ何話したん?とかはあんまり覚えてないよね。スペースワールドは、ヘンテコなハートのサングラスを付けたっていう思い出。吉沢のカフェは他にお客さんがいなくて、写真を撮りまくったっていう思い出。
ミ (当時住んでた場所が)遠かった割には会ってたよねって思った。
さ わかる。2人なら予定も合わせられたし。あんまり「うわぁ久しぶりー!」ってなった思い出がない。いつ会っても同程度のテンションで喋ってたなっていうイメージ。
ミ そうだね。
再会の恩人に対してやいやい言う2人
さ 今回再会する時も、いつも通りのテンションっていう感じ。でも「さやねえ、こんなに優しかったっけ?」って言われたのは心外やったけどね(笑)
ミ 言ったっけ(笑)なんか、怒ってるんだろうなという前提でいたから、申し訳ないという自分の気持ちと、どれくらい怒ってるんだろうっていう気持ちと。(さやねえは)怒っているのを前面に出す感じではないけど、なんかちょっとあるのかなって思ってたから。
さ 内に秘めた怒りがね(笑)
ミ そうそう(笑)別にそこまで気にしてないって感じだったから、そうなんや〜と。
さ 連絡取らんかった自分もなぁと思うから。
ミ みんなと会ってみて、実際みんなそんな感じだったから。さやねえだけではなく。怒るというか心配してくれていたという。
さ 心配してたから、パッと見て凄いやつれてたら「大丈夫かお前!?」ってなるけど、意外と元気そうだったから、何とかなったんだなって思うよね。
ミ (色々あった)直後ならアレだったけど。自分が回復してから会おうと思ってたから。
さ まじでタイミング良かった。それに関しては床さん(=床下)に感謝かもしれん。
※さやねえと再会したきっかけ:前回の対談記事を上げたことを、床下さんからメーンメンバーに報告してくれたことがきっかけとなった。
ミ そうなんよね。対談って相手の話を聞くだけなんだけど、自分に余裕がないと聞く余裕もないじゃん。ある程度自分がまともになったから、やってみようかという流れになった。その時点で割と回復はしてたかな。床下さんも結婚した(からタイミングが良かった)しね。
さ それも意外よね。対談を見た感じ「ああ、床下さんだなあ」と。
さ & ミ (笑)
さ 「俺が選んだ女に間違いはない」って。すごいよな、言ってみたいわ人生で。
ミ そんな自信ないけどって思うよね。
さ ほんまにね。だってある意味自分のことも自信あるってことだもんね。“この俺が”(笑)
ミ “俺という男が“(笑)まあ、自分の感覚を信じてるってことなんだろうね。
さ ミスっても俺が悪かったんだなって落ち着いて考えられる人なんだろうなって、つまりは。すごいなって思う。
ミ 自分のことなら「自分なら大丈夫」っていうのはまだあるけど。さやねえも「なんとかなるっしょ」タイプじゃん。だけど私は、他人をそこまで信頼できんから。(床下さんは)いい意味で人が好きというか。他人をちゃんと好きで信頼しているのかなっていう。
さ (床下さんは)冷たそうに見えて優しいんだね。
ミ 私は全然優しくないし信頼してないから(笑)
さ (私も)そっちやな(笑)自分の懐に入れるまでが長いんよね。懐に入れてしまったらある程度優しくできるんだけど。ただ、入れすぎるともっと優しくできなくなるんだよね。
ミ ツンデレっぽくなる?
