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「美味しい」とは

今回は少し小難しい話になります。ご容赦ください。

 

先ほど温かい味噌汁を飲みながら考えていたのですが、冬場に飲む温かい味噌汁は冬場に食べる冷たい高級フレンチよりも美味しいのではないかと思いましてですね、美味しい食べ物の最たるものに高級フレンチを挙げるあたり経験の乏しさが露呈していますがまあそれはいいとしましょう。

さて、どうですか?冬場に飲む味噌汁と冬場に食べる冷たい高級フレンチはどちらが美味しいと思いますか?僕個人としては温かい味噌汁の方が美味しいと思うんです。

で、ここで疑問に思ったことがありまして、味の良し悪しとしての美味しさは絶対に高級フレンチが勝るじゃないですか。っていうのを考えてて、「美味しい」という概念には二つの側面があるのではないかと思いまして、単純に味の良し悪しによって定められる単一概念(この言葉が正しいかはわかりませんが)としての美味しさ(五基本味を総合したものと捉えれば複合概念になるかもしれません)と、温度などのその他の要素を加味した、複合概念としての、料理の満足度を表す意味での美味しさがあるのではないかと。

食戟のソーマから得た知識では料理にはサーマルセンスという考え方があり、料理の温度差の変化を楽しむことで「美味しさ」を体感するというものがあるそうです。これはもう完全に美味しさを単一概念としての美味しさとしてではなく、複合概念としての美味しさとして捉えていると思うんです。もちろん、料理の温度によってレセプターの感度も変わるとは思うので単一概念としての美味しさが絶対的な尺度であるあるとは言えませんが。

とまあこのように「美味しさ」には(少なくとも)二つの側面があるのだと僕は主張したい。です。

 

それを前提として冬場に飲む味噌汁と冬場に食べる冷たい高級フレンチはどちらが美味しいかと言われると判断が難しいですよね。

単一概念としての美味しさは高級フレンチの方が上ですし、複合概念としての美味しさは温かい味噌汁の方が上だと僕は思います。

 

以上です。

Twitterに書くレベルのクソみたいな内容ですが、文字数が足りなさすぎてこっちに書いてしまった。許せ。

つまり、このクソ寒いときに飲むあったかい味噌汁、くっっっっそ美味いってことです。

 

 

 

アインシュタインの人