みなさんには理想のプロポーズなんてものはありますか?最初にこうやって疑問を投げかけるのが定番になりつつありますね。
今回は理想のプロポーズについてのお話です。よろしくお願いします。
さて、こちらの記事を読みましたか?
床下さんの考える理想のプロポーズと
meeeeeeeeen.hatenablog.com
モリオカさんの考える理想のプロポーズです。
正直な感想を述べると、床下さんは意味不明すぎて若干気持ち悪いですし、モリオカさんは夢見る乙女って感じでなんかアレです。いや別にいいんですけどね。人の理想にとやかく口出しする方がナンセンスです。僕は二人の意見を尊重します。ここでいう尊重とは無関心と同義です。
で、床下さんが意見を求めていたので少しばかり理想のプロポーズについて考えてみました。彼女もいないのに気が早いですが、そこは気にしたら負けです。
理想のプロポーズ。
これはかなりの難問です。一生に一度(であってほしい)しかない人生の大事な局面です。花を添えたくもなります。まして男性の場合、どちらかというとプロポーズはする側であることが多いです。こういうジェンダー論はあまり好きではないですが、まあ世の中の風潮がそうなので仕方ありません。
とにかく、一世一代のプロポーズです。真剣に考えないわけにはいきません。プロポーズの華は女性。男はそれを飾る額縁にすぎません。どこまでも相手の理想に寄り添うことこそが美学というものです。相手がサプライズ方式が好きな女性なのか、堅実な当たり障りのないプロポーズが好きな女性なのか、漢らしい内容にすべきか、誠実にすべきか、プロポーズのタイミングは?場所は?長さは?考え出すとキリがありません。
とまあ僕の場合は相手に寄り添ったプロポーズをしたいタイプなのですが、いかんせん今現在相手がいないので議論の進めようがありません。
なので、なくなく僕ならこんな感じだと嬉しいかなあみたいなものを考えることにします。なぜ俺が俺の喜ぶプロポーズを考えにゃならんのだ。くそう。
まあ、みなさんご存知(?)の通り、僕はめちゃくちゃ温厚な性格です。人も土地も季節も穏やかな物が好きです。理想の情景は「あたたかな縁側にふたり腰かけてお茶を飲む。小鳥がさえずり、木々がせせらぎ、蝶が花々を行き来する。特に会話をするでもなく、小皿に取り分けられた甘ったるい茶菓子を小さく切り分けて食む。お茶を飲む。大きく息をつく。」みたいなのです。
最高では?こんな感じのプロポーズにしてえ。
思いつきました。
場所は公園。季節は春。四月のまだ少し肌寒い時期のたまに来る暖かな一日です。小春日和。二人で何をするということもなく、散歩です。こないだこんなことがあってね、今度こういうことをするんだけど、そんなとりとめのない会話を交わしています。しばらく歩いて少し休憩しようかとベンチに腰掛けます。近くに桜なんかもあると風情でいいですね。どこかで飲み物やちょっとしたお菓子を買ってきてプチ花見だねなんて笑いつつ。そうしてぼーっとしていると公園の遊具で遊ぶ子どもたちとそれを見守る親が視界に入ります。
「まだ少し寒いのに子どもは元気だね、見て、あの子なんか半袖だよ。」
「風邪ひかなきゃいいけどね。」
「そうだね。でも、ああいうのってなんかいいよね、子どもが遊んでて、それを親が見守って、っていうの。」
「うん。」
しばしの沈黙。
ここです!このタイミングです!!!!!!
「結婚……。」
「……え?」
「結婚しよっか。」
はい、完璧。最高。ヴィクトリー。これがいい。俺これがいい。え?めっちゃよくないですか?俺は天才か?最高すぎるプロポーズだし、完璧すぎるプロポーズでしょこれは。これはもうこのまま街に出かけて一緒に結婚指輪選ぶでしょ。「これだと派手すぎるかな?」「そんなことないよ、似合ってる。一生に一回だもん、少し派手でも構わないよ。」とか言うでしょ。はーーーーーーー最高。
以上ですありがとうございました。
本音を言うとプロポーズは過程なので結婚という結果が得られれば俺は何でもいいです。どうでもいいです。ありがとうございました。
アインシュタインの人