さ いや、まず他人が何をしようが、どう思おうが関係ない。次に友達の枠になると、ある程度冷たくされても「私が友達だと思ってるからいいか」と。そしてもっと小さくなって家族とか恋人になると「私の家族なのになんでそんなことすんの?」っていう域に入るの。
ミ あぁ〜。
さ だから、より厳しくなっちゃう。友達だと許せたことも、家族や恋人がやってると「うわぁ〜」って思っちゃう。
ミ 実際厳しいもんね(笑)
さ うん、厳しい(笑)だから姉のこともすごく嫌いだし。でも別に姉が友達だったらどうでもいいなと思う。細かいポイント。だから、自分のこともたまに「うわぁ〜」って思う。
ミ それたまに言うよね。ちょっとびっくりするところではあった。あまり思い詰めなさそうなイメージがあるから。
さ 思い詰めてるかと言われれば、ポーズなんだろうなぁ。別に直そうとはしてない(笑)それで何かあっても自分のせいだからまぁいいかって思っちゃう。一応、「ここが悪いんだよな」っていう自覚はしてる。面倒くさいよね。
他人を信頼しない2人の家族観
ミ 最近意外に思ったのが、「子どもが欲しい」って言ってたこと。家族というものと縁を薄くしておきたいタイプなのかなって思ってたから。
さ 子どもは欲しいね。何でかって言われると……。自分的には、暖かい家庭は無いと思ってるから(笑)
ミ (無いという)前提?(笑)
さ 自分が過ごしてきた経験の中で暖かい家庭は無かったし。なんだろうなぁ、家族というものを作ってみたいんだよね。
ミ 一から作れるぞってことか。それ前向きな理由だね。
さ 今回自分の親とかそっちの家族に対してはもう諦めたんだよ、多分(笑)だから自分が家族を作れるとなると、もうちょっとこうしてみようとか、こういう風にしてみたいとか。「して欲しい」の理想があるから押しつけになるけどね(笑)でも別に恵まれなければ、恵まれなくてもいいやって。
ミ とりあえずやってみてってことね。
さ やってみたら多分、私もうちょっと家族に優しくなれると思う。母はこういう気持ちだったんだって。もしかしたら、やってみたら分かるかもなって。
ミ 実際の親御さんに対してか。それはあるよね。
さ 最強化計画はずっと進めてるからさ。苦手なものは減らしていきたいし、克服していきたい。苦手なものとして人間関係。家族って苦手だから。経験してみたら立場変わるかなって気持ちかな。
ミ そこに踏み込もうと思うのがすごいと思う。
さ 子どもには迷惑だろうなと思う(笑)
ミ 良いと思うけどねぇ。嫌だということも自分でやってみたら価値観変わるでしょっていうのは、前向きな考え方だね。
さ 割と頭で考えて納得しちゃうことが多いから。「立場が人を変える」じゃないけど、なるだけなってみたらいずれ変わるんじゃね?っていう。
ミ 確かに。
さ 今の職業も事務系で、事務系の仕事やるつもりなかったけど、やってみたら意外と向いてるやんっていう時があるから。
ミ 最初ちょっと意外ではあった。でも話聞いてたらすごい向いてそうな感じがする。
さ 自分でも意外だった。積み上げていくのが好きだから、成果物がコツコツと積み上がっていくのが楽しい。
ミ なるほどね。
さ とんみるとは考え方似てると思ってるけどね。
ミ そう!だから余計に、自分が子どもに対しての願望がないから、それで違いがあって意外だった。
さ 「君は欲しいタイプだったんだ」ってね。
ミ 前でんぱ組.incの、多分もがちゃん(最上もが)と、りさちー(相沢梨紗)とかが「自分の遺伝子を残して死にたくない」みたいなことを言ってたのを覚えてて。その時は「髪の毛一本も嫌だ」とかいう過激な話だったけど。そこまでは別に思わないけど、なんとなく言いたいことは分かるなって思ってて。
※2人とも高校生の頃でんぱ組.incのファンだった。
さ あ〜!
ミ 子ども産みたくないわけじゃないけど、こっちも分かるしあっちも分かるしみたいな。さやねえもどちらかというと残したくない派かと思ってたから、意外だな〜という感じ。
さ 高校の頃は“一生独身宣言”したもんな。
ミ 高校の頃なら、言ってるの想像できてなかったと思う。
さ 現在恋人がいるからかもしれんね。
ミ 想像できるし、可能であるっていうことが一個乗っかってるもんね。
さ 可能であるならば欲しい、かな。遺伝子は確かにあんまり残したくないなとは思うけど。
ミ うん。
さ でも、大嫌いな姉に子どもがいるわけですよ。それを見てると「(子どもが)なんて可哀想なんだ」って思うわけ。姉の子育て大反対だから、「もうちょっとこうしたらいいやん」ってよく思う。「ああいう人たちに子育てが任せられるなら、自分も出来るやん」って思ったのかもしれん(笑)
ミ 逆にね。あの人たちが出来るなら俺もできると。頼もしいな(笑)
さ (子ども本人が)やりたいって言うことやらせてあげればいいのに、とか。お母さんが良いって言うからこれを選んでるんだろうなって思うことがよくあるから。「それは自分でホンマにやりたいんか?」ってよく思うからね。そこの部分を自由に言える子どもを育てていこう、みたいな。
ミ さやねえの子どもと絶対仲良くできる自信ある。
さ それはそう思う。
ミ さやねえの子どもは確かに「えー、お母さんがこれが良いって言っても俺はこれだから」とか言いそう。
さ 私がシルバニア勧めても絶対やらんと思う。
ミ 本当に好きならやるだろうけどね。
さ 現状の流れでいくとヒンバス(※恋人)との子どもだから、趣味がしぬほど多いじゃん、2人して。何に影響されるかは、どっちかに寄ると思うんだよね。
ミ 選び放題やね。趣味には困らないかも。
さ 守備範囲はバッチこいだからね。
趣味についてはいくらでも語れる2人
ミ 趣味ね。話しだしたら長いよね。
さ 最近やってる趣味っていうとむずいね。まだ趣味になってないけど、なりかけのやつもあるやん。
ミ 一応、共通のというか一緒にできる趣味は、謎解き、マダミスも入るかな。麻雀。カメラは、自分は撮らないけど(さやねえが撮るのに)付いていくのは好き。
さ 合ってるね。それは確実に趣味に入るレベルでやってること。
ミ それ以外は?
さ それ以外は、とんみるが知ってるレベルでいうと、シルバニアとか小物系、ガチャガチャで出てくるもの。LEGOとか、手先動かす系のもの。あとYouTubeで東海オンエアを観たりとか。あとは、漫画・アニメ。新しいものは観ないけど……。
ミ 今まで好きだったやつ(を観る)?
さ うん。あと、自分のモットーとしては、「この世で名作とされているものは観よう」っていう精神があるから、名作と言われている映画・漫画・アニメはなるべく観るようにしてる。映画も割と観ると思う。それに伴って小説も読むようにしてるし。
ミ あぁ、そうね。
さ あと最近は、お弁当作りの動画とかも観たりする。あとは、古道具とか。
ミ 古道具?
さ ザルなら今の網のザルじゃなくて、竹になってるザルとか。大正時代の旅館とかで使われてたタンスとか、そういう昔の道具。昔のケーキ屋さんのディスプレイケースとかね。
ミ なるほどね。
さ 欲しい物はいっぱいあるんだけど、買うまでのハードルがあまりにも高いから。(とんみるが)言ってたやん、「良い物を買って長く使う方がいいかもよ」って。確かになって思って。
ミ うん。
さ いま欲しい家具とかって良い物ばっかりやねん。昔使われてた物がいま売りに出されるということは、今後も長く使える保証が付いてるなって思うから。ずっと欲しくて、そういう昔の家具とかを調べたりする。
ミ なるほどなぁ。
さ 何かを探ることが趣味になってきてるかもしれん。QuizKnockとかを好きなのも、自分が知らない専門知識を喋ってくれるやん。自分の身になるから、それが好き。知らない分野を軽快にしゃべってくれる人が好き。
ミ 知らないことを知っていくっていう感じよね、全趣味において。
さ 知的好奇心が強いんだなって思った。
オタクじゃない方のオタクな2人
ミ 昔は麻雀とかの勝負事は、やらなそうなイメージがどちらかというとあった。そんなに熱くならないイメージがあって。でも、最近自分で負けず嫌いって話もするから意外だった。
さ でも勝負師ではないと思うんだよな。麻雀も勝負っていうよりは、普通に楽しみとしてやってる。ゲームとしてやってるけど、負けるのが嫌い。
ミ 勝たなくていいけど……、
さ 負けたくない(笑)
ミ 負けたくない(笑)
さ 負けず嫌いではあるけど、勝負事とは思ってない。「こいつ弱っ」って思われたくないけど(笑)思われない程度には勝ちたいけど、別に一番じゃなくていいんよね。
ミ そうそう、一番を狙いにいくことが今までないイメージだったのよ。ゆるっと5,6位ぐらいで穏やかにいきたいよっていう。でも、最下位は嫌よっていう。
さ ただプライドが高いだけなんだろうなって思うけど(笑)
ミ 最近の発見だな、その辺は(笑)
さ 部活も最初のうちは頑張って。やれることは楽しいから、何か出来るようになるまでは頑張るけど、他の人よりも出来るようになるともういいやって。飽きるんよね。
ミ でもリスペクトはあるというか。もう、一番この人が上手いとか、この人がセンターですって決まってしまえば、それを立てようとしてくれるところはあると思うけど。でも自分が出れないのは嫌やけん、二、三番手には付いておくよっていうところまではいく(笑)
さ 確かになぁ(笑)一番は一番なりの苦労があると思うから、一番になりたくはないんだよね。けど美味しいところをもらえる二、三番手がいいですかねぇっていう。
ミ そこは変わってない気がする。一番上手くなりたいわけではないけど、自分が良しとするレベルにはいっておきたいよねっていう。
さ そうだね。出来ないっていうのは自分的に許せない。「出来ません」って言いたくない(笑)ある程度出来るけど、上手くないっていう。「自分のことをオタクって言えないんだよね」っていうのもそれに通ずるんだと思う。「オタクとは名乗れないけど、好きは好きですよ。どれくらい好きかっていうと……」で語りが始まるんだよね(笑)
ミ その辺の感覚は似てるというか、理解できる。
さ よね!極めたいタイプの人と当たると、ちょっと合わないんだよね。唐突に「もういっか」って思っちゃうから。
ミ (さやねえの)その感じ、たまに分かる。「一番を目指せよ!」ってさやねえに対してやらせるのは良くないんだなって思う。
さ そうだね。上の目標をチラ見せしてくれると、そこまではいくか〜って自分でいくかな。
お互いの好きなところを話す2人
〜さやねえ編〜
さ 話すならお互いの“良いところ”っていうより“好きなところ”の方がいいかもね。私は好きだけど、世間的に良いかどうかは分からんもんな。
ミ 確かにね。今話してる内容もだいぶやばい人寄りではあるもんな。優しくねえ2人だなって印象を持たれそうな……。
さ 冷たいよね。そう、冷たいんだよね〜。他人に対して優しいか優しくないかでいうと優しくはないもんな。
ミ でも、ヒンバスとかへの態度を見て思うのは、とりあえず受け止める前提でいるから、「ここは受け入れられない」っていうのを言うんだろうなって。
さ 私がヒンバスに対して?
ミ そうそう。私は、受け入れられないなら結構無視したりすることもあるけど。(さやねえは)一旦全部受け入れるという態勢があるからこそ、ここは嫌だよみたいなのが出てくるのかなって。
さ どうかなぁ。
ミ 優しくないと言いながら、懐は深い気がする。さやねえは。そこが良いところ、好きなところではあるかな。
さ むずいね。
ミ 「受け入れないってことはしない」というか。まぁ人によるんだろうな。
さ んー、(例えば)とんみるがなにか人を殺しましたってなった時に、
ミ それはちょっとやばいね(笑)
さ 終わったことは仕方ないから……って(笑)確かに人を殺したからって友達をやめるかっていわれたら、「何か事情があったんだろうな」って思うかもしれんね。
ミ そう、そういう視点があるのが有難いというか。そのまま否定することもできるやん。「なんで殺したん?」「やめてよ」って。まあ普通そうなんだけど(笑)
さ (笑)
ミ 「そっちの事情があったんやろなぁ」っていうのが一回挟まるのが、こちらとしては有難いところではあるかな。
さ それこそヒンバスにさ、「とんみるが音信不通期間に何してたか聞いたん?」って言われて、別に聞いてないけどって言ったら「なんで聞かんの?そこが一番気になるんじゃないの?」って。だって、自分から話さないってことは特筆して何もなかったってことじゃないん?って。
ミ 何もなかったよね。何もないというかね。
さ 話すべきことは何も起きんかったんやろ?
ミ そうやね。
さ 相手の気持ちを察するのは察するかもしれん。ここは言いたい・ここは言いたくないは人によってあるから。自分にもあるからね。自分がズケズケこられると「うわっ」って思うから、人にはしないのかもしれん。事情を察しようとはするよね。
ミ 嫌だからしないんだろうなっていうのは……お互いに分かるよね(笑)
さ 触れてほしくないだろっていうところに割と触れる人が多いじゃん。それが嫌だから自分もやめよっていうね。何か教訓があると私はやめるのかもしれん。
ミ それがあるのがいいよね。偉いなと思うのは、嫌だからやめるってちゃんと思えるところ(笑)
〜ミルトン編〜
さ とんみるの好きなところね、波長はめっちゃ合うなと思う。
ミ そうね。
さ 考え方が似てるから、2人とも同じ状況に置かれた時にやることは一緒なんだろうなって何とな〜く思うから、「ここ、とんみる的に大丈夫かな?」って考えながら話すことが特にない。
ミ あぁ〜確かにね。
さ 口から出たままに話しても受け止めてくれるんだろうなって思うから、割とスラスラペラペラ話せる。これ、波長が合うことの一番の特権やと思う。
ミ 「これどう思うかなぁ」っていうフィルターがないってことね。
さ 他の人と話す時は「これどう思うかな」ってちょっと考えるから。フィルター通して。それがないのが、何も考えずに話題ポンポン変わるのはそういうことよね。
ミ 話して「不快だな〜」とか別にないしね。
さ 他の人が聞いてると不快ポイントあるかもしれんね。あと、普通に顔も好きだよ。爽やかな顔してんな〜と思ってる。
ミ そうなんや(笑)そう思われてると思ったことない。
さ めっちゃ好きなわけじゃないけど、普通に好き。いい顔してんな〜と思ってる。
ミ ……ありがとうございます(笑)
さ 自分が鼻低いのがめちゃくちゃコンプレックスだから、鼻筋通ってる人見るとええな〜って思う。結構爽やかな顔じゃん、和風美人というか、着物とか似合うなって。だから写真もよく撮るよね。
ミ 着物着てた時ね。
さ 被写体として撮りたいな〜と思ってる。爽やかな水色とか白とかを着てほしいよね。逆に華やかなのを着る時は、シチュエーションとして廃墟とかそっちに行ってほしい。
ミ あ〜。
さ 外見的には友達というか、客観的に被写体としてどういう時にいてほしいかな〜ってよく考える。
ミ えー面白い。写真撮る人ならではの思考かも。
さ 友達みんなにそう思ってる。キラキラのメイクしてこういう服着てこういう所にいたら可愛いんだろうなって思う。
ミ プロデュース能力があるかもね。
さ 世間的にどうか分からないけど、自己満のプロデュースはずっと考えてる。だからミニチュアとか並べるのが好きなのもそれかもね。こういう家を作ろうとか。
ミ へぇ〜無いもん、友達にこういう服着てほしいとか。こういうの似合うなーとかはあるけど。これを着せてあげたいとかはない。
さ 着せてあげたいはないけど、着てもらって写真を撮りたい。自分の欲求に昇華していく(笑)
好きな音楽を紹介しあう2人
さ 今ハマる余地があるのは音楽だね。
ミ 確かにあんまりないかも、「このバンドが好き〜」とか。アイドル曲を聴いてるイメージが強いけど。
さ 女性の声の方が自分の頭に入ってきやすいのと、あと歌うのが好きだから、女の子とかアイドルの方が歌いやすいから好きっていうのがあったんだけど。
ミ うん。
さ 『SLAM DUNK』の映画で、「The Birthday」と「10-FEET」がオープニング・エンディングをやってて。オープニングがあまりにも良すぎて!最近そればっかり聴いてるから、バンドいいなって思って。
ミ バンド、最近よく聴くのは「DADARAY」とかかな。
さ 聴いてみよう。
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さ 韓国アイドルでいうと、いま「New Jeans」が私の好きな世界観でPV作ってくれるから好き。写真がしぬほど良いねん。フィルムとかでよく撮ってくれる。
ミ どれがおすすめ?
さ 『Ditto』とか。
〜2人でPVを視聴中〜
さ 良くない?
ミ (さやねえが)めっちゃ好きそう。いいね。
結果的にいくらでも雑談できた2人
さ ……内容、まとめれるか?これ。
ミ 長いよね(笑)
さ 長いし、とりとめがないことを話した気がする。
ミ 最後におすすめのものを聞いて終わるんだけど、ある?
さ 今(のおすすめ)?じゃあ『THE FIRST SLAM DUNK』かな。
ミ ちゃんとオチたね(笑)
さ 映画を観ましょう。いいですよあれは。
ミ いきなり観て大丈夫?
さ ファンとしては、大分削ぎ落とされてるんよね。漫画でやってた三分の一くらいしか映画で触れてないと思うんだけど。漫画を読んだ人としては、「あんなところにあんなものがある」とか「あそこ出たってことは、これは描かれなかっただけでもう終わった設定なんだ」とか、ファンとしてはワクワクするものがあるし、多分初めて観る人は余分なことが描かれてないから流れは入ってきやすいと思うんよね。(早口)
ミ 分かりやすくなってるってことね。
さ 分かりやすくはなってるけど、バスケやったことないとか試合観たことない人からすると、ちょっとテンポは早いかも。
ミ なるほどね。
さ 本物のバスケの試合みたいなテンポで進んでいくから。映像をパッと観て理解するのに時間かかるんだよねって人にはあんまり勧めはしないけど、『SLAM DUNK』へのファーストタッチとしてはすごくいいと思う。
ミ バスケの試合をチラッと観たことあれば大丈夫そう?
さ スポーツを観戦できる程度、サラッと観れる人にはいいと思う。
ミ じゃあ観れるかも。
さ オープニングがすげぇいいから、オープニングだけちゃんと刮目して観てて欲しいかな。
ミ 刮目(笑)
さ オープニング刮目して観たら、出てくる人がどういう立場でどんな感じなのかは何となくわかると思う。対戦相手とかも出てきかたによって「あぁ〜」って思うし。オープニングの流れでスーッと入っていけるから大丈夫。
ミ わかった。
さ 私の推しは三井寿やけん。(背番号)14番。
ミ 14番。
さ 観にいく人がいないなら全然一緒に行くよ?私、おとといレイトショー観に行った。
ミ (笑)3回目?よね?
さ 3回目。アニメと声優変わって抵抗ある人が多かったんだけど、観てみたら良かったっていう人がだいぶ多い。あと、スポ根って感じじゃない。「頑張ればできるよ!」って感じじゃないから、いいと思う。
ミ あざす。じゃあ載せておこう。
〜編集後記〜
最初に言うんだけど……長い!!!!!自分で収録しておいて言うなよって感じなんですが、思っていたよりも長くてびっくり&まとめるのが超大変でした。実際に隣で話しているというのもあって、話がスムーズに進むし、気心知れすぎててお互いにペラペラ喋れるしで、収録した時間以上の取れ高でした。これでもカットした部分がありすぎるのよ。
さやねえとは感覚が似ているところがあり、でもやはり違う人間であり、そんな2人の様子が伝わったらいいなと思います。お互いの人生を尊重できるところが2人のいいところだなと思うので、これからもたくさん会ったり、会わなかったりもしながら、それぞれの人生をやっていきましょう。
★次回予告
さやねえとの対談のアフタートークを更新予定!(こんだけ話しておいて、まだ話すんかいという声が聞こえてくるね)
少し時間がかかる予定ですが、お楽しみに……。